「踊る大捜査線」の最終話(第11話)は、シリーズの集大成として、仲間が傷つけられた怒りと、組織の壁に阻まれるもどかしさ、そしてそれを乗り越える絆が凝縮された傑作回です。
今回は、真下正義刑事の銃撃事件以降から最終話の見どころを段階を追って解説します。
FODに加入などしてしまったので、懐かしの『踊る大捜査線』TVシリーズなど観ている。真下刑事撃たれる~最終回の流れは何度観ても泣きそうになる。特にスリアミが辞表を出すこのシーン。
…中学生くらいから進歩してないのね、あたしってば。 pic.twitter.com/4HIY8VRovP
— こくあ@錯乱坊 (@TouSan_kubi) April 7, 2019
踊る大捜査線、第11話の見どころ:衝撃の幕開け、真下刑事、撃たれる
物語は、湾岸署の同僚である真下刑事が何者かに撃たれ、意識不明の重体に陥るという衝撃的な事件で幕を開けます。
緊迫する湾岸署
仲間が凶弾に倒れたことで、湾岸署全体が悲しみと怒りに包まれます。
特に、真下と親しい関係にあった雪乃の動揺、そして普段は冷静なすみれが見せる激情は、事件の深刻さを物語っています。
青島の怒りと決意
青島は、犯人への強い怒りを燃やし、必ず自らの手で逮捕することを誓います。
この個人的な感情が、彼の捜査をより一層突き動かす原動力となります。
踊る大捜査線、第11話の見どころ:捜査線上に浮かぶ男「安西」と、過去の未解決事件
湾岸署に設置された特別捜査本部。
室井を指揮官とし、捜査が進む中で、頬に傷のある男・安西(保坂尚輝)が容疑者として浮上します。
6年前の因縁
安西は、かつて和久平八郎が担当した未解決の警察官殺害事件の容疑者でもありました。
過去の事件と現在の事件が交錯し、物語に深みを与えます。
情報源への疑念
青島は独自の「モグラ(情報屋)」から安西の情報を得ますが、その入手経路を本店(警察庁)の監察官から疑われ、監視下に置かれてしまいます。
犯人を追いたい一心と、組織のルールとの間で青島は苦しみます。
「踊る大捜査線」今回で最終回でしたが、久しぶりに見てもやっぱり面白い、安西逮捕のシーンの過剰なまでの拳銃包囲場面はドラマならではですが、査問会議後も腐らずに警官続ける青島の姿が切なくも良い余韻を残す、エンディングで青島が走ってた理由も最終回で明かされる粋な演出。#踊る大捜査線
— シゲ (@yutomoya) September 23, 2024
踊る大捜査線、第11話の見どころ:室井慎次の決断と、青島との共闘
本店の捜査方針と、現場で犯人を追い続ける青島との間で、対立は深まっていきます。
そして、物語は最大の見せ場を迎えます。
「撃たせないでください」
青島が安西を追い詰める中、警察上層部は「犯人を射殺しても構わない」という非情な命令を下します。
これに対し、室井は「青島に、人を撃たせないでください」と上層部に懇願。
青島を守ろうとする強い意志を見せます。
現場への信頼
ついに室井は、自らの責任で現場を指揮することを決断。
「私が責任を取る」と宣言し、青島と共に犯人を追います。
組織の論理よりも現場の刑事を信じるという、シリーズを通して描かれてきた二人の理想の関係が、ここでついに形となります。
踊る大捜査線、第11話の見どころ:和久平八郎、最後の取り調べ
逮捕された安西は、真下を撃ったことは認めるものの、6年前の警察官殺害については黙秘を続けます。
そこで、定年退職の日を迎えた和久が、最後の取り調べに臨みます。
心の法律
和久は、安西を厳しく追及するのではなく、静かに青島の刑事としての姿勢について語りかけます。
「あいつには自分だけの法律がある、心の法律が」という言葉で、犯人の心を揺さぶります。
これは、和久が青島に託した刑事としての魂そのものであり、深い感動を呼びます。
踊る大捜査線、第11話の見どころ:まとめ
第11話は、仲間を思う刑事たちの熱い情、組織の中で信念を貫こうとするキャリアの葛藤、そしてベテランから若手へと受け継がれる刑事の魂という、「踊る大捜査線」のすべての魅力が詰まった最終話です。
青島と室井の絆が試され、そして確固たるものになる瞬間は、ファン必見の名シーンと言えるでしょう。



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