【自縛少年花子くん】114話ネタバレ解説!改変された世界で 

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『自縛少年花子くん』114話では、時計守によって改変された「怪異のいない世界」が舞台になります。

婚約者として振る舞う輝と葵、亡き母と一緒に料理を楽しむ光――改変された世界で、彼らは何を感じているのでしょうか。

この記事を読むとわかること

  • 輝と葵が婚約者となった背景と、ふたりの本音
  • 改変された世界では、光の母やミツバは生きている

輝と葵は婚約者に?

改変後の世界では、輝と葵が婚約していることがわかります。

7歳で交わされたという婚約は、命を守るという重責を伴ったものでした。

葵の命を守るための婚約

赤根家の血を引く葵は、怪異に「贄」として選ばれやすい存在です。

そのため、強い退魔の力を持つ源家とつながることで、葵の命を守る意図がありました。

形式的な婚約に見えて、実は命に関わる深い事情が隠されていたのです。

本音を隠して婚約者を演じる

表面上は婚約者として振る舞うふたり。しかし、葵は茜が好きで、輝もその想いを察しています。

2人とも親や家の都合に合わせて「役割」を演じているだけに過ぎません。

そんな中でも互いへの理解や尊重が垣間見えます。

亡くなったはずの母が生きている!

この改変された世界で、最も衝撃的な展開のひとつが、光が亡き母と料理をしているシーンです。

何気ない日常の中で一緒に料理をするその光景は、平和でありながら、心に重くのしかかります。

母の手料理は・・・

鼻歌を歌いながら機嫌よく料理をする母。手際の良さをほめてもらって照れ笑いする光。

ウニのような真っ黒な物体の正体はメンチカツ・・・輝の料理スキルは、母譲りだったようです。

5人家族のはずなのに

光は、無意識に3人分のお皿を準備していました。今日は父も帰ってくるから、5人分のはず。

これで合ってる気がしたんだけどなーと、首をかしげる光。

改変された世界の中でも、少しずつ「以前の記憶」のようなものを感じ始めているのでしょうか。

「惣助」からの電話

光に電話がかかってきます。ミツバからでした。

当たり前のように「惣助」と呼びかける光。

この世界ではミツバは生きていて、光にとって人間の友達のひとりなのでしょう。

「霊を呼び出す遊び」をしていたミツバの後輩が消えてしまう事件が発生し、光の力を借りたいといいます。

『自縛少年花子くん』114話で描かれた、かりそめのしあわせ

114話では、改変された世界がもたらす「かりそめのしあわせ」が丁寧に描かれています。

過去を改変することは、救いと同時に、再びの別れや矛盾をもたらすというテーマが強く印象づけられました。

この記事のまとめ

  • 改変された世界では、輝と葵が幼少期からの婚約者
  • 婚約者を演じつつ垣間見える本音が切ない
  • 輝と光の母が生きていて、光と一緒に料理をする
  • ミツバも生きていて、光に電話がかかってくる
  • 消えた生徒事件は、怪異復活の兆しかも

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