『正反対な君と僕』で何度も名前が登場する「ガパチョ」。最後まで姿が描かれることはなかった不思議な存在、ガパチョの正体について考察してみました。
この記事を読むとわかること
- ガパチョの登場シーン
- 谷・鈴木・山田とガパチョの関係
- ガパチョの正体について考察
- 卒業式の写真を撮るシーンに込められた演出意図とは?
ガパチョの登場シーン
山田の会話を中心に、物語のさまざまな場面で名前が登場するガパチョ。しかし、その姿が描かれるシーンはありません。
一緒に帰る鈴木と谷を目撃
1話では、昼休みの教室で「鈴木と谷が一緒に帰る姿をガパチョが見かけた」と山田が言い出します。
そして、「な~お前、谷と付き合ってんの?」と悪気なく尋ねる山田。必死で否定する鈴木。
この小さな事件がきっかけで谷への恋心を山田たちに伝えた鈴木は、彼らに背中を押されて谷に告白しました。
山田と西さんの写真を撮る
64話の卒業式では、山田と西さんのツーショット写真をガパチョが撮影する様子が描かれています。
西さんは「ガパチョさん」と呼んで会話しています。ガパチョは山田を介して、西さんとも面識があるのですね。
姿がなくても、こうした会話を通してガパチョの存在を感じることができます。
ガパチョと主要キャラの関係性
ガパチョが登場する機会はありませんが、登場人物との関係性からその立ち位置が少しずつ見えてきます。
山田の親しい友人
「ガパチョのおすすめのアイス」といった感じで、ガパチョの話題を出すのは、いつも山田です。
山田の会話の中では、自然にガパチョの名前が登場していて、気軽に話せる友人同士であることが分かります。
中学または高校1年生のときに山田と同じクラスで、親しくなったのかもしれません。
鈴木や谷は名前しか知らない
「鈴木と谷が一緒に帰る姿をガパチョが見かけた」という山田の言葉から、ガパチョは鈴木や谷の名前と顔を知っています。
一方で鈴木や谷は、ガパチョの名前を聞いたことはあっても面識はないようです。
そのため「誰だよガパチョ」という反応でした。
ガパチョの人物像
ガパチョを直接描いたシーンはありませんが、ある程度の人物像を山田の話から想像することができます。
好奇心が強い
鈴木と谷を見かけたエピソードなどから、ガパチョは周囲の様子をよく観察している人物だと考えられます。
鈴木と谷の関係について興味を持っている様子から、友人の恋愛を面白がって話題にするような好奇心の強さがうかがえます。
また、山田と親しいことから、いいヤツであることは間違いありませんね。
独特のセンスの持ち主?
山田の口からは、中学時代の修学旅行で風景写真ばかり注文して親に怒られた思い出が語られています。
人物写真より風景を選ぶあたりに、少し独特な感性が感じられます。
このエピソードは、ガパチョの個性的な一面を示す印象的な話として語られています。
ガパチョの正体を考察
作中では何度も名前が登場するにもかかわらず、ガパチョは最後まで姿が描かれません。ガパチョの正体は作中で説明されず、読者の間でさまざまな考察がされています。
ガパチョの視点は読者の視点?
64話では、卒業式で山田と西さんのツーショット写真を撮るガパチョの視点が描かれていました。
ガパチョの視点は、そのまま読者の視点と重なっています。
この演出から、「ガパチョは読者自身」という解釈がネット上で広がっています。
ガパチョは読者なのか?
つまり、登場人物たちを見守っていたガパチョという存在が、じつは読者自身であったという説です。
姿が描かれないまま写真を撮る役割を持つことが、「ガパチョ=読者」説の根拠と考えられています。
この描き方によって、ガパチョは友人キャラでありながら物語の外側にいる存在と解釈できるのです。
この記事のまとめ
- 山田の話に何度も登場するガパチョは、姿を見せない謎の存在
- 谷と鈴木が一緒に帰るのを目撃した人物
- 山田の親しい友人で、西さんとも言葉を交わす
- 最終話では、山田と西さんの写真を撮る
- 写真を撮る視点が読者と重なる演出
- ガパチョ=読者という解釈が、読者のなかでは有力



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