今年の節分で食べる恵方巻きの向きはどの方角?食べ方や由来は?

節分で食べる恵方巻きは普通の巻き寿司とはまた違ったおいしさがありますね。

あの大きさを一気に食べるのはちょっとした贅沢感を覚えます。

しかし今年はどの向きが恵方なのかわからなくて毎年調べてしまいます。

そこで今回は今年の恵方や食べ方、節分の由来などを調べましたので紹介します!

今年の恵方は?

  • 2024年  東北東
  • 2025年  西南西
  • 2026年  南南東
  • 2027年  北北西
  • 2028年  南南東
  • 2029年  東北東
  • 2030年  西南西

2031年以降の恵方は下の恵方の法則性にて解説しているのでそちらを見てご判断ください。

恵方の法則性

毎年の恵方には実は法則性があるのです!
私は調べるまで知りませんでした。
どこかの偉いかたが今年はこの方角!
と決めているものと思っていましたが、どうやら西暦の末尾1桁で決まるようです。
それががこちら
  • 西暦の下一桁が、0、5の年は → 西南西
  • 西暦の下一桁が、1、3、6、8の年は → 南南東
  • 西暦の下一桁が、2、7の年は → 北北西
  • 西暦の下一桁が、4、9の年 → 東北東

節分の由来

節分は季節の変わり目の日である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のうち立春の前日に当たる日で、立春は太陽と地球の位置関係で2月3日から2月5日の範囲で年によって変動します。

そのため節分も2月2日から2月4日の範囲で変化し、毎年同じ日になるわけではないようです。

同じ季節の変わり目である立夏、立秋、立冬を差し置いてなぜ立春の前日だけが節分なのか?

それは、旧暦の立春が新しい年を迎える日になっているので新年を迎える前に厄や邪気を落としていい年を迎えようという行事だったそうです。

恵方巻の具材とその意味

恵方巻きの具材は7種類あり、それぞれに意味があります。

海老

長いひげと曲がった腰がご尊老とよく似ており「健康長寿でありますように」

うなぎ

川や滝を遡るうなぎの姿をうなぎのぼりと言い「出世」や「上昇」などのゲン担ぎで、縁起がいい食材です。

かんぴょう

長細く、ひも状なことから長く生きれるようにと「長寿祈願」や、その形状から「縁結び」

きゅうり

きゅうりはその名前から「九(きゅう)つの利(り)」と縁起のいい食材として使われています。

桜でんぶ

桜色が春を連想させ、鯛などの白身魚の身を使って作られているため、おめでたい食材とされています。

しいたけ

しいたけの形が昔戦場で使われた陣笠という兜の代用品に似ていることから「身を守ってくれる」と言われています。

伊達巻

色合いが金色で「金運上昇」、さらに形が巻物に似ていることから「学業成就」の意味もあるようです。

恵方巻の食べ方

恵方巻はその年の恵方を向いて食べる事は勿論のこと、食べ始めたら口から離さず最後まで食べきりましょう。

もし、食べている恵方巻きを離してしまうと、そこから幸福が逃げていくといわれています。

なぜ節分で豆をまくのか

穀物には生命力や魔除けの力が宿ると言われていますので、豆(まめ=魔滅)を鬼を邪気や悪いものに見立てて投げ追い払い、代わりに福を招く行事です。

豆まきの際は必ず炒った豆を使ってください。

その理由は、蒔いた豆をすべて拾いきるのはなかなか難しく、残った豆から芽が出てしまうため縁起が悪いとされています。(豆まき用の豆は元々炒ってあるため市販品を購入している人は問題ありません)

また、歳の数の豆を食べることで同じ数の福を体に取り入れることができ健康な1年になるように願いを、さらに歳の数+1個の豆を食べることで来年も健康でありますようにと、願いが込められるようです。

まとめ

今回は節分の由来や恵方巻についてまとめてみましたがいかがでしょうか?

最近は昔からある7種類の具材のほかにもマグロやサーモンが入った海鮮巻きや、サラダ巻き、肉巻き、揚げ物を巻いたものなども節分の時期に売られていますね。

美味しそうです。

恵方巻きの他にも上のような好きなものが沢山入った太巻きを食べるのも良いですね~

それでは恵方巻きを食べて良い1年をお過ごしください!

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