人気ラブコメ作品『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(以下、『お隣の天使様』)について、原作小説の完結説や打ち切り説などが流れています。甘くてやさしい物語の続きは、もう読めないのでしょうか?
この記事を読むとわかること
- 『お隣の天使様』が完結、打ち切りなどと誤解された理由
- サイトの更新は休止しているが、書籍と漫画は継続中
- アニメ第2期の制作状況
『お隣の天使様』完結・打ち切りしていない!
『お隣の天使様』は書籍版や漫画版が継続中で、完結や打ち切りといった情報は完全な誤解です(2025年7月時点)。
書籍版は11巻まで刊行
書籍版『お隣の天使様』は、2025年7月時点で本編11巻と短編集2巻の計13冊が発売されています。
刊行ペースはややゆっくりですが、物語はまだ完結していません。
漫画版は5巻まで刊行
一方、漫画版も単行本5巻までが発売されており、こちらも完結や打ち切りの兆候はありません。
人気が安定しており、アニメ化との相乗効果も大きいため、継続の可能性が高いと言えるでしょう
原作は「小説家になろう」で連載
『お隣の天使様』の原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた無料公開のWeb小説です。
ウェブ版の更新が休止
完結説や打ち切り説などが流れた原因はウェブ版、つまり「小説家になろう」での連載状況にあるようです。
ウェブ版は2021年7月9日を最後に、約2年8ヶ月間更新が止まっていました。
2024年3月に更新が再開しますが、2025年3月以降は再び更新が休止しています。
作品は休止していない
ウェブ版休止の理由について、作者の佐伯さんから明確な理由は公表されていませんが、書籍化とアニメ化による多忙が主な要因ではないかと推察されます。
書籍版はコンスタントに刊行され、アニメも2026年4月に第2期の放送が開始される予定で、作品そのものは今も休止することなく進んでいます。
無料で収益化できない「なろう」の更新を休止し、書籍をはじめとする商業展開にシフトしたと考えられます。
なぜ「休止」や「打ち切り」の噂が広がったのか?
それでは、なぜ休止や打ち切りといった不安な情報が広がってしまったのでしょうか?
更新停止と刊行ペースのズレで不安が拡大
前述の通り、ウェブ版の更新が休止していたことに加え、書籍版の刊行ペースも一定していませんでした。
1巻から2巻までは4ヶ月、4巻から5巻までは半年以上と、バラバラなペースが続いていました。
そのことにより、一部のファンの誤解を生んだと考えられます。
SNSやネット掲示板での誤解
噂の拡大を後押ししたもう一つの要因は、SNSや掲示板での憶測が一気に広まったことです。
書籍版とウェブ版の違いを知らないユーザーが、「作品が打ち切りになった」などと誤解したと考えられます。
つまり、情報の一部だけが拡散されたことが、噂の温床になったと言えるでしょう。
アニメ第2期も放送決定
『お隣の天使様』アニメ第2期は、2026年4月からの放送が決定しています。
第2期は原作第5巻から
アニメ第1期では、周と真昼が恋人になるまでが描かれ、原作第4巻までがアニメ化されました。
アニメ第2期では、その続きにあたる第5巻からスタートすると予想されています。
真昼の魅力が物語を支える
シリーズ人気を支えているのが、ヒロイン真昼の存在です。
容姿端麗・頭脳明晰・家事万能という完璧なヒロインですが、どこか孤独な内面を持つ真昼。
そんな彼女が周と少しずつ心を通わせていく過程が、多くの読者を惹きつけています。
青春イベントが満載
第2期では、文化祭などのイベントや季節行事が多数登場し、恋愛模様に彩りを添えてくれます。
青春×ラブコメの真骨頂を味わえる展開となっており、甘くて切ない時間が描かれることでしょう。
ネット上の噂に惑わされず、これからも『お隣の天使様』を心から楽しみましょう。
この記事のまとめ
- 『お隣の天使様』は、完結や打ち切りではない
- 書籍版は11巻、漫画版は5巻まで刊行されており進行中
- 背景にWeb小説版(「なろう」)の更新停止がある
- SNSなどの誤解から完結・打ち切り・休止などの噂が拡散
- Web小説版から商業作品への移行が主な背景
- アニメ第2期は2026年4月から放送決定
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