【黒執事】アニメ化どこまで？続きは何巻から？

『黒執事』のアニメに関して、「どこまで原作を映像化したの？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

1期・2期はアニメオリジナル展開が含まれ、3期・4期は原作準拠ですが、タイトルを見るだけでは、どれからみればいいのか迷うかもしれません。

この記事では、各アニメシリーズが原作のどこまで進んだのか、アニメの続きは何巻から読めるのかを詳しく解説します。

黒執事のアニメはどこまで放送された？

『黒執事』のアニメシリーズは、原作の展開と異なるオリジナルストーリーを含むものと、原作に忠実なものに分かれます。

1期・2期はアニメ独自の内容が多く、3期以降は原作に沿った形で制作されました。

ここでは、それぞれのアニメシリーズがどこまで原作をカバーしているのか詳しく解説します。

第1期（2008年）アニメオリジナル要素が多め

第1期は、原作の「切り裂きジャック編」（1巻～4巻）を元にした前半と、完全オリジナルストーリーを含む後半となっています。

特に、終盤の展開は原作と大きく異なり、独自の結末を迎えました。

第2期（2010年）完全オリジナルストーリー

第2期は、完全アニメオリジナルのストーリーで、原作には登場しない少年貴族アロイス・トランシーや、あくまで執事のクロード・フォースタスが登場します。

原作ファンにとっては賛否が大きく分かれる内容となりましたが、独自のストーリー展開を楽しめます。

第3期（2014年）原作6巻～8巻「サーカス編」

第3期『黒執事 Book of Circus』は、原作6巻～8巻に収録されている「ノアの箱舟サーカス編」を忠実にアニメ化しています。

1期・2期とのつながりはなく、原作に沿った物語が描かれました。

OVA（2015年）9巻～11巻「ファントムハイヴ邸連続殺人事件編」

OVA『黒執事 Book of Murder』は、原作9巻～11巻に収録されている「ファントムハイヴ邸連続殺人事件編」を映像化したものです。

名探偵スタイルのミステリー要素が強く、原作ファンには見応えのある内容となっています。

劇場版（2017年）11巻～14巻「豪華客船編」

劇場版『黒執事 Book of the Atlantic』では、原作11巻～14巻の「豪華客船編」をアニメ化したものです。

「死者蘇生実験」や「葬儀屋（アンダーテイカー）」の正体が明らかになる重要なエピソードが描かれています。

第4期（2024年）14巻～18巻「寄宿学校編」

2024年放送の第4期『黒執事 -寄宿学校編-』は、原作14巻～18巻の「寄宿学校編」をアニメ化したものです。

名門寄宿学校に潜入するシエルとセバスチャンが、学園に隠された謎に迫るストーリーです。

黒執事アニメの続きはどこから読める？

アニメを見終わった後、続きが気になる場合は、以下の巻から原作を読むとスムーズに楽しめます。

アニメ1・2期を見た人は？

1期・2期はオリジナル要素が強いため、その衝撃的な結末は原作とつながっていません。

原作に忠実なエピソードを楽しみたい場合は、6巻から読むのがオススメです。

アニメ3期まで見た人は？

3期『Book of Circus』を視聴した人は、9巻からの「ファントムハイヴ邸連続殺人事件編」を読むと、続きを楽しめます。

ただし、9巻～11巻はOVAとして映像化されているので、まずはOVAを視聴するのも良いでしょう。

アニメ4期まで見た人は？

4期『寄宿学校編』を視聴した人は、19巻88話から続きを読むと原作の最新エピソードへと繋がります。

黒執事アニメの今後は？

黒執事のアニメシリーズは、今後も続編が期待されています。

第5期（2025年春）「緑の魔女編」

2025年4月に放送する『黒執事 -緑の魔女編-』では、原作18巻～22巻のエピソードがアニメ化されます。

ドイツを舞台に、シエルとセバスチャンが「緑の魔女」と呼ばれる少女と対峙するストーリーが描かれます。

アニメ化の可能性がある今後の展開

5期以降にアニメ化が期待されるエピソードとして、以下の展開が挙げられます。

「青の教団編」（23巻～26巻）：スフィア・ミュージックホールの陰謀に迫る

「双子編」（26巻～）：シエルの過去が明らかになる

『黒執事』のアニメは、1期・2期ではオリジナル要素が多いものの、3期以降は原作に沿った内容で展開されています。

アニメ4期の続きは「19巻88話から」読むと、物語をスムーズに楽しめます。また、2025年春には第5期が放送され、今後のさらなるアニメ化にも期待が高まります。

黒執事の世界をもっと深く楽しみたい方は、ぜひ原作を読んでみてください！