『盾の勇者の成り上がり』に登場するリーシアは、気が弱くおっとりした少女です。弓の勇者である樹の仲間でしたが、弱いからとパーティを追放され、尚文と行動を共にします。この記事では、リーシアがどのように力を得て覚醒していったのか解説します。
この記事を読むとわかること
- リーシアが、樹に見捨てられて尚文と出会う経緯
- 「変幻無双流」を習得し、投擲具の勇者として覚醒する過程
- 樹を救い、結ばれるハッピーエンド
弓の勇者に見捨てられる
リーシア・アイヴィレッドは、貧乏貴族の家に生まれた控えめで優しい少女です。悪徳領主の陰謀で誘拐されそうになった彼女を救ったのが、弓の勇者川澄樹でした。
「弱い」という理由で解雇
樹に深く感謝したリーシアは彼の「正義」に憧れ、その理想を支えたい一心で樹のパーティに加わることを決意しました。
しかし、持ち前の気弱な性格が災いし、戦闘で力を発揮できません。魔法も剣も扱えるものの中途半端で、仲間からは「器用貧乏」といわれます。
ついには「弱い」「足手まとい」という烙印を押され、理不尽なぬれぎぬを着せられ、樹のパーティから解雇されてしまいます。
身投げを決意するほどの絶望
尊敬する樹に見放されたリーシアは、自分には何の価値もないと信じ込んでしまい、悲しみのあまり身を投げようとします。
しかし、偶然その場を通りかかったフィーロに助けられたことで、彼女の命は救われます。
この出会いが、盾の勇者岩谷尚文との運命的なめぐり合わせへとつながるのです。
尚文との出会いがもたらした転機
尚文は、リーシアの姿にかつての自分を重ねていました。理不尽な冤罪により世間から見放された経験を持つ尚文は、彼女の苦しみを誰よりも理解していたのです。
尚文の「約束」
「おまえが強くなる方法を見つけるまで手伝ってやる。いや、強くしてやる!」
「約束しよう。絶対に、お前が強いと樹に思い知らせてやる!」尚文はリーシアに対して、誓いを立てました。
その言葉はリーシアに再び生きる希望を与え、彼女は尚文のパーティの一員として歩み始めます。
「百年に一人の逸材」
尚文に同行していた旅のさなか、リーシアは変幻無双流の師範エルラスラ・ラグラロック(通称ババア)に出会います。
気の流れを扱うこの武術において、リーシアは驚くべき素質を見せました。
ババアは彼女を「百年に一人の逸材」と評し、厳しい修行のなかでリーシアの才能を開花させます。
大器晩成型の覚醒
やがて彼女は「気」を自在に操る術を身につけ、指先ひとつで岩を砕くほどの力を得ます。
修行を経て、リーシアは戦闘スタイルを大きく進化させました。火・水・風・土など、すべての属性魔法に適性を持ち、さらに剣術と回復魔法も使いこなす万能型に成長しました。
いつも「ふぇええええ」とおびえていた気弱な少女は、今や仲間を守る立派な戦士へと成長したのです。
投擲具の勇者
その後リーシアは、マルティにだまされて闇落ちした樹と地下賭博闘技場で戦います。
闇落ちした樹と対決
樹との戦い・・・それはリーシアにとって、過去と向き合う戦いでもありました。
かつての恩人であり、想い人でもある樹は、カースシリーズに侵されて暴走が止まりません。
リーシアは樹を救うため、全力で立ち向かいます。
弓の聖武器に認められる
激戦の末、樹の弓の聖武器がリーシアの手に光を放ち、彼女を選びました。
こうしてリーシアは投擲具の勇者として正式に覚醒し、真の強者となったのです。
「弱い」とののしられ、うち捨てられた少女が、ついに自らの力で勇者へと成り上がりました。
リーシアと樹の結末
戦いの後、リーシアは呪いの後遺症に苦しむ樹の世話を自ら進んで引き受けます。彼女の献身的な支えによって、ふたりの間に新たな絆が芽生えました。
原作のウェブ版では、最終決戦後リーシアと樹は世界を巡る旅に出ます。
外伝では、ふたりの間に子どもが生まれたことも示唆されており、ハッピーエンドを迎えたことがわかります。
弱かった少女の成り上がり
尚文や樹に支えられながら、自らの力で道を切り開いたリーシア。その成長の軌跡は、『盾の勇者の成り上がり』という壮大な物語の中で、もう一つの「成り上がり」の象徴として輝いています。
この記事のまとめ
- リーシアは、弓の勇者樹に見捨てられ絶望の底にいた
- 盾の勇者尚文との出会いが、再起のきっかけとなる
- 変幻無双流の修行で「百年に一人の逸材」として覚醒
- 全属性魔法を操る万能戦士へと成長
- 闇落ちした樹を救い、投擲具の勇者に選ばれる
- 最終的に樹と心を通わせ共に旅立つ
- リーシアは努力と信念で弱さを乗り越えた



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