【本好きの下剋上】原作小説の本編は完結!最終巻をネタバレ解説

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大人気ファンタジー『本好きの下剋上』の原作小説は、2023年12月に本編最終巻となる第5部「女神の化身」12巻が発行されて完結しました。この記事では、最終巻のネタバレを含めて、その概要をわかりやすく解説します。

この記事を読むとわかること

  • 『本好きの下剋上』最終巻でローゼマインとフェルディナンドが婚約
  • ローゼマインは図書館都市アレキサンドリアのアウブ(領主)に就任
  • ローゼマインは下町の家族との再会を果たす

最終巻でローゼマインとフェルディナンドが婚約!

『本好きの下剋上』最終巻では、2人の関係がついに結実します。ローゼマインが選んだ「未来」に、胸を打たれました。

フェルディナンドのプロポーズ

フェルディナンドは、ローゼマインに3つの選択肢を示しました。

1.平民に戻って自分の望む人と結婚する

2.フェルディナンドと結婚する

3.王命を解消してもらい、アレキサンドリアのアウブにふさわしい他の男性と結婚する

本物の家族になる

実は、ローゼマインがアーレンスバッハの礎を得た時点で、王命により2人の婚約が決まったというのです。

恋愛感情に疎いローゼマインは少し戸惑いますが、フェルディナンドを失いたくないという思いから結婚を決意しました。

家族同然だった2人は、ついに本物の家族になったのです。

図書館都市のアウブになる

また最終巻では、ローゼマインが図書館都市アレキサンドリアのアウブ(領主)として新たな一歩を踏み出します。

夢だった図書館や研究所も実現

アウブ就任後、ローゼマインはかねてよりの夢だった図書館や研究所の建設を実現させます。

これは「本のある世界」を目指して彼女が積み重ねてきた努力の集大成ともいえます。その夢を支え続けるのはフェルディナンド。

2人の関係性の美しさが物語全体を優しく包み込みます。

下町の家族への変わらぬ想い

アレキサンドリアのアウブになったローゼマインは、エーレンフェストの契約魔法に囚われず下町の家族に会いに行けるようになります。

ローゼマインが家族にフェルディナンドを紹介する様子は、物語屈指の温かく心に残るシーンです。

アウブになった今も、ローゼマインの家族への想いは変わらないのです。

トゥーリとルッツの恋も完結

最終巻では、下町に住むローゼマインの姉トゥーリと、幼なじみのルッツのしあわせな結末も描かれています。

幼なじみから家族へ

ルッツは一時、ローゼマインに淡い恋心を抱いていましたが、貴族となった彼女と距離ができてしまいます。

その後、トゥーリと心を通わせて結婚へと至ります。

初恋の痛みを乗り越えて見つけた「家族」の形は、穏やかでやさしいものです。

初恋は実らず

ルッツの初恋の相手はローゼマイン。

一方、トゥーリの初恋の相手はベンノでした。

初恋が実らなかった者同士がお互いを理解し合える存在として支え合い、家庭を築く姿に心が和みます。

『本好きの下剋上』本編最終巻でも物語は続く

『本好きの下剋上』原作小説の本編は完結しました。

とはいえ、ローゼマイン以外の視点で書かれた短編集や外伝は続いており、まだまだこの世界の魅力に触れる機会は続きます。

漫画版とアニメ版も継続中で、アニメ第4期は2026年春に放送される予定です。『本好きの下剋上』の世界は、まだまだ終わりません。

この記事のまとめ

  • ローゼマインとフェルディナンドがついに婚約!
  • ローゼマインは図書館都市のアウブ(領主)になる
  • トゥーリとルッツの恋も完結
  • 原作小説の本編は完結、漫画とアニメは進行中
  • 今後の短編集や番外編にも期待が高まる

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