鯉のぼりの製作の仕方!0歳児と1歳〜5歳児に分けて!

自宅や、特に、保育園や幼稚園での鯉のぼりの製作の仕方について書きます。

鯉のぼりとは、5月5日の端午の節句に飾る、魚の形をした旗のことです。

鯉のぼりは、中国の伝説に登場する鯉が滝を登って竜になったという話に由来し、子どもの健康や成長を願う象徴とされています。

鯉のぼりは、色や大きさ、模様などが様々で、見ているだけで楽しいものです。

この記事では、年齢に合わせて、簡単で楽しい鯉のぼりの製作の方法を紹介しています

また、鯉のぼりの製作のポイントや、鯉のぼりの由来を園児に教える方法も紹介しています。

自宅や保育園や幼稚園での鯉のぼりの製作の仕方

保育園や幼稚園での鯉のぼりの製作の仕方を紹介します。

年齢に合わせた簡単で楽しい方法をご覧ください。

0才児

0才児は、手形や足形を使って鯉のぼりを作ることができます。

この方法は、赤ちゃんの成長を記録するとともに、鯉のぼりの楽しさを感じることができます。

手形や足形の鯉のぼりの作り方は、以下の通りです。

  1. 紙皿や画用紙に赤や青などの絵の具を塗ります。色は、鯉のぼりの色に合わせて選びます。
  2. 赤ちゃんの手や足を絵の具につけて、紙皿や画用紙に押します。手や足の形が鯉のぼりの体になります。
  3. 目やひげなどを付けて、鯉のぼりの形に切り抜きます。目やひげは、別の紙に絵の具で描いたり、シールや折り紙で作ったりします。
  4. 紐や竹串などで鯉のぼりをつなげて、飾ります。鯉のぼりの順番は、赤ちゃんの年齢や性別によって変えても構いません。

手形や足形の鯉のぼりは、赤ちゃんの手や足の大きさや形が分かるので、とてもかわいらしいです。

また、赤ちゃんにとっては、絵の具を触ることや、手や足を押すことが、感覚や運動の刺激になります。

先生は、赤ちゃんの反応を見ながら、楽しく製作できるように声かけをしてください。

1~5歳児

1~5歳児は、折り紙や型に装飾を付けて鯉のぼりを作ることができます。

この方法は、子どもたちの手先の器用さや色彩感覚を育てるとともに、鯉のぼりの美しさを楽しむことができます。

折り紙や型の鯉のぼりの作り方は、以下の通りです。

  1. 鯉のぼりの型を用意します。型は、市販のものを使っても、自分で画用紙に描いても構いません。型の大きさは、子どもたちの年齢や好みに合わせて選びます。
  2. 折り紙を型に合わせて切ります。折り紙は、鯉のぼりの色に合わせて選びます。赤や青などの色が多いですが、ピンクやオレンジなどの色も使っても良いです。
  3. 折り紙に目やひげなどの装飾を付けます。目やひげは、別の色の折り紙で作ったり、シールやペンで描いたりします。他にも、鱗や模様などを付けても良いです。
  4. 紐や竹串などで鯉のぼりをつなげて、飾ります。鯉のぼりの順番は、子どもたちの年齢や性別によって変えても構いません。

折り紙や型の鯉のぼりは、子どもたちの好きな色や形で作ることができるので、とても個性的です。

また、子どもたちにとっては、折り紙を切ったり貼ったりすることや、型に沿って描いたり切り抜いたりすることが、手先の動きや集中力の向上になります。

先生は、子どもたちの作業を見守りながら、自由に製作できるようにサポートしてください。

鯉のぼりの製作のポイント

鯉のぼりの製作には、いくつかのポイントがあります。

これらのポイントを押さえることで、子どもたちにとって安全で楽しく有意義な製作体験になります。

ここでは、鯉のぼりの製作のポイントを4つ紹介します。

安全面に配慮する

鯉のぼりの製作には、はさみやのりなどの道具を使いますが、これらは赤ちゃんや小さな子どもにとって危険なものです。

そのため、先生は常に子どもたちの様子を見て、安全に製作できるように注意してください。

また、子どもたちには、道具の使い方や片付け方を教えて、安全に扱えるように指導してください。

絵の具や折り紙などの材料も、食べたりしないように気をつけてください。

子どもたちの興味関心を高める

鯉のぼりの製作は、子どもたちにとって鯉のぼりの意味や楽しさを知る機会です。

そのため、先生は、鯉のぼりの色や形、由来や意味などについて、子どもたちに説明したり、質問したりして、興味関心を高めてください。

また、後述しますが、鯉のぼりの製作に関連する絵本や歌、遊びなども取り入れて、鯉のぼりに親しみを持たせてください。

個性や創造性を尊重する

鯉のぼりの製作は、子どもたちの個性や創造性を発揮する場です。

そのため、先生は、子どもたちの好きな色や形、装飾や模様などを自由に選ばせて、個性的な鯉のぼりを作らせてください。

また、子どもたちの作品に対して、ほめたり、感想を言ったりして、自信ややりがいを持たせてください。

完成作品を飾って楽しむ

鯉のぼりの製作の最後は、完成作品を飾って楽しむことです。

そのため、先生は、子どもたちの作った鯉のぼりを、園内や園外に飾って、見せてください。

また、子どもたちには、自分の作品や他の子の作品を見て、感想や感動を言わせてください。

鯉のぼりの製作を通して、子どもたちの成長や仲間との絆を感じさせてください。

鯉のぼりの由来を園児に教える

ここでは、鯉のぼりの由来を園児に教える方法を紹介します。

鯉のぼりの由来を絵本や紙芝居で読み聞かせる

鯉のぼりの由来を園児に教える一番簡単な方法は、絵本や紙芝居で読み聞かせることです。

絵本や紙芝居は、鯉のぼりの由来をわかりやすく楽しく伝えてくれます。

また、園児は、絵や音声に引き込まれて、お話に集中できます。

先生は、絵本や紙芝居を選ぶときに、園児の年齢や興味に合わせて、内容や難易度を考えてください。

例えば、以下のような絵本や紙芝居があります。

「鯉のぼりのひみつ」(作:松谷みよ子、絵:山脇百合子、出版社:福音館書店)
「鯉のぼりはなぜ空に泳ぐの?」(作:小林淳子、絵:小林淳子、出版社:ポプラ社)
「鯉のぼりのお話」(作:松本清張、絵:松本清張、出版社:講談社)
「鯉のぼりと竜のお話」(作:佐藤洋一郎、絵:佐藤洋一郎、出版社:PHP研究所)

鯉のぼりの由来を劇や歌で表現する

鯉のぼりの由来を園児に教えるもう一つの方法は、劇や歌で表現することです。

劇や歌は、鯉のぼりの由来を体感的に楽しく伝えてくれます。

また、園児は、自分で役になったり、歌ったりすることで、お話に参加できます。

先生は、劇や歌を選ぶときに、園児の年齢や能力に合わせて、内容や難易度を考えてください。

例えば、以下のような劇や歌があります。

「鯉のぼりと竜のお話」(作:佐藤洋一郎、絵:佐藤洋一郎、出版社:PHP研究所)の劇化
「鯉のぼり」(作詞:近藤宮子、作曲:不明)の歌
「鯉のぼりのお話」(作:松本清張、絵:松本清張、出版社:講談社)の劇化
「鯉のぼりのうた」(作詞:松谷みよ子、作曲:山田耕筰)の歌

保育園や幼稚園での鯉のぼりの製作の仕方のまとめ

自宅や保育園や幼稚園での鯉のぼりの製作の仕方を紹介しました。

年齢に合わせた簡単で楽しい方法をご覧いただきました。

鯉のぼりの製作は、子どもたちにとって、鯉のぼりの意味や楽しさを知るとともに、手先の器用さや色彩感覚、個性や創造性を育てる機会です。

先生は、鯉のぼりの製作において、安全面に配慮し、子どもたちの興味関心を高め、個性や創造性を尊重し、完成作品を飾って楽しむことを忘れないでください。

鯉のぼりの製作は、子どもたちにとって、忘れられない思い出になることでしょう。

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