ハロウィンの夜は「ヴァンパイア」になろう!

店頭にハロウィングッズが並び始めると、ワクワクしますね。今年は、男女ともに人気のヴァンパイアに仮装しませんか。恐ろしさだけでなく、美しさや気高さも持ち合わせたヴァンパイアになりきるメイクのコツや、「吸血鬼」「ヴァンパイア」「ドラキュラ」の違いなどについて解説します。

カラコンはヴァンパイアの仮装に不可欠

ヴァンパイアの仮装をするなら、ぜひ取り入れたいのがカラコン(カラー・コンタクトレンズ)です。血を連想される赤をはじめ、白や紫もおすすめ。

 

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片目ずつ色違いにするのも、人間離れしたオーラが感じられます。最近は、度の入ったカラコンも増えています。

カラコンを装着するタイミングは、「メイクの前」「石鹸で手を洗ってから」です!メイクの後でコンタクトを装着すると、ファンデーションなどの油分がついて、目を傷つけてしまう恐れがあります。目の充血やかゆみ、違和感などがあるときは、すぐに使用を中止して眼科を受診しましょう。

ヴァンパイアの青白い肌をつくる

ヴァンパイアメイクのポイントは、体温や人間らしさを感じさせない青白い肌です。通販などで白塗り専用のメイク用品を入手できますが、白粉やベビーパウダーに水を数滴混ぜて顔全体に塗るだけでも、かなり青白くなります。普段より明るめのファンデーションでもOK。顔だけでなく耳や首、デコルテもお忘れなく。グレーのアイシャドウで陰影を作ると、さらにリアルに仕上がります。

アイメイクはブラックやダークグレー、濃いパープルなど暗めの色彩がおすすめです。部分的に赤や紫を使うと、ミステリアスな魅力がアップします。

 

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口紅は真っ赤やどす黒い赤、紫、黒などがおすすめです。唇から血が流れるようなペイントも、おどろおどろしくなり迫力が増します。

牙や血のりでハロウィンを盛り上げよう

衣装は、黒を基調としたゴシック系やヨーロッパの貴族風、ハードロック風など、さまざまなバリエーションを楽しみたいですね。

 

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メイド服など通常のコスプレに鋭い牙やコウモリの羽などをプラスするだけでも、一気にハロウィンらしくなります。

鋭い牙もヴァンパイアの仮装に不可欠。通販やドラッグストア、100均ストアなどで入手できます。

 

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食品トレーなどで牙を手作りする人もいますが、飲み込むリスクがあるので小さな子どもには厳禁です!また、下唇から顎にかけて白い牙をペイントするという手もあります。

さらに血のりを顔や首筋、衣装などに垂らすと、恐ろしさが倍増します。血のりも通販や100均ストアなどで買うことができます。

流血や傷口などの特殊メイクを自分でするのが難しい方や小さなお子さんには、フェイスシールもおすすめです。ハロウィンの時期は100均ストアでもさまざまなフェイスシールが販売されています。

「吸血鬼」「ヴァンパイア」「ドラキュラ」の違いは?

「吸血鬼」とは、広辞苑によると「夜間眠っている人の血を吸うと伝える魔物」全般をさします。

「ヴァンパイア」は、英語で吸血鬼と同じ意味です。ギリシャ神話や東欧の伝説、中国のキョンシーなど、ヴァンパイアのもととなる神話や伝説は世界各地に存在します。

「ドラキュラ」とは、1897 年にアイルランドの作家ブラム・ストーカーが発表した小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場するヴァンパイアの名前です。この小説には、「背の高い痩せた男」「燃えるような赤い目」といった描写がみられます。

ドラキュラのモデルは国を救った英雄!?

『吸血鬼ドラキュラ』のモデルは、現在のルーマニア南部にあたるワラキア公国の君主ヴラド3世です。父親の性がドラクル(ドラゴン)だったため「ドラキュラ公」(ドラゴンの息子)と呼ばれていました。

強大なオスマン帝国の兵士をはじめ、自国の民や貴族まで串刺しにして城の前に並べたため、「ヴラド・ツェペシュ」(串刺し公ヴラド)とも呼ばれました。

現在のルーマニアでは、オスマン帝国の侵略から国を守った国民的英雄とされていて、その生家は観光名所になっています。

まとめ

ヴァンパイアメイクのポイントは、青白い肌です。カラコンや鋭い牙、血のりなどがあると、さらにヴァンパイアらしくなります。

「ヴァンパイア」「吸血鬼」は夜間眠っている人の血を吸うと伝えられる魔物全般、「ドラキュラ」は小説に登場する吸血鬼の名前で、そのモデルは「串刺し公」の異名を持つワラキア公国の君主ヴラド3世です。

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