扇風機の電気代は安い?24時間つけっぱなしにした場合の料金は?

夏になると、涼しい風を提供してくれる扇風機は、昔からの馴染みの家電製品ですよね。

暑い日には【涼】を求めてフル稼働させることも多い扇風機ですが、その際の電気代っていくら位なのか気になりませんか?

今回は、「扇風機を24時間稼働させた時の電気代」や「冷房や暖房と組み合わせて使用した時のメリットは?」といった気になる疑問を調べてみましたよ!

ぜひ、扇風機を効率よく使う際の参考にしていただければと思います☆

扇風機の電気代は?


ではまず、扇風機を1時間付けた時の電気代はいくら位なのかを見ていきましょう。

ここでは羽根の大きさ(羽経)が30センチほどの普段家庭で使われることの多い、一般的な扇風機だとして考えていきます。

弱で稼働した場合

では、はじめに「弱」で扇風機をまわした場合には、いくらになるのでしょうか?

1時間=0.54円

4時間=2.16円

24時間=12.96円!

なんと、弱で稼働させた場合の1日の扇風機の電気代は、13円を下回ってしまいました!

これは驚きではないでしょうか?

中で稼働した場合

次に「中」で稼働させた場合についての電気代を見ていきましょう。

1時間=0.81円

4時間=3.24円

24時間=19.44円

いかがですか?扇風機の「中」といえば、一般的にみなさんがよく使われるモードではないでしょうか?

そのモードで1日中つけっぱなしにしたとしても、かかる費用はたったの19.44円と破格!

20円以下で24時間もの間「涼」を提供してくれる家電製品は、扇風機以外にはないのでは?

強で稼働した場合

最後に扇風機を「強」で稼働した場合について見ていきましょう。

1時間=1.08円

4時間=4.32円

24時間=25.92円

こちらも、弱で稼働した場合の電気代に負けず劣らず、安い部類にはいるのではないでしょうか?

扇風機の「強」といえば、部屋で吹かせる風としては、なかなかの強風でといえるでしょう!

そんなパワフルな稼働をさせたとしても、1日にかかる電気代が30円未満というのは驚きではないでしょうか?

扇風機には2種類のモーターがある

ひとくちに扇風機といっても「ACモーター」と「DCモーター」の2種類があります。

一般的には、ACモーターの扇風機のほうが安価で手に入りますが、電気代を見ると「DCモーター」のほうが安いようです。

また「ACモーター」の扇風機では、大まかな強中弱しか操作できませんが「DCモーター」を搭載している方は、風量の調整が細かくできるという違いがありますよ。

そして、一般的な大きさの「DCモーター」の扇風機の電気代は、1時間あたり概ね0.31〜0.62円です。

扇風機と冷暖房を組み合わせて使うメリット


7月や8月など、本格的な猛暑日が続くと、冷房の温度をグッと下げて涼しさを求めてしまいがちになりませんか?(暖房の場合もしかり…)

そんな時には、電気代の安い扇風機を組み合わせて使うことをおすすめします!

なぜなら、エアコンの設定温度を1℃変えると、概ね10%電気代が上がるといわれているから。

扇風機をうまく併用して使うと、エアコンから出る冷たい空気が、部屋全体に広がってくれます。

その結果、むやみにエアコンの設定温度を変えなくても、快適に涼しくすることができますよ!

また、うまく併用して使うポイントは「扇風機を置く位置」に気をつけること。

扇風機は【エアコンの吹き出し口と向かい合わせ】になるように置きましょう。

こうすれば、冷房から出る冷たい風がうまく部屋全体を循環してくれますよ。

なお、暖房を使用する時も同じ使い方をすることで、部屋全体に温かい空気が流れるため、早く室内を暖めることができます。

扇風機とサーキュレーターの違いは何?


扇風機とよく似た電化製品に「サーキュレーター」というものがあります。

風を送ることや、見た目がそっくりな両者ですが、いったい何がちがうのでしょうか?

じつは、扇風機とサーキュレーターは見た目は似ていますが、役割はかなり異なっているのですよ!

以下にまとめてみましたよ!

サーキュレーターの目的は空気の循環

まず、サーキュレーターは扇風機のように「涼」を提供してくれるアイテムではないということです。

サーキュレーターの目的は「空気を循環させる」こと。

これは扇風機とは大きな違いでしたね!

扇風機とサーキュレーターの形状

羽根がクルクル回って風が出てくるのは同じですが、形状はちょっと違っていますね。

扇風機は風を送る対象が「人」なので、縦長で高さがありますが、サーキュレーターは小さくコンパクトなものが多いです。

これは、風を送る対象が「人」ではなく「室内・部屋」だからですね。

風の強さ

最後に、風の強さですが、扇風機に比べて強く、遠くまで送風が届きます!

これは、サーキュレーターが室内の空気を循環させる事が目的なためなのでしょう。

見た目的には扇風機と役割が同じように見えがちですが、両者は明確に違うアイテムなのですね。

まとめ


いかがでしたか?

扇風機を1日つけっぱなしにした場合の電気代は、想像していた以上に安かったのではないでしょうか?

そして、エアコンと併用して上手く使う事で、節約を行いながらも効率よく室内の温度を下げることができます。

また、扇風機に搭載されているモーターにはDCモーターとACモーターの2種類があることもわかりましたね。

DCモーターの扇風機は本体が少し高いのですが、電気代はACモーターのものよりも安価で風量の調節も細かくできるという事でした。

どちらの扇風機も、1時間あたりの料金は他の冷房家電と比べると破格の安さ!

ぜひ、好みのタイプを選んで、扇風機と共に厳しい季節を乗り越えてくださいね♪

 

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