日傘の期間はいつから?曇りの日は使用すべき?寿命に注意!

日傘は普段からお使いでしょうか?

日差しの強い日に紫外線から体を守ってくれたり、暑い日には日傘をさすことで涼感を得ることができたりと、生活の大きな味方である日傘ですが、使い始める期間や曇りの日での使用、寿命など意外と知られていない事も多いです。

今回は、そんな日傘について深く掘り下げていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

日傘を使う期間や時間帯はいつ?

まずは、日傘を使用する期間についてご紹介させていただきます。

先に結論を述べると、日傘を使う期間は1年中です!

夏にさすイメージが強い日傘ですが、じつはオールシーズンを通して使用することが大切です。そもそも紫外線の量というのは4月から徐々に増え始め、8月にピークを迎えるのですが、その後の秋や冬も0になることは決してありません。

冬場は紫外線の全体量としては夏場より少ないですが、快晴の日が多いので、少量の紫外線が積み重なって気が付いたら日焼けしていたという事も多いです。

日傘=夏にさすものというイメージは捨てて、秋~冬も積極的に活用していくことで、最大限の効果を得ましょう。

また日傘をさす時間帯については、夏場では8時~17時、冬場であっても9時~16時は紫外線が降り注ぐ時間となります。特に11時~14時は紫外線の量が多く、昼12時の紫外線量は朝8時の9倍に値することもあるので、しっかりと日傘で対策を行いましょう。

日傘は曇りの日でも使うのか?

続いては、曇りの日における日傘の使用についてです。

曇りの日は、太陽が雲に隠れているため紫外線が弱いと思われがちですが、曇りの日でも紫外線はしっかりと降り注いでおり、その量は晴れた日の約50%~70%だと言われています。

ちなみに、気象庁による紫外線量の発表では、快晴時の紫外線量を100とした場合、薄曇りの日で約80~90%、曇りの日で約60%、雨の日は約30%だとしています。

薄曇りの日の場合は、快晴の日とほとんど変わらないことからも、例え雲で太陽が隠れていても多くの紫外線が降り注いでることがよく分かります。

また雲の間から太陽が出ている場合はさらに注意が必要で、雲からの散乱光が加わると、なんと快晴の時よりも紫外線の量が多くなることもあります。

紫外線を浴び続けると、日焼けやシミはもちろんのこと、皮膚がんの発症率を高めてしまうリスクもあるので、曇りの日でも日傘は積極的に使用するのが良いのです。

日傘の寿命は?

最後は日傘の寿命について、ご紹介いたします。

日傘には寿命というものがあり、これは物理的に壊れるといったものではなく、使い続けることによってUVカット剤が剝がれてしまい、紫外線を防ぐという日傘としての効力を失ってしまうのです。

具体的な年数を出すと、日傘の寿命は2~3年と言われています。

ただこの年数に関しては、日傘がどのようなUVカット技術を使用しているかによって異なります。

まず、日傘にはUVカット加工が施している傘とUVカット素材でできた傘の2種類があります。

先ほど述べた日傘の寿命が2~3年というのは、前者のUVカット加工が施されているものです。

ただこの寿命は簡単に伸ばすことも可能になっていおり、布、衣類用のUVカットスプレーを日傘に定期的に上塗りすることで寿命を延ばすことができます。

またUVカット加工は摩擦や水に濡れてしまうとコーティングの剥がれが早くなってしまうので、汚れが気になった際は水拭きでゴシゴシふくのではなく、水を使う場合はなるべく少量で優しく拭いてあげましょう。

一方でUVカット素材でできている傘は、基本的にその効果が失われることはなく、生地が破れたり、傘の骨が折れてしまったといった傘そのものが壊れない限りは、効果を持続したまま使い続けることができます。

メンテナンスや寿命を気にせず使いたいという方は、遮光フィルムを使用したUVカット素材の日傘を選ぶと良いでしょう。

まとめ

まとめです。

紫外線は量の違いはあれども1年中降り注いでいるので、日傘は1年中使ったほうが良い。また、日傘を使用する時間帯に関しては、夏8時~17時、冬9時~16時で特に昼間の時間は紫外線量が多いので注意が必要でしたね。

曇りの日の日傘の使用に関しては、例え太陽が雲に隠れていても紫外線が無くなることはないので、曇りの日でも積極的に使用するのがベターです。

日傘の寿命は一般的には2~3年と言われていますが、使用の方法やメンテナンスに気を付けることで寿命を延ばしたり、UVカット素材が使用された日傘を使うことで寿命を気にせずに使い続けられることが分かりました。

今回の記事は以上になります。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

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