【魔法少女にあこがれて】7話感想 ヒロインとしての矜持

アニメ

『魔法少女にあこがれて』7話「逆境アズール」では、アズールの原点と苦悩、うてなが理想とする魔法少女像が描かれています。

この記事を読むとわかること

  • 魔法少女アズール(小夜)の原点
  • 主人公ベーゼ(うてな)の魔法少女に対する憧れの原点
  • ベーゼの名言?迷言?

うてなの原点

『魔法少女にあこがれて』アニメ7話「逆境アズール」の冒頭では、幼い頃のうてなが熱心に魔法少女アニメを観ています。

魔法少女にあこがれて

これが私の原点・・・彼女にとって魔法少女が特別な憧れであることが伝わります。

うてなの魔法少女への思いは、単なる娯楽ではなく生き方の理想にも近いもの。

強敵に立ち向かい、困難をはねのけて戦い続ける姿に心を奪われた経験こそが、うてなの価値観を形づくっているのです。

うてなの純粋なときめき

うてなは、時に滑稽に見えるほどの魔法少女オタクです。

その根底には、子どもの頃の純粋な憧れが息づいています。

このことが、後の名言(迷言?)へとつながる重要な伏線となりました。

アズールの不調

魔法少女トレスマジアのメンバーたちは、戦いのあと反省会をしているようです。

サルファから叱責されるアズール

戦いに集中できずにやられっぱなしのアズール(小夜)は、叱責されていました。

サルファ(薫子)に厳しく注意される彼女の表情からは、戦士としての迷いと苦悩が見て取れます。

仲間からの指摘は厳しいものですが、それだけアズールに対する期待が込められているともいえます。

アズールの原点

小夜は魔法少女になる前、魔物に襲われていた幼い少女を、身を挺して守ろうとした経験がありました。

その場に現れたのがマゼンタ。小夜の勇気ある行動に魔法少女としての素質を見いだしたのです。

この出来事をきっかけに、小夜は魔法少女アズールとなりました。

アズールとベーゼの一騎打ち

7話のクライマックスでは、アズールとベーゼが一対一で激突します。最初はアズールが優勢に立ち、押し切るかに見えました。

アズール絶体絶命

しかし、ベーゼの反撃によって状況は一変。パンダの遊具を三角木馬に変える攻撃で、アズールは大きなダメージを受けます。

その瞬間、彼女は再び快感に囚われ、ベーゼに服従しようとします。

ベーゼは、アズールの姿に失望します。彼女が求めていたのは、逆境を跳ね返す強い魔法少女だったからです。

「ヒロインとしての矜持を持ちなさい」

魔法少女の敵でありながら、ベーゼは魔法少女のあるべき姿を誰よりも信じていました。

「解釈違いもほどがある。ヒロインとしての矜持を持ちなさい」そう言い放つと、ベーゼは去って行きました。

・・・って、どの口が説教してるんだ?

この記事のまとめ

  • 第7話「逆境アズール」はアズール(小夜)の原点と苦悩が描かれる
  • うてなの原点となる魔法少女アニメが登場
  • アズールはベーゼの攻撃に快感を覚えてしまい服従しようとする
  • ベーゼは「解釈違い」「ヒロインとしての矜持を持ちなさい」と一蹴
  • 闇落ちすら許されないアズールの悲劇

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