大人気小説『本好きの下剋上』は2023年に完結しましたが、後日談ともいえるスピンオフ作品『ハンネローレの貴族院五年生』が現在進行中です。
主人公はローゼマインの親友ハンネローレで、恋と神様に振り回される彼女の奮闘が描かれます。本編と同じ椎名優氏の美しいイラストも楽しめます。
この記事を読むとわかること
- 『本好きの下剋上 』後日談となるの物語
- ハンネローレを中心とした恋と神様の展開
- 個性豊かな婚約者候補たち
『本好きの下剋上』ハンネローレ視点の後日談
大人気シリーズ『本好きの下剋上』が完結した後のエピソードとして始まったのが、スピンオフ作品『ハンネローレの貴族院五年生』です。
この物語は、本編の世界観をそのままに、ローゼマインの親友ハンネローレの視点から描かれています。
主人公はローゼマインからハンネローレへ
本編の主人公ローゼマインは今回サブキャラとなり、物語の中心は親友のハンネローレに移ります。
優柔不断で悩みがちな彼女が、周囲に支えられながら成長していく姿が丁寧に描かれています。
ローゼマインとは違う視点から見るユルゲンシュミットの世界も新鮮です。
貴族院で婚約者を選ぶ、恋と成長の物語
物語の舞台は、本編でも登場した「貴族院」。
この学び舎で、ハンネローレは婚約者を選ばなければならないという大きな課題に直面します。
自分の気持ちと、家や領地の事情。どちらも大切にしたい中で、どう決断していくのかが大きな見どころです。
神様が力を貸してくれるファンタジー世界
この世界には、神様が身近に存在していて、祈りが届けば力を貸してくれることもあります。
今作では、なんと神様がハンネローレに直接関わってくるという展開に!
恋愛だけでなく、ファンタジーとしてのスケールも大きくなっていて、一気に引き込まれます。
甘くて複雑な恋愛模様
優柔不断なハンネローレと個性豊かな婚約者候補
ハンネローレはとても優しいけれど、ちょっと優柔不断で間が悪いところのある女の子です。
そんな彼女の前に現れるのが、たくさんの婚約者候補たち。
真面目な幼なじみ、元王族、やんちゃな年下など、みんな個性がバラバラで魅力的です。
まるで乙女ゲーム!
誰を選べばいいのか、悩むハンネローレ。
すれ違いが続き、ドキドキする場面がたくさんあります。
恋に不器用なヒロインだからこそ、共感できる人も多いはずです。
神様が物語を動かす
祈りが届くと神様が降臨
この物語の舞台「ユルゲンシュミット」は、神様の力が本当に存在する世界です。
祈りをささげることで、神様の加護を受けたり、助けてもらえたりするんです。
今回の後日談では、神様が直接ハンネローレに関わってくるという、驚きの展開も登場します。
「第二の女神の化身」
思いがけず、ハンネローレの祈りが神様に届いてしまい、なんと神様が彼女に降臨します。
こうして、彼女は「第二の女神の化身」と呼ばれる存在に……。
一人の少女が、神様に選ばれた存在として運命に巻き込まれていく様子が、物語に深みを加えています。
ローゼマインも活躍
物語の裏で世界を救う
主人公は変わりましたが、ローゼマインも登場します。
彼女は今作でも、神様に関するトラブルを解決したり、重要な場面で活躍したりしています。
ハンネローレの恋愛の裏で、ローゼマインは世界を救うほどの働きをしているのです。
彼女の行動が物語を動かす
主人公でなくなっても、ローゼマインは規格外だと感じさせられます。
ローゼマインの行動力は、やはり物語に欠かせないですね。
「もう1つの主役」とも言える存在感です。
推しがきっと見つかる!
一途で誠実なケントリプス
数多くの婚約者候補の中でも、ケントリプスは特に人気があります。
昔からハンネローレを大切に想い続けてきた、一途で誠実な青年です。
彼の行動や視点から語られる場面では、思わず感情移入してしまいます。
個性豊かで魅力的な婚約者候補たち
実直なラザンタルク、優等生のオルトヴィーン、空気が読めないところがある素直なヴィルフリート、ディッターのことしか考えていないラオフェレーグなど、婚約者候補たちのバリエーションがとても豊かです。
まるで乙女ゲームのように、それぞれに推せるポイントがあります。
読んでいくうちに、「推し」がきっと見つかります!
書籍版ならではの楽しみ方
美麗イラストと書き下ろし短編で世界観がより深く
書籍には、物語を彩る美しいイラストがたくさん収録されています。
キャラクターの表情や、物語のワンシーンがイメージしやすくなっていて、より世界に入り込めます。
さらに書き下ろしの短編エピソードも楽しめます。
四コマ漫画もあり、キャラの魅力がさらに広がる
本編のシリアスさとは別に、四コマ漫画でキャラたちの可愛い日常も楽しめます。
ちょっとした裏話や、くすっと笑えるシーンも描かれていて、読後の癒しになります。
これも書籍版ならではの特典ですね。
この記事のまとめ
- 『本好きの下剋上』後日談ともいえるスピンオフ作品『ハンネローレの貴族院五年生』を紹介
- 主人公ハンネローレの恋と成長の物語
- 個性豊かな婚約者候補たちとの関係性
- 神様が物語に深く関わるファンタジー要素
- ローゼマインの裏での活躍と存在感
- 書籍版ならではの美麗イラストと特典
- 乙女ゲーム風の恋愛模様の面白さ
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