【地縛少年花子くん】86話ネタバレ!ふたりの想いが通じ合い・・・

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『地縛少年花子くん』 86話では、すれ違っていた2人が涙とともに本音をぶつけ合います。この記事では、切なくも温かいこの名シーンを、じっくり振り返ります。

この記事を読むとわかること

  • 自縛少年花子くん86話のあらすじと感動の展開
  • 花子くんと寧々が心を通わせた告白とキス
  • キスシーンキスシーンとの違いや今後への期待

ついに心が重なった

『自縛少年花子くん』86話では、つねに互いを想いながらもどこかすれ違っていた花子くんと寧々の想いが、ついに真正面からぶつかり合います。

絶望的な状況の中でも気持ちが抑えきれずにぶつかり合い、ようやく通じ合った2人。作中屈指の名シーンと言えるでしょう。

絶体絶命!手を引いて逃げる寧々

彼岸行きの列車内で、輝の刀に追い詰められた花子くん

そんな彼の手を取り、迷いなく逃げ出す寧々の姿には、強い意志と覚悟が見えました。

「とにかく助けたい」その一心で行動する寧々の決意は、言葉を超えて花子くんにも伝わっていたはずです。

「なんで境界に来ちゃったんだよ」

逃げた先で、花子くんは寧々の手を振りほどき、「なんで境界に来ちゃったんだよ」と問いただします。

その言葉の裏には、彼なりの優しさと恐れが込められていました。

もし自分が祓われたら…もし寧々が巻き込まれたら…。それでも来てしまった彼女を責めずにはいられない、不器用な感情の現れでした。

「好きな人に会いに来たのよ!」

花子くんの言葉に、寧々は迷わずビンタをします。

そして涙ながらに胸ぐらを掴み、「好きな人に会いに来たのよ! 悪い!?」と感情をぶつけました。

この一言には、寧々の全ての想いと勇気が込められており、花子くんだけでなく読者の心にも深く響いたはずです。

寧々の涙と叫びが、花子くんの心に届く

これまで「自分がなんとかしなければ」と孤独に戦ってきた花子くん。

そんな彼にとって、寧々の涙ながらの告白と怒りは、心の壁を揺さぶる衝撃だったに違いありません。

強がりも皮肉も通じない、純粋な想いがぶつかったこの瞬間から、2人の距離は確実に変わり始めたのです。

「ずっと一緒にはいられない」

寧々の想いに触れた花子くんは、自らの心の内を初めて口にします。

ただの皮肉やからかいではなく、本気で寧々を想っていたことが、言葉の節々から滲み出ていました。

「一緒に大人にはなれない」「ずっと一緒にはいられない」。そんな現実と向き合う花子くんの不器用な優しさが、胸に迫ります。

自らの命と引き換えに幸せを願う

花子くんは、寧々の寿命を延ばすために、自らを犠牲にする選択をしようとしていました。

彼女が幸せに生きてくれるのなら、自分を恨んでくれてもいい。

そう語る彼の姿からは、本当は隣にいたかった気持ちと、それでも突き放そうとする切なさがにじみ出ています。

自分を恨んでもいい…それでも生きていってほしい

「幸せに生きていってほしい」。

その願いは、彼なりの精一杯の愛でした。

自分の行動が寧々を傷つけるとわかっていても、寧々の命を守ることが最優先だった花子くん。

そんな彼の想いが、ようやく本人の口から語られたのです。

優しさと想いが重なったキス

すれ違い続けてきた2人の心が、初めてやさしく、確かに重なった瞬間。それが、この86話のキスシーン。

「ごめん」「ありがとう」「好き」

すべての想いが、込められました。

「本当はずっと会いたかった」

「2度と合わないつもりでいたのに会えて嬉しい!」

離れようとしていたはずなのに、それでもやっぱり再会は嬉しい。

その正直な気持ちに、胸をギュッと締めつけられます。

後ろから抱きしめて、涙を拭って――

涙を流す寧々に、花子くんは静かに手を添え、頬を撫でます。

言葉にできない想いを、優しいキスで伝えた花子くん。

そこには、過去のどのキスとも違う、心の繋がりがありました。

初めての「心からのキス」

寧々もまた、このキスにようやく愛されていると実感します。

からかってばかりだった花子くんが、今回は本当の気持ちを見せてくれた――。

これは、「好き」と言わずに伝わった、心と心が通じ合った初めてのキスなのです。

これまでのキスとの違いは?

過去にも何度かキスシーンはあった花子くんと寧々。

でも今回のキスは、それらとは決定的に違うものでした。

なぜなら、そこには言葉にできないほどの感情が詰まっていたからです。

2巻や6巻のキスとは違う「気持ちが通じ合う瞬間」

2巻の「おまじない」のキス、6巻の「元気づけ」のキス。

それらはまだ、一方通行の気持ちや照れ隠しが色濃く出ていました。

ですが、86話はお互いの想いが重なった瞬間だったのです。

からかいでも、おまじないでもない――真実の想い

花子くんがいつもしていた軽口や冗談は、今回影を潜めています。

「好き」と直接は言っていないけれど、寧々は感じ取った。

この静かで深い告白こそが、86話が特別な理由なのです。

「大嫌い」と叫びながらも、「会えて嬉しい」と抱きしめる。

そんな矛盾だらけのふたりだからこそ、心から応援したくなります。

この記事のまとめ

  • 輝に追われる花子くんを寧々が救出
  • 寧々の告白とビンタで、花子くんの心の壁が崩れる
  • 花子くんの本音と寧々への優しさが明かされる
  • 再会を喜び合い静かなキスで想いが重なる
  • からかいやおまじないではない「心からのキス」
  • 2人の関係が一歩進んだ重要なエピソード

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