【ガテモタブン完全ガイド】代々木上原で世界一辛いブータン料理を体験!モモが絶品だった理由とは?

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「孤独のグルメ」で紹介されたことで注目を集めた代々木上原のブータン料理店「ガテモタブン」。

世界一辛いと言われるブータン料理が味わえると話題ですが、実は辛さだけでなく「モモ」の優しい甘さに癒される人が続出しています。

本記事では、ガテモタブンの魅力を徹底解説し、初めて訪れる方でも安心して楽しめるおすすめ料理や注文方法、店内の雰囲気まで詳しくご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 「ガテモタブン」の人気メニューとその味わい
  • ブータン料理の辛さと美味しさのバランス
  • 代々木上原店へのアクセスと店内の雰囲気

ガテモタブンのおすすめ料理は「モモ」!その理由とは?

ガテモタブンを訪れた多くの人が口を揃えて絶賛するのが、ブータン風餃子「モモ」です。

「世界一辛い料理が食べられる店」として知られる同店ですが、このモモの優しくて甘い味わいが、辛さとの対比で印象深く残るようです。

ここでは、モモの魅力とその理由について深掘りしていきます。

モモとは、チベットやブータンなどヒマラヤ文化圏で親しまれている蒸し餃子の一種です。

ガテモタブンのモモは、豚肉と玉ねぎがベースのシンプルな具材ながら、その玉ねぎの甘さが際立っています。

特に玉ねぎは、具材としてだけでなく、添えられている辛味調味料「エヅェ」にも使われており、全体の味わいに統一感を持たせています。

モモに添えられている「エヅェ」は、粉唐辛子と玉ねぎを炒めたブータン特有のソースです。

一見すると強烈に辛そうですが、実際には辛さが控えめで、むしろ玉ねぎの甘さが感じられる絶妙な風味。

そのため、モモにたっぷりのせても、刺激よりも旨味とコクが引き立ちます。

実際に訪れた筆者も、最初の一口でそのやさしい味に驚かされました。

「世界一辛い料理」を目当てに来店したつもりが、結局もっとも印象に残ったのがこのモモだったのです。

ブータン料理初心者にもおすすめできる、まさに「癒しの一品」といえるでしょう。

本当に辛い?エマダツィの実食レポート

ガテモタブンの看板メニューのひとつが、ブータン料理の代表格「エマダツィ」です。

この料理は世界一辛い料理とも称されるほどで、辛いもの好きにはたまらない魅力があります。

しかし実際に食べてみると、その奥深い味わいと意外な一面が見えてきました。

エマダツィとは、ブータンで日常的に食べられている家庭料理で、唐辛子とチーズだけで作られたシンプルな一皿です。

唐辛子は日本の感覚では「香辛料」ですが、ブータンでは野菜として主役を張る存在。

そのため、この料理の中では、唐辛子がゴロゴロと大胆に入っており、辛さレベルは堂々の6(最大)とされています。

筆者は、恐る恐る一口分の唐辛子とスープを試しました。

確かにピリッとした刺激はありましたが、想像していたような悶絶級の辛さではありません。

むしろ、チーズのコクとまろやかさがうまく辛さを包み込み、旨味を引き出すバランスに驚かされました。

実際、辛いものが苦手な筆者はほんの少しでギブアップしてしまいましたが、同行者はスプーンが止まらないほど気に入っていました。

辛さに不安がある方は、まずは少量から試すことをおすすめします。

そして、チーズ好きの方にはぜひ挑戦してほしい、ブータンらしさが詰まった一品です。

孤独のグルメで紹介された料理を再現注文してみた

「孤独のグルメ」ファンにとって、ガテモタブンを訪れる一番の楽しみは、ドラマで五郎さんが食べた料理を実際に注文できることかもしれません。

筆者もその流れに乗って、劇中と同じメニューを一通り注文してみました。

どの料理も個性的で、ブータン料理の奥深さを感じさせてくれるものでした。

ホゲ・バクシャバ・ジャシャマルの魅力

最初に登場したのは「ホゲ」。

これは、きゅうりや紫玉ねぎ、カッテージチーズなどを、山椒と粉唐辛子で和えた前菜風の料理です。

辛さレベルは1で、辛さに弱い方でも安心して食べられる一品です。

次に登場した「バクシャバ」は、豚バラ・大根・唐辛子を煮炒めした家庭的な料理。

辛さレベルは3で、それほど強い刺激はなく、コクのある煮汁が印象的でした。

豚肉の旨味がしっかりと感じられ、ご飯との相性も抜群です。

そして「ジャシャマル」は、鶏肉・トマト・唐辛子を使った煮炒め料理で、辛さレベルは2と控えめ。

鶏肉がホロホロと柔らかく煮込まれており、赤星(サッポロビール)との相性も最高でした。

バクシャバとは同じ調理法ながら、味わいは全く異なり、食べ比べも楽しいです。

五郎さん流の食べ方も試してみよう

「孤独のグルメ」第8話では、五郎さんがバクシャバの煮汁をご飯にかけて食べていたのが印象的でした。

筆者も真似してみたかったのですが、ビールを飲んでいたため断念。

しかし、次回は必ず白ごはんと一緒に味わいたいと思わせるほどの美味しさでした。

再現注文をすることで、五郎さんの食体験をなぞる楽しさがあり、ドラマの世界に入り込んだような気分になれます。

「孤独のグルメ」ファンはもちろん、初めての方でも、まずは五郎さんと同じメニューを選ぶことで、安心してブータン料理を楽しめるでしょう。

ガテモタブンの店舗情報とアクセスガイド

初めてガテモタブンを訪れる方にとって、アクセス方法や店舗の雰囲気は気になるポイントです。

代々木上原という都心の便利な立地にありながら、坂道を登った先にあるその店舗は、まるで異国の隠れ家のような魅力があります。

ここでは、迷わずたどり着けるアクセス方法と、店内の様子をご紹介します。

代々木上原駅からのアクセスと注意点

ガテモタブンは、代々木上原駅から徒歩数分の場所に位置しています。

ただし、道中にはやや急な坂道があり、足元には注意が必要です。

住宅街の中にぽつんとあるため、看板も目立たず一見カフェ風の外観に気づきにくいかもしれません。

目印となるのは、店舗前に置かれたベートーヴェンの石像

ブータン料理店とは思えない意外なチョイスですが、公式サイトによると「質量感を出したかっただけ」とのこと。

このユニークさも含めて、訪問前に少し調べておくとスムーズに辿り着けます。

店内の雰囲気と予約の必要性について

ガテモタブンは、2022年のリニューアルで3階建ての構造になり、以前とは異なる雰囲気を持つようになりました。

1階はカウンター5席のみで、ドラマ出演当時のレイアウトとは全く違います。

ブータン風の装飾が施された2階席は、異国感をしっかり味わえる空間となっています。

週末や「孤独のグルメ」放送後などは混雑することもあり、事前予約を推奨します。

予約は公式サイトや電話で対応しているとのことです。

少人数での利用が基本となるので、大人数で訪れる場合は事前に相談するとよいでしょう。

【ガテモタブン】代々木上原で味わうブータン料理の魅力まとめ

代々木上原に佇む「ガテモタブン」は、日本ではなかなか味わえない本格ブータン料理を楽しめる貴重なスポットです。

「孤独のグルメ」にも登場したことでその名を知られるようになりましたが、実際に訪れてみると、味・雰囲気・文化体験の三拍子が揃っていました。

ここでは、その魅力を総まとめします。

「世界一辛い」とされる料理エマダツィは、辛さの中にあるチーズのコクが印象的で、挑戦する価値のある一品です。

一方で、誰にでもおすすめできるのがモモのやさしい味わい

唐辛子を炒めたエヅェと組み合わせても、辛さよりも旨味が際立ち、心から癒される味でした。

さらに、ホゲ・バクシャバ・ジャシャマルといった料理も、ブータン独特の調理法とスパイス使いを堪能できるものばかり。

異国の味でありながら、どこか懐かしいような温かみを感じさせてくれる点が、ガテモタブンの真骨頂だと感じました。

少しの冒険心を持って訪れれば、きっと忘れられない食体験が待っているはずです。

都心で異文化に触れたい、美味しくて珍しい料理を味わいたい――そんな方に心からおすすめしたい名店です。

次の外食に、ぜひ「ガテモタブン」を候補に加えてみてください。

モモの甘さとエマダツィの刺激が、あなたの食の世界をぐっと広げてくれるはずです。

この記事のまとめ

  • 「孤独のグルメ」登場店・ガテモタブンを訪問
  • 名物エマダツィの辛さは中辛

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