【お隣の天使様】アニメは面白い？つまらない？どんな人におすすめ？

アニメ『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』（以下『お隣の天使様』）は、可憐なヒロインが登場するラブコメとして注目されています。しかし、一部では「つまらない」という声も。

なぜ、評価が分かれているのでしょうか。

この記事を読むとわかること

アニメがつまらないと言われる理由

アニメ『お隣の天使様』は、「美少女との隣人関係」「世話焼きヒロイン」「少しずつ近づく距離感」など、既視感のあるラブコメ要素が盛りだくさん。

「またこのパターンか・・・」と感じてしまい、物語に大きな起伏がないため飽きてしまうようです。

ヒロイン真昼のアップは丁寧に描かれている一方、背景や引きのカットでは、作画が崩れることもしばしば。

「シーンによってキャラの顔が違う」「衣装の細かいところが変わってる」など、気づいた人にとっては、集中が切れる要因になってしまいます。

主人公の周（あまね）は自己肯定感が低く、ややひねくれた発言が目立ちます。

その態度が「感情移入できない」という声につながり、物語のテンポを悪くしている印象を与えることもあるようです。

「お隣の天使様」は、真昼というヒロインの魅力が作品の軸。彼女の美しさや健気さに癒されるファンも多いです。

一方で「ヒロイン以外に見どころがない」「キャラ萌えだけでは物足りない」と感じる人も少なくありません。

一方、ラブコメの醍醐味である「もどかしい距離感」や「少しずつ変わる関係」は、丁寧に描いています。

「甘くて焦れったい恋愛模様が好きな人」にはピッタリの作風ともいえるでしょう。

タイトルは『お隣の天使様に駄目人間にされていた件』ですが、周は最初から家事が苦手で家はぐちゃぐちゃ､食生活はボロボロ。

真昼のせいで堕落したというより、むしろ生活や人間関係が改善されているともいえます。

これでは、「駄目人間にされていた」どころか、「救われた話」ではないかとも思えます。

このズレが「タイトル詐欺？」「期待していた内容と違う」という不満につながっているようです。

ヒロイン真昼を演じる石見舞菜香さんの声と演技は、ファン必見のクオリティ。

「石見さん目当てで観る」という声も多く、その演技力が作品を支えているのは間違いありません。

『お隣の天使様』は2000〜2010年代のギャルゲー風の展開が多く、「懐かしい」「平成感がある」とポジティブに受け止める人もいます。

テンプレを楽しむ「様式美」として見ると、むしろ心地よさを感じるかもしれません。

『お隣の天使様』は、ドキドキの展開や大きな事件はなく、おおむね穏やかでほのぼのとした流れの日常系。

「刺激より癒しを求めたい」場合は、日常のストレスから離れられる作品です。

この記事のまとめ