『黒執事』のアニメは、原作とは異なるオリジナル要素が多く含まれており、特に第2期は完全アニメオリジナルストーリーとなっています。
ファンの間では「アニオリはひどい?」という声もあれば、「オリジナル展開が面白い!」と評価する声もあり、賛否が分かれています。
この記事を読むとわかること
- 黒執事のアニメと原作の違いについて
- アニメオリジナルストーリーやキャラクターの特徴
- ファンの評価
「黒執事」のアニメは原作と何が違う?
『黒執事』のアニメは、原作に忠実な部分もある一方で、アニメオリジナルの要素が多く含まれています。
特に第1期の7話以降と第2期には、原作にない展開やキャラクターが登場し、ファンの間でも賛否が分かれています。
ここでは、アニメオリジナルストーリーの特徴や、原作にはいないオリジナルキャラクターについて詳しく見ていきましょう。
アニメオリジナルストーリーの特徴
『黒執事』のアニメは、特に第1期と第2期にアニメオリジナルストーリーが多く含まれています。
第1期は原作のエピソードをベースにしつつ、7話以降はアニメ独自の展開が加えられました。
また、第2期は完全にオリジナルストーリーで、原作とは異なる結末を迎えています。
このように、アニメ版『黒執事』は原作ファンにとっては驚きの展開が多い作品となっています。
オリジナルキャラクターの登場
アニメには、原作には登場しないオリジナルキャラクターが多数登場します。
特に第2期は、あくまで執事のクロード・フォースタスと少年貴族のアロイス・トランシーが、物語の中心人物として描かれています。
彼らは原作には登場しないため、原作ファンの中には違和感を覚える人もいましたが、アニメオリジナルの物語としては新たな魅力を生み出しました。
また、アニメ版ではセバスチャンの性格も若干異なり、より優しい面が強調されています。
黒執事のアニメ化は原作のどこまで?
『黒執事』のアニメは、これまでに第1期から第4期まで放送されており、それぞれカバーされた原作の範囲が異なります。
第3期以降は、ようやく原作のストーリーに沿った展開となっています。
第1期と原作との関係
アニメ第1期は、原作の1巻から4巻の内容をベースにしています。
しかし、物語7話の魔犬が登場するエピソードからはアニメ独自の展開も加えられ、特に最終回にかけては完全なオリジナルストーリーとなりました。この変更によって、原作のその後の展開とはつながらない形になっています。
第2期は完全オリジナル
第2期は、原作とは全く異なる完全オリジナルのストーリーが展開されました。
新キャラクターのアロイス・トランシーとクロード・フォースタスが登場し、彼らを中心にした新たな物語が描かれます。
このシーズンには、シエルが悪魔になるというバッドエンドもあり、原作のストーリーとは大きく異なります。
第3期『黒執事 Book of Circus』は原作に忠実
第3期『黒執事 Book of Circus』からは、再び原作のストーリーに沿った内容に戻りました。
このシーズンでは、原作6巻から8巻の「ノアの方舟サーカス編」をアニメ化しています。
さらに、OVA『Book of Murder』では、原作の「ファントムハイヴ邸連続殺人事件編」を映像化し、劇場版『Book of the Atlantic』では「豪華客船編」が描かれました。
第4期は『寄宿学校編』
2024年4月から放送された第4期は、原作の「寄宿学校編」をアニメ化したものです。女王の依頼で名門寄宿学校に潜入したシエルが、さまざまな事件に巻き込まれます。
原作に沿った展開になるため、原作ファンにとっても見どころの多い作品となっています。
アニオリはひどい?ファンの評価
『黒執事』のアニメオリジナル要素に対しては、ファンの間で賛否が分かれています。
特に第2期は、原作とかけ離れた内容だったため、「オリジナル要素が面白い」と評価する声もあれば、「原作を尊重してほしい」という厳しい意見も見られました。
ここでは、アニオリを肯定的に捉える意見と、否定的に見る意見の両方を紹介します。
オリジナル要素を評価する声
アニメのオリジナル展開を好意的に受け止めるファンの中には、以下のような意見があります。
「オリジナルキャラクターが個性的で面白い!」
「原作にはない展開だからこそ、先が読めずワクワクできる!」
「映像美や演出が優れていて、アニメならではの楽しさがある!」
特にアニメ第1期は、原作を知らない視聴者にも受け入れられやすく、アニオリならではの魅力があったと評価されています。
原作ファンの厳しい意見
一方で、原作ファンからは「オリジナル展開が不要だった」との声も多く聞かれました。
「原作に忠実なストーリーを期待していたのに、まったく違う展開になった…」
「特に第2期は、キャラの性格も変わってしまい違和感があった」
「アニオリ部分が雑に感じられ、原作の持つ深みが失われてしまった」
特に第2期のラストでシエルが悪魔になる展開については、多くの原作ファンが疑問を持ったようです。
黒執事アニメの魅力と今後の展開
『黒執事』のアニメは、オリジナル要素が多いことから賛否はあるものの、独自の魅力を持つ作品であることは間違いありません。
2025年4月には新シリーズ「緑の魔女編」の放送が決定しており、こちらも原作に沿った内容となっています。
この記事のまとめ
- 黒執事のアニメには原作と異なるオリジナル要素が多い
- 第1期は原作に沿いつつ途中からアニオリ展開も含まれる
- 第2期は完全オリジナルストーリーで賛否が分かれる
- 第3期以降は原作のストーリーに忠実な内容となる
- アニメオリジナルキャラクターが多数登場する
- ファンの評価は、アニオリを楽しむ派と原作重視派で分かれる
- 2025年の新シリーズは原作の「緑の魔女編」をアニメ化
- アニメと原作のどちらも異なる魅力があり、好みに応じて楽しめる
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