【あぶない刑事 第1話ロケ地】横浜の名シーン徹底解説!デート喫茶「パピオン」など撮影場所を巡る旅

ドラマ

舘ひろしさんと柴田恭兵さんが主演の伝説的刑事ドラマ「あぶない刑事」。その記念すべきシーズン1第1話「暴走」のロケ地が今再び注目を集めています。

本記事では、あぶない刑事 第1話に登場したロケ地や撮影場所を徹底解説。特に印象的だった「デート喫茶パピオン」や、80年代の横浜の風景がどこで撮られたのかを詳しく紹介します。

懐かしさと共に、当時のドラマ制作のリアルな背景を知る旅へご案内します。

この記事を読むとわかること

  • あぶない刑事第1話の主なロケ地と撮影背景
  • 港警察署やデート喫茶など印象的なシーンの場所
  • 80年代の横浜が持つ映像的・文化的魅力

あぶない刑事 第1話のロケ地はどこ?横浜の撮影場所を総まとめ

伝説の刑事ドラマ「あぶない刑事」は、横浜を舞台にしたリアリティあふれる演出で、多くの視聴者を魅了しました。

特に第1話「暴走」では、80年代の横浜の街並みがそのまま映像に収められ、今見ても当時の雰囲気が伝わってきます。

ここでは、視聴者の記憶に残る代表的なロケ地や撮影場所を、実際の映像や背景とともに紹介します。

まず注目したいのが、事件の中心として登場するデート喫茶「パピオン」です。

ここは実在した店舗ではなく、横浜市内の店舗やスタジオセットを組み合わせて撮影されたとされていますが、伊勢佐木町周辺にある当時の喫茶店がロケ地の候補と言われています。

シーン内では、昭和の雰囲気漂う看板や内装が映され、今ではなかなか見られない「デート喫茶」という文化が垣間見えます。

次に、爆破された車が登場するシーンや、マスターが襲われる場面など、港町横浜ならではの広い通りや倉庫街が背景になっていました。

特に印象的なのが、赤レンガ倉庫のような建物が映り込むシーン。

これは、現在も観光地として人気の高い横浜赤レンガパーク周辺で撮影された可能性が高いです。

さらに、容疑者今村が姿を見せるラストの場面では、レミの部屋のベランダからの眺めが映し出されます。

この場面では、遠くに見えるベイブリッジのような港湾設備が写っており、山下公園近辺がロケ地であると推測されています。

当時の横浜の街並みを今と比較して観るのも、このドラマの楽しみの一つです。

こうしたロケ地は、今や観光地としても人気で、ファンにとっては聖地巡礼の名所にもなっています。

第1話に登場する横浜の街角は、80年代のドラマが持っていた泥臭さや人情味を見事に表現しており、作品世界に深く引き込まれる魅力があります。

ドラマの舞台・港警察署のモデルとなった場所

「あぶない刑事」の物語の中心となる警察署、それが港警察署です。

この架空の警察署は、神奈川県警の一部署として登場しますが、そのモデルとなった場所はどこだったのでしょうか?

当時のロケ撮影の背景を探ると、実在する警察署の外観が使われていたことがわかります。

実在する交番・警察署の外観を使用?

第1話を含む複数の回で登場する港警察署の外観には、横浜市中区の旧本牧警察署や山下町付近の建物が使用されたとする説があります。

特に、横浜港周辺の倉庫街に隣接する公的施設の建物が多く使われ、実際の警察署ではない場合もありました。

リアルな警察署の雰囲気を演出するため、近代的すぎない建物が意図的に選ばれていたようです。

警察署内部の撮影はセットか?

一方で、警察署内のシーンは、ほぼすべてがスタジオセットで撮影されたとされています。

捜査課のデスク周辺、取調室、資料室などのセットは、撮影所内に常設され、シリーズ全体を通して使い回されていました。

これにより、照明や撮影アングルが安定し、演技もしやすくなるため、俳優陣の自然な動きも可能になったと言われています。

こうして、実在の建物とスタジオセットを巧みに組み合わせることで、「あぶない刑事」の世界観は作り上げられていました。

視聴者にとっては、本物の警察署のように感じるリアルな映像体験が、作品への没入感を高める要因となっています。

登場人物の名シーンが撮影された場所

「あぶない刑事」の魅力のひとつは、俳優たちが演じる印象的な名シーンの数々です。

その中でも、第1話「暴走」に登場するロケ地は、キャラクターの個性や物語の緊張感をより強く印象づけています。

ここでは、記憶に残る名場面の撮影場所を、映像の背景から紐解いていきます。

サウナシーンの撮影場所とは?

第1話で話題になったのが、鷹山(舘ひろし)と大下(柴田恭兵)のサウナシーンです。

2人がほぼ裸で会話を交わすこの場面は、当時のトレンドを感じさせるインパクトあるカットでした。

この撮影に使われたのは、横浜市内の老舗サウナ施設とされており、特定は難しいものの伊勢佐木町や関内エリアに当時存在した施設の可能性が高いです。

レミの自宅のロケ地はどこ?

物語終盤、今村から電話がかかってくる重要な場面で使われたのが、デート喫茶の店員・レミの自宅です。

この部屋のベランダからは、港の風景が映し出されており、山下公園や港の見える丘公園付近が背景となっていたと考えられます。

実際のロケ地は古いアパートまたは借家で、内装はスタジオセットとの組み合わせだった可能性が高いですが、横浜らしい景観を最大限に活かした演出となっていました。

また、爆破を未然に防ぐために大下が爆弾を水中に投げ込む場面では、実際の横浜港の埠頭が使用されているとされます。

この場面では、港の雰囲気がストーリーの緊張感を高め、ドラマのクライマックスを盛り上げました。

このように、登場人物の感情とロケ地が強くリンクしているのが、「あぶない刑事」の演出の巧みさでもあります。

あぶない刑事の横浜ロケの魅力とは

「あぶない刑事」は、その独特の映像美と舞台設定で多くのファンを魅了しましたが、特に横浜ロケの魅力はシリーズを語るうえで欠かせません。

第1話「暴走」でも、街並みや建物、港の風景など、あらゆるカットに横浜らしさがにじみ出ていました。

では、なぜ横浜がこれほどドラマに深みを与えたのでしょうか?その理由を紐解いていきます。

横浜という舞台が生んだリアリティと雰囲気

横浜は、東京に近接しながらも異国情緒と歴史を感じさせる街並みが魅力の都市です。

赤レンガ倉庫や山下公園、中華街、そして港の風景は、ドラマに重厚な空気感を与え、刑事ドラマに必要な「都会の陰影」を演出するには最適な舞台でした。

港町独特の開放感と、倉庫街や裏路地が醸すスリルが、作品のスピード感や緊張感を支えていたのです。

横浜メリーを彷彿とさせる演出も?

第1話では、目撃者の老婆が登場しますが、視聴者の中にはこの女性に伝説の人物「横浜メリー」を重ねた人も多かったようです。

白塗りの装いこそないものの、伊勢佐木町でジュースを飲むその姿には、どこかメリーさんの影が感じられました。

私が横浜に来た頃はすでに姿を消していた(ドキュメンタリー映画によると、晩年は郷里の養護施設に収容されたそうです)

このように、実在の都市伝説や人物の面影を匂わせる演出も、ドラマの奥行きを深めていました。

当時の横浜には、現在のような整備された観光地の顔とは別に、昭和の名残を感じさせる雑多な風景が広がっており、それが「あぶない刑事」の世界観にぴったりとマッチしていました。

【まとめ】あぶない刑事 第1話のロケ地で80年代横浜を追体験しよう

「あぶない刑事」第1話「暴走」は、昭和の終わりを感じさせる横浜の街並みが舞台となり、その臨場感と時代の空気を映し出しています。

リアルなロケ地と作り込まれたセットを組み合わせた演出は、今なお多くのファンの心をつかんで離しません。

そして今、そんなロケ地を巡ることで、当時の空気感や登場人物の心情を実際に追体験することができるのです。

第1話に登場する主な撮影場所は、伊勢佐木町、赤レンガ倉庫、港の見える丘公園周辺など、現在も訪れることができるスポットばかりです。

特に港エリアや古い街並みは、当時と変わらぬ雰囲気を残しており、ファンにとっては聖地巡礼としての魅力も十分です。

ロケ地を訪れ、撮影された場所と当時の映像を見比べることで、ドラマの世界がより身近に感じられるでしょう。

また、「あぶない刑事」は80年代のファッションや車、街の空気感など、時代性を色濃く反映した作品でもあります。

それらを映像だけでなく、実際の風景の中で感じ取ることができるのは、横浜ロケならではの魅力です。

過去の名作に新たな視点で触れたい方や、懐かしい時代を旅してみたい方にとって、「あぶない刑事」ロケ地巡りは格好のエンタメ体験になるはずです。

ドラマの世界と現実の風景が交差する瞬間に、あの時代の「危なさ」と「かっこよさ」が、ふたたび息を吹き返します。

横浜を歩きながら、ぜひあなた自身の「あぶない刑事」の物語を感じてみてください。

きっとそこには、ドラマだけでは味わえなかった新たな発見が待っています。

この記事のまとめ

  • あぶない刑事第1話の舞台は横浜の各地
  • デート喫茶や港警察署など実在ロケ地を解説
  • 80年代の横浜の街並みや空気感も魅力
  • 横浜メリーを彷彿とさせる演出にも注目
  • 聖地巡礼にもぴったりなロケ地紹介記事

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