『黒執事』では、10歳の誕生日に屋敷が襲撃されたシエル・ファントムハイヴの壮絶な運命が描かれています。
この記事では、シエルの過去に起こった事件や儀式、悪魔との契約について詳しく解説します。
この記事を読むとわかること
- シエルが本来は双子の弟で、兄の名前を名乗っている理由
- ファントムハイヴ家襲撃の経緯と、悪魔召喚の儀式
シエルの過去に起こった出来事とは?
『黒執事』に登場するシエル・ファントムハイヴは、壮絶な運命をたどっています。
彼は双子の弟で、本来「シエル」と名付けられたのは兄のほうです。
幼い兄弟の運命を大きく変えたのは、ファントムハイヴ家の襲撃と、その後に行われた悪魔召喚の儀式でした。
双子の兄「シエル」の存在
シエルは、ファントムハイヴ家の双子の弟として誕生しました。
二人は鏡のようにそっくりな外見をしていましたが、立場には大きな違いがありました。
兄は「シエル」と名付けられ、爵位や家督を継ぐことが決まっていましたが、弟の正式な名前はまだ明かされていません。
ファントムハイヴ家襲撃事件
シエル兄弟の10歳の誕生日、それは本来多くの人々に祝福されるはずの特別な日でした。
しかし、その夜にファントムハイヴ家が襲撃されるという悲劇が起こります。
両親や使用人、さらに飼い犬のセバスチャンまでが殺され、兄弟は拉致されてしまいました。
悪魔召喚の儀式と契約の真相
囚われたシエル兄弟は、ある貴族たちの秘密の集会へと連れて行かれます。
そこでは黒魔術が行われており、彼らは悪魔召喚の生贄として捧げられることになりました。
貴族による黒魔術の儀式
黒魔術を実践する貴族たちは、満月の夜に悪魔を召喚する儀式を執り行います。
そのためには、強い「穢れ(けがれ)」を持つ生贄が必要とされていました。
アニメや漫画では詳しく描かれていませんが、貴族たちの手によって兄弟は辱めを受けたと考えられます。
兄シエルの死
黒ミサが始まり、貴族たちは生贄として兄シエルを殺害しました。
神なんていない・・・この地獄から抜け出すには、悪魔にすがるしかない
残された弟の強い願いが、悪魔を召喚します。
セバスチャンとの契約内容
召喚された悪魔は、弟に契約を持ちかけました。
弟は「復讐の力」を求め、契約を結ぶことになります。
契約内容は以下の3つでした。
- 契約者に嘘をつかない
- 契約者の命令には絶対服従
- 契約者の復讐が終わるまで守る
こうして、弟は「シエル・ファントムハイヴ」として生きることを決意し、復讐の道を歩み始めました。
この記事のまとめ
- シエルは双子の弟で本名は不明、本来の「シエル」は兄だった
- 10歳の誕生日にファントムハイヴ家が襲撃され、家族を失う
- シエル兄弟は黒魔術の儀式に生贄として捧げられる
- 兄シエルが殺され、弟が悪魔と契約、「シエル」を名乗り復讐を誓う
- 契約によってセバスチャンが執事となり、シエルを守る
- この過去がシエルの強い復讐心と生きる理由につながる
コメント