「うちの弁護士はまたしても手がかかる」 原作はある?脚本も解説

ドラマ

「うちの弁護士はまたしても手がかかる 原作」は漫画や小説なのか、ドラマを見て気になった方も多いのではないでしょうか。

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』は、2023年に放送された『うちの弁護士は手がかかる』の最終回から数年後を描いたスペシャルドラマで、ムロツヨシさん演じる蔵前勉と木南晴夏さん演じる新たな弁護士・樋口新の物語が描かれています。

この記事では、うちの弁護士はまたしても手がかかる 原作の有無や脚本家、前作とのつながり、あらすじやキャストについて詳しく紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 原作漫画や小説の有無とドラマオリジナル作品であること
  • 脚本家・中園勇也と前作「うちの弁護士は手がかかる」とのつながり
  • スペシャルドラマのあらすじやキャスト、平手友梨奈との関係

うちの弁護士はまたしても手がかかるに原作はある?

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』を見て、「原作の漫画や小説があるなら読んでみたい」と思った方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、本作に原作となる漫画や小説はなく、テレビドラマとして作られたオリジナル作品です。

2023年に放送された前作『うちの弁護士は手がかかる』の世界観や登場人物を引き継ぎながら、その後を描くスペシャルドラマとなっています。

漫画や小説を原作にした作品ではない

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』について原作を探している方もいると思いますが、漫画や小説を実写化した作品ではありません。

人気ドラマでは漫画や小説を原作とするケースが多いため、「うちの弁護士はまたしても手がかかる 原作」と検索したくなるところですが、本作の場合は原作本を読んでドラマとの違いを比較するタイプの作品ではないということですね。

そもそもシリーズの始まりとなった2023年放送の『うちの弁護士は手がかかる』も、ムロツヨシさん演じる元芸能マネージャーの蔵前勉が、パラリーガルとして法律の世界に飛び込む物語として制作されたドラマです。

蔵前が長年培ってきたマネジメント能力を弁護士のサポートに生かすという設定は、このシリーズならではの面白さだと私は感じます。

そのため、「原作を先に読んでおかないと内容が分からない」という心配はなく、ドラマそのものが物語の本編と考えて問題ありません。

一方で、今回のスペシャル版は前作の最終回より後の出来事を描いているため、登場人物の関係性までしっかり楽しみたい場合は、2023年版を先に見ておくとより理解しやすいでしょう。

ドラマオリジナルストーリーとして制作

フジテレビの公式情報では、『うちの弁護士はまたしても手がかかる』は2023年10月期に放送された連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』最終回の続きを描くスペシャル版と紹介されています。

2026年1月4日に放送された本作では、前作からムロツヨシさんをはじめとするキャストが再集結し、木南晴夏さん演じる弁護士・樋口新が新たなバディとして加わりました。

つまり、まったく別の物語として作り直した作品ではなく、前作で築かれた設定や人間関係を土台に、新しいエピソードを描いたオリジナルストーリーという位置づけです。

原作付き作品では原作との改変が話題になることもありますが、本作にはそのような比較対象がないため、ドラマ独自の展開をそのまま楽しめるのも特徴でしょう。

また、前作で蔵前とコンビを組んでいた天野杏から、新たな弁護士・樋口新へとバディが変化している点にも注目です。

私は、同じ蔵前を主人公にしながら相棒を変えることで、前作らしさを残しつつ新鮮な掛け合いを生み出せる構成になっているところが、続編ならではの見どころだと感じました。

したがって「うちの弁護士はまたしても手がかかる」の原作を探すより、前作『うちの弁護士は手がかかる』から順番にドラマを見ることが、物語をより深く楽しむ方法といえそうです。

うちの弁護士はまたしても手がかかるの脚本家は誰?

原作のないオリジナルドラマとなると、「誰が物語を書いたのか」も気になるところではないでしょうか。

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』の脚本を担当したのは、脚本家の中園勇也さんです。

中園勇也さんは2023年の前作にも脚本家として参加しているため、シリーズの雰囲気やキャラクターを知る人物が続編の物語を手がけたことになります。

脚本を担当したのは中園勇也

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』のスタッフ情報を見ると、脚本は中園勇也さんが担当しています。

本作には原作となる漫画や小説がないため、登場人物たちがどのような事件に関わり、蔵前勉と新たなバディ・樋口新の関係がどう変化していくのかというストーリーそのものが、ドラマのために組み立てられています。

特に注目したいのは、2023年版の単なる繰り返しではなく、前作のその後を描きながら木南晴夏さん演じる樋口新という新たな弁護士を登場させているところです。

前作では蔵前が平手友梨奈さん演じる天野杏を支える関係が物語の軸でしたが、今回は新しい相手とコンビを組むことで、蔵前の「人を支える力」を別の角度から描ける構成になっています。

また、中園勇也さんは『うちの弁護士は手がかかる』シリーズのほか、『イップス』などの脚本にも携わっています。

私は、法律を扱う物語でありながら難しい専門知識だけを前面に出すのではなく、人間関係やテンポのよい掛け合いを軸に見せていくところが『うち弁』シリーズの親しみやすさにつながっていると感じます。

原作を実写化した作品ではないからこそ、「このキャラクターなら次にどう行動するのか」を予想しながら、先の読めない展開を楽しめるのも本作の魅力といえるでしょう。

前作「うちの弁護士は手がかかる」にも参加

中園勇也さんはスペシャル版から初めて参加した脚本家ではなく、2023年放送の連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』でも脚本を担当しています。

前作は一人の脚本家だけですべてのエピソードを書いた作品ではなく、服部隆さん、おかざきさとこさん、西垣匡基さん、中園勇也さんなど複数の脚本家が参加して制作されました。

その中で中園勇也さんもシリーズの物語づくりに関わっていたため、蔵前勉をはじめとする登場人物の性格や、香澄法律事務所のメンバー同士の距離感を踏まえたうえでスペシャル版を書ける人物だったことが分かります。

さらに、今回のスペシャル版では演出にも前作を手がけた相沢秀幸さんが参加し、プロデュースも『うちの弁護士は手がかかる』シリーズを担当してきた金城綾香さんが務めています。

つまり脚本家だけでなく、前作を知る制作スタッフが再び参加して作られた続編という点も重要です。

続編では登場人物や舞台が同じでも、作り手が大きく変わることで作品の印象が変化する場合がありますが、本作ではシリーズ経験者が中心となっているため、前作から続けて見る人にもなじみやすい作りになっていると私は感じました。

原作が存在しない『うちの弁護士はまたしても手がかかる』において、中園勇也さんの脚本はまさに物語の土台であり、前作とのつながりを保ちながら新たなバディの物語を描いていることが大きなポイントです。

うちの弁護士はまたしても手がかかるは前作の続編

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』は、タイトルが似ているだけの別作品ではなく、2023年に放送された連続ドラマの続編です。

前作『うちの弁護士は手がかかる』最終回から数年後を舞台に、蔵前勉の新たな仕事と人間関係が描かれます。

前作で蔵前とコンビを組んだ天野杏の環境も変化しており、それが木南晴夏さん演じる樋口新との新しいバディ誕生につながっていきます。

2023年の連続ドラマ最終回から数年後を描く

フジテレビの公式情報では、『うちの弁護士はまたしても手がかかる』について、2023年10月期に放送された『うちの弁護士は手がかかる』最終回の続きを描くスペシャル版と明記されています。

前作では、トップ女優・笠原梨乃の敏腕マネージャーだった蔵前勉が突然クビを宣告され、その後、ひょんなことからパラリーガルへ転身するところから物語が始まりました。

法律とは縁のなかった蔵前が、平手友梨奈さん演じる新人弁護士・天野杏を支えながらさまざまな依頼に向き合い、自分自身も新しい生き方を見つけていく姿がシリーズの大きな軸となっていました。

そしてスペシャル版の物語は、その最終回から「数年後」の蔵前たちを描いています。

時間が経過しているため、蔵前を取り巻く仕事の状況にも変化があり、前作のラストからそのまま翌日の出来事が始まるような続編ではありません。

一方で、香澄法律事務所をはじめとした前作の設定や登場人物は引き継がれているため、2023年版を見ていた方なら「その後、みんなはどうなったのだろう」という楽しみ方もできます。

私は、単に人気キャラクターを再登場させるだけでなく、数年という時間の経過を新たなバディ誕生のきっかけにしているところが、続編として分かりやすい構成だと感じました。

天野杏がアメリカへ移籍した後の物語

前作を見ていた方にとって特に気になるのが、蔵前の担当弁護士だった天野杏がどうなったのかという点でしょう。

スペシャル版では、天野杏は香澄法律事務所からアメリカの法律事務所へ移籍したという設定になっています。

その結果、担当する弁護士がいなくなった蔵前は、香澄法律事務所の所長・香澄今日子から契約終了をほのめかされ、再び仕事を失いかねない状況に追い込まれてしまいます。

前作の冒頭でも蔵前は女優のマネージャーを突然クビになったことをきっかけに人生が大きく変わっているため、今回も「クビの危機」が新しい物語を動かすきっかけになっているのが面白いところです。

そんな蔵前の前に現れるのが、メディアにも頻繁に登場する人気弁護士・樋口新です。

蔵前は樋口新のパラリーガルになるチャンスを得て、謙虚で丁寧な彼女の人柄に好印象を抱きますが、歓迎会で酒が進むと新の態度が一変し、タイトル通り「またしても手がかかる」弁護士を担当することになります。

つまり天野杏がアメリカへ移った設定は、前作のキャラクターを単純に置き換えるためだけではなく、蔵前が再び新しい弁護士と向き合い、パラリーガルとして奮闘する物語を始める重要な転換点になっています。

前作の蔵前と杏の関係を知っているほど、新たな相棒・樋口新に対して蔵前がどのように接し、どんなコンビになっていくのかにも注目したくなる続編といえるでしょう。

うちの弁護士はまたしても手がかかるのあらすじ

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』では、数年後の蔵前勉がまたもや仕事を失いかねない状況に追い込まれるところから物語が動き出します。

そんな蔵前が出会うのが、木南晴夏さん演じる人気弁護士・樋口新で、新たな弁護士とパラリーガルのバディが誕生します。

さらに、大御所俳優による映画出演のドタキャン問題が持ち込まれたことで、蔵前と新は思いもよらない騒動へと巻き込まれていきます。

蔵前勉が再びクビの危機に直面

物語の主人公・蔵前勉は、かつてトップ女優・笠原梨乃を長年支えてきた敏腕マネージャーでしたが、突然解雇されたことをきっかけにパラリーガルへ転身しました。

法律の知識だけでは解決できない問題に対して、マネージャー時代に培った調整力や人との向き合い方を生かしながら奮闘し、前作では新たな人生を歩み始めています。

ところが数年後、蔵前は「またしても」クビになりかねない危機を迎えていました。

その理由は、蔵前が担当していた弁護士・天野杏が香澄法律事務所を離れ、アメリカの法律事務所へ移籍したためです。

担当弁護士がいなくなった蔵前は、戸田恵子さん演じる所長・香澄今日子から契約終了をほのめかされ、焦ることになります。

前作では芸能マネージャーをクビになったことがパラリーガルへの転身につながりましたが、今回も仕事を失う危機が、蔵前を次の出会いへと導く構成になっています。

私は、前作の始まりを思わせる状況をあえてもう一度用意することで、「またしても」というタイトルの意味を序盤から感じられるところが面白いと思いました。

新たな弁護士・樋口新のパラリーガルになる

契約終了の危機に直面した蔵前に訪れる新たなチャンスが、人気弁護士・樋口新のパラリーガルになることです。

木南晴夏さん演じる樋口新はメディアに引っ張りだこの人気弁護士で、最初に接した蔵前は、その謙虚で丁寧な人柄に感動します。

新から条件を示した書面を提示された蔵前はすぐに署名し、これなら新しい相棒とうまくやっていけそうに思えるのですが、歓迎会をきっかけに状況が一変します。

お酒が進むにつれて新の態度が変わり、蔵前は今回も一筋縄ではいかない「手がかかる弁護士」を担当することになるのです。

前作の天野杏も優秀な法律知識を持ちながら、人とのコミュニケーションでは蔵前のサポートを必要とする人物でした。

一方、新は杏とは異なる個性を持っているため、同じ「手がかかる弁護士」でも蔵前との関係性は違ったものになっています。

蔵前が新の問題に振り回されるだけでなく、元マネージャーならではの能力をどのように生かして支えていくのかが、スペシャル版の大きな見どころになっています。

映画出演のドタキャン問題から事件が動き出す

蔵前と新がコンビを組んだ翌日、香澄法律事務所を訪れるのが映画プロデューサー・吉岡恵理子と、監督デビューを控えた唐沢祐希です。

唐沢は自身の監督デビュー作品を準備しており、大御所俳優・伍代夏生の出演も決まっていました。

しかし、伍代が映画への出演を一方的にドタキャンしたことで、唐沢は困り果てて法律事務所へ相談にやって来ます。

伍代を演じるのは渡部篤郎さん、唐沢を演じるのは濱津隆之さんで、芸能界を舞台にしたトラブルが物語の重要な入り口となっています。

元芸能マネージャーである蔵前にとっては経験を生かせそうな相談でもあり、唐沢に同情した蔵前は解決に向けて意欲を見せます。

ところが、新は蔵前ほどこの案件に乗り気ではなく、事件への向き合い方にも新バディの温度差が表れます。

法律事務所を舞台にしながら、芸能マネージャーだった蔵前の過去と映画業界のトラブルを結びつけているため、蔵前だからこそ活躍できる展開になっているのがポイントでしょう。

そして、この映画出演のドタキャン問題だけで終わらず、樋口新自身をめぐる問題も絡みながら物語は広がっていきます。

新しい相棒とのコミカルな掛け合いと、依頼の裏側にある事情を追っていくリーガルドラマの両方を楽しめるあらすじになっています。

うちの弁護士はまたしても手がかかるのキャスト

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』では、前作からムロツヨシさんをはじめとするおなじみのキャストが多数続投しています。

さらに、木南晴夏さんが新たな弁護士・樋口新役として加わり、蔵前勉の新しいバディを演じています。

香澄法律事務所のメンバーや蔵前と関係の深い人物も再登場するため、前作を見ていた方には懐かしさと新鮮さの両方を味わえるキャスト構成です。

ムロツヨシが主人公・蔵前勉を続投

主人公・蔵前勉を演じるのは、前作に引き続きムロツヨシさんです。

蔵前はもともとトップ女優・笠原梨乃を長年サポートしてきた超敏腕マネージャーでしたが、突然クビになったことから人生が一変し、前作でパラリーガルとして新たな道を歩き始めました。

弁護士資格を持つ人物ではないものの、人を支えることに関してはまさにプロであり、相手の性格や置かれた状況を見ながら必要なものを先回りして準備できる点が蔵前の強みです。

今回もその能力は健在ですが、担当していた天野杏がアメリカの法律事務所へ移籍したことで、蔵前自身は再び契約終了の危機に直面します。

そこで新しい担当弁護士を見つけることになり、「弁護士を支えるパラリーガル」という蔵前ならではの立ち位置が再び物語の中心になります。

私は、蔵前が法律の専門家として事件を解決するのではなく、人を観察して支える能力で弁護士の力を引き出していくところに、このシリーズならではの面白さがあると感じます。

前作で天野杏に振り回された蔵前が、今度はどのような相手に振り回されるのかという部分も、タイトルの『またしても手がかかる』につながる注目ポイントです。

木南晴夏が新バディ・樋口新を演じる

スペシャル版で新たに登場する弁護士・樋口新を演じるのは、木南晴夏さんです。

樋口新はメディアに引っ張りだこの人気弁護士で、蔵前が最初に接した際には謙虚で丁寧な人物として振る舞い、その人柄に蔵前も感動します。

ところが、香澄法律事務所で開かれた歓迎会でお酒が進むにつれて態度が一変し、蔵前はまたもや簡単には扱えない「手がかかる弁護士」のパラリーガルになることが分かります。

前作で平手友梨奈さんが演じた天野杏は、法律の能力に優れる一方でコミュニケーションが不器用という人物でしたが、樋口新にはまた違った意味で蔵前のサポートが必要になります。

同じ主人公を続投させながらバディを変更することで、前作の関係性をそのまま再現するのではなく、新しい掛け合いを作っている点がスペシャル版の大きな特徴でしょう。

特に、元芸能マネージャーとして世話を焼くことに慣れている蔵前と、表向きの印象だけでは分からない一面を持つ新が、事件を通してどのような信頼関係を築くのかが見どころになります。

ムロツヨシさんと木南晴夏さんによる新コンビが、前作とは異なる『うち弁』の魅力を生み出していると私は感じました。

香澄法律事務所のおなじみのメンバーも再集結

スペシャル版では蔵前と新だけでなく、2023年の連続ドラマに出演したキャストが多数再集結しています。

香澄法律事務所の所長・香澄今日子役の戸田恵子さんをはじめ、弁護士の山崎慶太役を松尾諭さん、辻井玲子役を村川絵梨さん、パラリーガルの丸屋泰造役を酒向芳さんが引き続き演じています。

さらに、前作でアルバイトのパラリーガルとして香澄法律事務所に在籍していた岩渕亮平役の日向亘さんも再登場します。

蔵前が長年支えていたトップ女優・笠原梨乃役の吉瀬美智子さんや、蔵前と同じく元マネージャーである安藤カオリ役の安達祐実さんなど、法律事務所の外にいるおなじみの人物も登場します。

そのほか、菅野莉央さん、入山法子さん、東根作寿英さん、本多力さん、早瀬憩さん、ナレーションの時任三郎さんらも前作から参加しています。

このように主要な人物を一から入れ替えるのではなく、前作のキャラクターたちを残したうえで樋口新という新メンバーを加えているため、シリーズの世界観が自然につながっています。

前作ファンにとっては、おなじみのメンバーの数年後を確認できること自体も楽しみの一つでしょう。

一方、スペシャル版から初めて見る場合でも、蔵前と新の新しいバディ関係を中心に物語が進むため、新旧キャストが交わることで『うち弁』の世界を広げた作品として楽しめる構成になっています。

うちの弁護士はまたしても手がかかると平手友梨奈の関係

前作で蔵前勉のバディ・天野杏を演じていた平手友梨奈さんが、スペシャル版ではどうなったのか気になる方も多いでしょう。

今回の物語では、天野杏は香澄法律事務所を離れ、アメリカの法律事務所へ移籍した設定になっています。

そして杏がいなくなったことが、蔵前と木南晴夏さん演じる樋口新との新たなバディ誕生につながり、前作から続く物語を動かす重要な要素になっています。

天野杏はアメリカの法律事務所へ移籍した設定

2023年の『うちの弁護士は手がかかる』では、平手友梨奈さんが新人弁護士・天野杏を演じ、ムロツヨシさん演じる蔵前勉とバディを組んでいました。

天野杏は若くして司法試験に合格するほど法律の知識と能力に優れている一方、人とのコミュニケーションでは不器用なところがあり、元芸能マネージャーの蔵前がパラリーガルとして彼女を支える関係が前作の中心でした。

そのためスペシャル版でも蔵前と杏のコンビを期待した方がいるかもしれませんが、物語が始まる時点で状況は大きく変化しています。

フジテレビの公式ストーリーでは、担当弁護士だった杏が香澄法律事務所からアメリカの法律事務所へ移籍したことが説明されています。

つまり、杏というキャラクターが存在しなくなったわけではなく、前作から数年が経過する中で、弁護士として新しい環境へ進んだことが示されているわけです。

杏の移籍によって担当弁護士を失った蔵前は、所長の香澄今日子から契約終了をほのめかされ、再び仕事を失う危機を迎えます。

私はこの設定によって、前作で築かれた蔵前と杏の関係を否定せずに残しながら、数年後の新しい物語へ自然にバトンを渡しているところがポイントだと感じました。

樋口新との関係から前作とのつながりも描かれる

杏がアメリカへ移籍したことで蔵前の新たな担当弁護士となるのが、木南晴夏さん演じる樋口新です。

樋口新はメディアに引っ張りだこの人気弁護士で、当初は謙虚で丁寧な人物に見えるものの、歓迎会で酒が進むと態度が一変し、蔵前は再び「手がかかる弁護士」を支える立場になります。

ここで興味深いのは、杏と新の性格をまったく同じにするのではなく、それぞれ違った個性を持つ弁護士として描いている点です。

前作では、不器用ながら弁護士として成長していく杏と、それを支える蔵前の関係が描かれましたが、今回はすでに人気弁護士として知られている新と蔵前がコンビを組みます。

つまり、相棒は変わっても「能力はあるけれど手がかかる弁護士を、蔵前が持ち前のサポート力で支える」というシリーズの軸は引き継がれていると考えられます。

また、香澄今日子をはじめ、山崎慶太、辻井玲子、丸屋泰造、岩渕亮平など香澄法律事務所のおなじみの人物も登場するため、バディが変わっても前作とのつながりは随所に感じられます。

平手友梨奈さん演じる天野杏が前作で蔵前と築いた関係があったからこそ、今回の蔵前が新しい弁護士とどう向き合うのかという部分にも注目したくなります。

杏のアメリカ移籍を物語上の転換点として、新たなバディ・樋口新との関係へつなげていることが、『うちの弁護士はまたしても手がかかる』と前作を結ぶ大きなポイントです。

うちの弁護士はまたしても手がかかる 原作や脚本のまとめ

ここまで『うちの弁護士はまたしても手がかかる』の原作や脚本、前作とのつながり、キャストなどについて紹介してきました。

結論として、本作は原作漫画や小説を実写化した作品ではなく、ドラマとして作られたオリジナル作品です。

2023年版の最終回から数年後を舞台に、蔵前勉と新たな弁護士・樋口新のバディを描くスペシャルドラマとして楽しめます。

原作漫画や小説ではなくドラマオリジナル作品

「うちの弁護士はまたしても手がかかる 原作」と検索すると、漫画や小説が先に存在するのではないかと思うかもしれませんが、原作となる漫画や小説はなく、テレビドラマ独自のストーリーとなっています。

そのため、ドラマを見る前に原作本を読んでおく必要はありませんし、原作とドラマで結末やキャラクター設定が違うのかを気にする必要もありません。

そして今回のスペシャル版で脚本を担当しているのは中園勇也さんで、中園さんは2023年放送の前作『うちの弁護士は手がかかる』にも脚本家として参加しています。

前作の人物像やシリーズの雰囲気を知る脚本家が続編を担当していることは、原作のないオリジナル作品だからこそ注目したいポイントでしょう。

また、プロデュースを金城綾香さん、演出を相沢秀幸さんと下畠優太さんが担当し、音楽には川井憲次さんとfox capture planが名を連ねています。

私は、原作という答えがあらかじめ存在しないからこそ、蔵前と樋口新がどのような関係を築くのか、事件がどこへ向かうのかを予想しながら見られることが本作の魅力の一つだと感じます。

原作を探していた方は「原作本を読む」のではなく、前作のドラマから物語を追うと、『うち弁』の世界をより理解しやすくなります。

前作から続く物語として楽しめるスペシャルドラマ

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』は、2026年1月4日にフジテレビ系で放送されたスペシャルドラマで、2023年の連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』最終回の続きを描いた作品です。

舞台は前作から数年後となり、平手友梨奈さん演じる天野杏は香澄法律事務所からアメリカの法律事務所へ移籍しています。

担当弁護士を失った蔵前は契約終了をほのめかされますが、そこで木南晴夏さん演じる人気弁護士・樋口新と出会い、新たに彼女のパラリーガルになるチャンスをつかみます。

一見すると謙虚で丁寧だった新にも思わぬ一面があり、蔵前が「またしても手がかかる」弁護士を担当するというタイトルにつながる展開が用意されています。

さらに、戸田恵子さん、吉瀬美智子さん、酒向芳さん、松尾諭さん、村川絵梨さん、日向亘さんなど前作のおなじみのキャストも再集結しており、シリーズの世界観もしっかり引き継がれています。

そのためスペシャル版から見ることもできますが、蔵前がなぜパラリーガルになったのか、天野杏とどんな関係を築いてきたのかを知っていると、数年後の変化がより分かりやすくなるでしょう。

原作漫画や小説の有無が気になってこの記事にたどり着いた方には、まず2023年版『うちの弁護士は手がかかる』、その後に『うちの弁護士はまたしても手がかかる』という順番で楽しむのがおすすめです。

蔵前の相棒が天野杏から樋口新へ変わったことで、前作の魅力を引き継ぎながら新しい掛け合いも楽しめるスペシャルドラマとなっています。

この記事のまとめ

  • 原作漫画や小説はなく、ドラマオリジナル作品!
  • 脚本は前作にも参加した中園勇也が担当
  • 2023年の連続ドラマ最終回から数年後の物語
  • 天野杏がアメリカへ移籍した後の蔵前勉を描く
  • 蔵前は新たな弁護士・樋口新のパラリーガルに!
  • 映画出演のドタキャン問題をきっかけに事件が展開
  • ムロツヨシが蔵前勉役で続投し、木南晴夏が新加入
  • 香澄法律事務所のおなじみのメンバーも再集結
  • 前作とのつながりも楽しめるスペシャルドラマ!

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