餅つき後に餅がくっつかないようにするにはどうすればいい?

お餅つきをするのはとても楽しいですよね!また、最近ではホームベーカリー等でも手軽に家庭でも、お餅を作ることができます。

そして、つきたてのお餅は格別においしいものですよね!

しかし、出来たてのお餅って、どこにでもベタベタとくっついてしまうのが難点ではないでしょうか?せっかくキレイに並べておいたのに、横や縦の餅同士がくっついてしまうことって多いのです…

では、どうすれば、餅同士がくっつかずに上手に並べたり、保存することができるのでしょうか?

本記事では、餅つきで作ったお餅がくっつかないようにする方法を解説していきます。

餅つきの時には餅とり粉?

出来立て、つきたてのお餅ってどこにでもくっついてしまいますよね。

柔らかくてさわり心地はよいのですけど、困ってしまいませんか?

なので、その対策として手を水に濡らしたり、まな板の上に餅とり粉をまぶしたりして、ハンドリングを行いやすくしているのです。

また、この餅とり粉の原料は、とうもろこし等から作られているでんぷんを粉状にしたもの。

つきたてのお餅に、餅とり粉をまぶすことで、手やまな板にベタベタとくっつくことを防げますよ。

しかし!餅とり粉には、少し注意点があるのです。

適量を使用するのなら、よいのですが、あまりにも多くの量を使いすぎてしまうと、お餅の食感が悪くなったり、焼いた時に膨らみにくくなってしまったりというデメリットがあるのです…

また、餅とり粉は、空気中の水分を取り込みやすいために、たくさん餅とり粉を使ってしまうと、早くにお餅がカビてしまう恐れもあります。

上記のことをアタマに入れて、餅とり粉を使う時には、必要最低限の量を使用することを、おすすめします!

餅つき後には湯取り法がおすすめ


餅つき後のお餅に、餅とり粉をあまり使わずにくっつきにくくするならば、扱いが簡単な【湯取り法】がおすすめ。

やり方はとてもシンプル!ボウルに50℃くらいのお湯を少し入れて、その中に、つきたてのお餅を入れましょう。

できたてのお餅がやわらかくて、取り出すのが大変な場合には、木のヘラなどを濡らして掻き出せばOK!

お餅の表面がお湯に触れることで、くっつきにくくなり、扱いがとても楽になるということです。

また、もうひとつの容器には冷水を用意しましょう。

お餅を丸める時に、冷水で手を濡らしながら行うと、手にもくっつかずにキレイに丸められますよ!

この方法は【湯取り餅】を作る手順でもあるので、湯からあげて、そのままちぎって醤油やきなこで味付けをして、出来立てをたべるのもおすすめ!

餅つき後はフリーザーバッグへ

つきたてのお餅は、フリーザーバッグに入れて保存すると簡単で便利ですよ。

やり方はシンプル!予め、フリーザーバッグの内側を水で濡らしておいて、袋の角を2箇所、3ミリ程度切りとっておきます。

そして、そのフリーザーバッグに、つきたてのお餅を入れましょう!チャックを閉めたら最後は、麺棒や平らな板などを使って延ばせばOK。

はじめに切った角の穴から空気が出るため、きれいに延ばすことができますよ。

そして、そのまま冷やせば【のし餅】のできあがり!

お餅を食べたい時は、バッグの上から包丁で切れば大丈夫です。

または、はじめからカットして保存したい場合は、切ってから少し餅とり粉をまぶして、冷蔵庫で保存するとよいでしょう。

餅つき後:丸餅の場合


丸餅といえば、関西圏で食べられているお餅のイメージが強いですね!

丸餅をくっつかずに上手く保存したい場合には、湯取りをした後に、餅とり粉を使うのがいいでしょう。

湯取り後のお餅を、水で濡らした手で丸めたら、まな板等に餅とり粉をふって、そこに並べます!または、くっつきにくい、オーブンシートを使うのもよいということです。

そして、冷えて固まってから、ひとつずつラップに包んで冷凍、冷蔵保存すれば完ぺき!

餅つき後のお餅をくっつかずに焼く


くっつかずに上手くお餅を保存できたのに、焼いた時に隣のお餅と合体したり、網やフライパンにくっついてしまうと残念ですよね…

どうすれば、くっつかずにキレイに焼けるのでしょうか?ちょっとしたコツを紹介します。

  • トースターの場合:トースターでお餅を焼く時には、予め、トースターを予熱で温めておきましょう!アルミを敷く場合にはアルミも一緒に温めておきます。そのほか、網の上にのせて焼く時は、油を染み込ませたキッチンペーパーで、網を油でコーティングしておくのもよいですよ。
  • フライパンの場合:テフロン加工がされていない場合は、くっつきやすいので、オーブンシートを敷く又は、油をひいてくださいね!熱する前のフライパンにお餅を置いて、中火で5分程度焼きます!また、裏返して3分程焼けばOK
  • コンロの場合:予め1〜2分程温めておきます。お餅をのせたら、直に火が当たらないように火加減を調節しましょう!お餅の表と裏を、各8分前後焼けばOK。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

餅つきをした後、くっつかずにキレイにお餅を保存する方法は意外と簡単でしたね!

ぬるま湯に浸けたり、餅とり粉を少量ふりかけたり…

ちょっとしたことを行うだけで、格段にお餅の保存が楽になりますので、ぜひ!あなたも試してみてくださいね!

 

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