【ラブライブ！スーパースター!! 】3期10話きな子回の感想 　

『ラブライブ！スーパースター!! 』3期10話の中心は2期生の桜小路きな子。作詞を任される重圧や、生徒会長推薦という新たな試練に直面しながらも、仲間や先輩、後輩との関わりを通じて大きな一歩を踏み出します。

ラブライブ スーパースター 10話の核心は桜小路きな子の成長

3期10話は、桜小路きな子にとって転機となるエピソードでした。

作詞という大役や、生徒会長という重責を前に悩みながらも、彼女は仲間に支えられ、自分の弱さと向き合いながら成長していきます。

地区大会突破から東京大会へ

物語は、Liella!が地区大会を突破し、次なる東京大会に挑むところから始まります。

大会のステージに向けて、新しい楽曲を披露する準備が進む中、きな子に作詞を任せたいという提案がなされます。

突然の大役に驚きと不安を隠せないきな子ですが、仲間からの後押しを受け挑戦を決意しました。

作詞に挑むきな子の苦悩と決意

しかし、東京大会という大舞台を意識するあまり、言葉が浮かばず筆は止まってしまいます。

「自分の作詞でみんなを笑顔にできるのか」という重圧に押しつぶされそうになりながらも、仲間を笑顔にしたいという気持ちがきな子を支えます。

悩み、迷いながらも、前へ進もうとする姿こそが、この10話の核心といえるでしょう。

葉月恋との絆が導いた生徒会長への道

生徒会長の葉月恋先輩は自分の後任を探すなかで、きな子に可能性を見出します。悩むきな子を励ましながら、恋先輩自身もまた母の遺した学校を守る重責を抱えていました。

恋先輩が見出したきな子の強さ

恋先輩は、真面目で不器用、そして頑固なきな子に自分と似た強さを感じます。

お互いに重圧を抱えながらも前を向く姿に共鳴し、恋先輩は後任としてきな子を推薦しました。

この瞬間、きな子は仲間からだけでなく、憧れの先輩からも信頼を託されたのです。

後輩マルガレーテからの励まし

さらに後輩のマルガレーテも、きな子を後押ししてくれました。

自分のために力になりたいと言ってくれたマルガレーテ。きな子にとって後輩から尊敬される先輩としての自覚を与えてくれた存在です。

先輩から託され、後輩に支えられることで、きな子はようやく一歩を踏み出す決意を固めました。

「笑顔のPromise」に込められた想い

きな子が仲間たちからもらった言葉や気持ちは、やがて歌詞になります。

それが東京大会で披露された新曲、仲間との絆を表現した「笑顔のPromise」でした。

仲間からのメッセージが生んだ歌詞

行き詰まっていたきな子を救ったのは、仲間たちから寄せられた応援の言葉です。

「ひとりじゃない」「みんながいるから頑張れる」というメッセージが、きな子の胸を満たしました。

その想いが言葉となり、自然と歌詞が生まれていったのです。

Liella!と共に歩む未来への第一歩

完成した楽曲は、きな子の想いとLiella!の絆が込められた象徴的な一曲となりました。

そして東京大会では、きな子がセンターを務め、見事優勝を果たします。

彼女がLiella!の一員としてだけでなく、次代を担う存在へと成長した瞬間でした。

生徒会長就任と新しい時代の始まり

きな子はついに生徒会長として名乗りを上げ、学校の未来を背負うことを決意します。

その姿は、これまで頼りなかった彼女とは別人のように堂々としていました。

きな子の真心あふれるスピーチ

就任スピーチでは、用意した原稿ではなく、自分の心から溢れる言葉を伝えました。

私は一人じゃない。みんなが支えてくれるから頑張れる・・・

等身大のきな子だからこそ響くスピーチでした。

恋先輩から次代へのバトン

初代生徒会長の葉月恋は、自分が守ってきた学校をきな子に託しました。

「きな子さんが作る学校は素敵になりそう」という言葉は、恋先輩からの最大の信頼の証です。

この瞬間、結ヶ丘の新しい時代が幕を開けました。

『ラブライブ！スーパースター!! 』3期10話を振り返って

『ラブライブ！スーパースター!! 』3期10話は、桜小路きな子の成長と新時代の幕開けを描いた感動回でした。

弱さを抱えながらも仲間に支えられ、先輩から想いを託され、後輩に慕われる存在へと成長した姿は、神回と呼ぶにふさわしいものでした。