キャンプでやりがちなNG行動9選!初心者の方は要注意!

皆さんはキャンプをしたことがありますか?

初心者だけど、楽しそうだからやってみたい!と思われる方もいるかもしれませんね。

だけど少し待って下さい!

キャンプ場で絶対にしてはいけない『NGな行動』があることを知っていますか?

この記事では、初心者キャンパーの方がうっかりやってしまいがちなNG行動について解説していきます!

ぜひ参考にして、安全で快適なキャンプを楽しんで下さいね。

キャンプ場でのNGな行動:そもそもキャンプって何?

今でこそレジャーやスポーツのイメージが強い『キャンプ』ですが、もともとは軍事行動を表す言葉だったのをご存じですか?

厳しい自然環境の中で長期間の行軍を行えるように、必要最小限の装備だけで野営を続ける軍事施設のことをキャンプと呼んだのです。

それが青少年の教育目的に転用されたりしながら、一般に浸透していったわけですね。

レジャー用に管理されているキャンプ場は、自然を楽しむために安全が考慮された施設にはなっていますが、日常とは異なる自然環境の中で野営をする性質上、様々なリスクがあることは覚えておく必要があります。

キャンプ場でのNGな行動:これをやると危険!

美しい自然を満喫できるキャンプは、一歩間違うと大変な事故につながることもあります。

ここでは、初心者キャンパーが特にやってしまいがちなNG行動を4つ紹介していきますね!

使った食器や生ゴミを放置して寝る

楽しい晩餐が終わって、気が緩んだ時にやりがちなNG行動です。

野生動物が近寄ってきます。

本当に危険です!

これは絶対にやめましょう。

特に人里離れた山の中にあるキャンプ場などは、周辺に沢山の野生動物が生息していますので、食材や生ごみを放置すると夜中に野生動物がやってきます。

ゴミを漁られる程度で済めばいいですが、何せ隔てるものがテントの布一枚ですから、何が起きても不思議ではありません。

また、餌付けされた野生動物は人を襲うようになるため、最悪の場合は駆除することになったり、キャンプ場を閉鎖せざるを得なくなったりしてしまいます。

キャンプ場の管理者や利用者にとっても大迷惑というわけです。

余った食材は出しっぱなしにせず、必ずクーラーボックスに収納しておきましょう。

ゴミ類は匂いを出さないようにまとめて、テントや車にしまって下さいね。

焚き火に火をつけたまま寝る

これもやってしまいがちですが、とても危険です。

風が吹いたり、動物がぶつかって倒れる可能性があるためです。

たとえ残り火でも、芝生や枯れ草などに燃え広がる可能性はゼロではありません。

ひとたび燃え移ってしまえば、瞬く間に大惨事に発展することもありえます。

山のキャンプ場などでは、夜になると肌寒くなることが多いですが、焚き火をつけっぱなしにして寝ることはNGです。

必ず火消し壺などを使い、完全に消火したことを確認してから就寝しましょう。

テント内を換気せずに暖房器具を使う

冬の寒い時期などは、テント内で暖房や薪ストーブを使いたくなると思います。

ですが、この時に換気をおろそかにしてしまうと、一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります!

一酸化炭素は人体にとっては極めて毒性が強い気体ですが、無色無臭で人間には感知しにくいため、頻繁に死亡事故が起きています。

テント内で暖房器具を使う場合は、換気に細心の注意を払いましょう。

また、暖房器具を持ち込めるかどうかはテントの種類によって異なりますので、必ずチェックしておいて下さいね。

カセットコンロに大きな鉄板を乗せて使う

屋外での調理に便利なカセットコンロですが、カセットボンベ部分を鉄板で覆うような使い方はNG!

熱が加わってボンベ内の圧力が高くなり、爆発する恐れがあります。

同じ理由で、日中の車内にカセットボンベを保管することも危険。

必ず気温が40℃以下の場所に保管しましょう。

キャンプ場でのNGな行動:これをやると周囲の迷惑に!!

快適なキャンプを過ごすために、避けて通れないのがキャンプ場でのマナーです。

利用者がマナーを守らないと最悪の場合、キャンプ場を出入り禁止になってしまったり、施設が閉鎖して使えなくなるといった事態にも…。

そうならないためにも、周囲の迷惑となりうる行動には気を付けておきたいですよね。

では、特に注意しておきたい5つのNG行動をご紹介します!

チェックイン・チェックアウト時間を守らない

キャンプ場にもホテルや旅館と同じようにチェックイン・チェックアウト時間があります。

これを確認せずに指定された時間を過ぎてしまったりすると、キャンプ場スタッフや、次の利用者の迷惑になってしまいます!

チェックイン時間に到着が間に合わない場合は必ず連絡を入れましょう。

また、チェックアウト時間にはキャンプ場を去れるように、出発の準備をしておきましょう。

他人のサイトに侵入する

近道だからといって、他のキャンパーのサイトに立ち入るのはマナー違反です!

区画サイトであればサイトの境界が決められているので、その境界を越えて侵入しないように注意しましょう。

またテントなどの設営の際にも、ロープやペグが自分のサイトの境界からはみ出さないようにして下さいね。

夜間に大きな音を出す

若い世代のキャンパーにありがちなNG行動ですね。

キャンプ場には早い時間に就寝したい子連れの家族やシニア世代の方が来ている場合もあります。

22時を過ぎてもどんちゃん騒ぎなどするのは、他のキャンパーの迷惑となるのでNGです!

キャンプ場の消灯時間は大抵21時~22時のことが多いです。

この時間以降は遠くまで響くような音を立てないように気を付けましょう。

オートキャンプ場の場合は、車のエンジン音やドアの開閉音もNGです。

車への荷物の片付けなどはなるべく消灯時間までに済ませるようにして下さいね。

また、たとえ昼間であっても、スピーカーを大音量で流したりすることは周囲の迷惑になるのでNGです。

ゴミを放置して帰る

サイト内にゴミを放置することは当然NGです。

ゴミは持ち帰るか、場内に指定されたごみ捨て場があるので、そこで正しく分別処理を行いましょう。

ゴミの中にはガスボンベなど危険なものもあるため、分別ルールもしっかりと守って下さいね。

使いきれなかった薪や炭も同様に持ち帰るか、ゴミ捨て場で処理しましょう。

焚き火の灰もそのままにするのではなく、所定の処理場があるのでそこに持っていきます。

使ったサイトを来た時よりも綺麗にするように心がけると良いですね。

焚き火台をキャンプ場で洗う

焚き火台を炊事場で洗うと、灰や炭で炊事場が汚れてしまうのでNGです。

焚き火台は自宅で洗浄するようにして下さいね。

キャンプ場でのNGな行動:まとめ

いかがだったでしょうか?

キャンプ場を利用する際の注意事項が多いことに驚かれた方もいるかもしれませんね。

しかし、これらのルールやマナーを守ることはキャンプ場の存続や快適な利用のためには欠かせないことなのです。

今回は、キャンプ場でしてはいけないNG行動について解説させていただきました。

ぜひルールやマナーを守って、良い思い出が残るキャンプにして下さいね!

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