『多聞くん今どっち!? 』29話では、文化祭を舞台にF/ACEのゲリラライブ、ナツキと飛鳥先生の再会などが描かれています。この日、うたげは重大な決断を下します。
この記事を読むとわかること
- 『多聞くん今どっち!? 』 29話で描かれた文化祭と後夜祭
- ナツキと飛鳥先生がついに再会
- うたげが多聞くんへの想いに気づいたきっかけ
F/ACEが文化祭でゲリラライブ!
歓喜と混乱!失神者続出の大騒動
F/ACE(フェイス)がうたげの高校でゲリラライブを開催し、会場は熱狂の渦に包み込まれました。
感激のあまり失神する生徒が続出し、救急車が列をなすほどの大騒動になったもののライブは無事に終了。
新番組に向けての撮影も含めて、大成功となりました。
制服姿のジメ原さんが教室に!
ライブ終了後、文化祭の後片付けをしているうたげの前に現れたのは、制服姿のジメ原さん(多聞くん)でした。
普段と異なる彼の姿に、うたげは胸を高鳴らせます。
2人で黒板を拭く様子は、まるで普通の高校生カップルのような微笑ましいものでした。
ナツキが飛鳥先生と再会
新曲に込めた想いを伝える
後夜祭中のため人気のない屋上で、ひとりたこ焼きを食べる飛鳥先生。そこへナツキが現れます。
ナツキは新曲に込めた想いと、これまでの感謝を素直に伝えます。
飛鳥先生もナツキの成功を喜び、2人だけの穏やかな時間が流れます。
過去の誤解とすれ違いが解けた
これまで抱えていた誤解やすれ違いを、丁寧に解きほぐしていくナツキと飛鳥先生。
「歌手になれたよ」と告げるナツキの言葉に、飛鳥先生は涙をこぼします
本当は誰よりも大切なのに離れてしまった2人。長い時間をかけて、ようやく向き合うことができた瞬間です。
うたげがジメ原さんへの想いに気づく
カーテンの陰で見つめ合う
一方、教室で2人きりになった、うたげとジメ原さん。そこへ足音が聞こえます。
うたげは衝動的に彼の手を引き、カーテン裏へ隠れます。
見つめ合うジメ原さんとうたげ。その瞬間、うたげは気づいてしまったのです。
「ただ一緒にいるのが楽しかった」
うたげは「推しだから」といった枠を超えて、ジメ原さんと一緒にいる時間が単純に楽しかったと伝えます。
「それって、どういう意味ですか?」うたげの気持ちが知りたいジメ原さん。
その瞬間、後夜祭が終わったことに気づいたうたげ。マネージャーの元へ戻るようジメ原さんに伝えて、逃げるようにその場を去ります。
うたげが選んだ答え
感情を抑えきれず綴った手紙
自分の想いをどう処理すればいいのか悩んだうたげは、手紙を書くことにします。
ファンレター?ラブレター?・・・その中身はまさかの「辞表」でした。
うたげは、「推し」に害を成す存在になりたくないという気持ちから、身を引こうとします。
アイドルとファンの距離
「好き」という気持ちを抱きつつも、いつも推しを最優先に考えるうたげ。
推しとファン、そして一人の少女としての想いに揺れるうたげは、自らの気持ちと向き合います。
アイドルとファンの間にある絶対的な壁に苦しみながら、うたげは静かに身を引く選択をします。
この記事のまとめ
- 文化祭でF/ACEがゲリラライブを開催
- 文化祭後の屋上で、ナツキと飛鳥先生が再会
- うたげが、ジメ原さんへの恋心を自覚
- 告白寸前に感情を抑えて、身を引く決意
- 推しに害をなす存在になりたくないと、「辞表」を出す
- 推しとファンの関係性の難しさが描かれる
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