『黒執事』1期に登場するアニメオリジナルキャラの魔犬プルートゥ。恐ろしい姿をしていますが、どこか愛嬌のある存在として描かれています。
この記事を読むとわかること
- 魔犬プルートゥの特殊な能力
- プルートゥがファントムハイヴ家に預けられたいきさつ
- セバスチャンによる「飴と鞭」の調教
- プルートゥが暴走して迎えた悲劇
伝説の魔犬プルートゥとは?
プルートゥは、村に古くから伝わる伝説の魔犬として恐れられていました。
魔犬伝説を利用していた支配者バリモア卿が殺され、遺体には大きな動物の噛み傷が残されていました。 村人たちは「魔犬のたたり」ではないかと怯えます。
興奮すると人の姿に!
プルートゥの最大の特徴は、人の姿に変身できることです。
普段は巨大な犬の姿をしていますが、 興奮すると銀髪の青年になります。しかし、性格は犬のときと変わらず、人の言葉を話すことはできません。
炎を操る能力をもつ
プルートゥは、炎を操る能力を持っています。暴走すると口から炎を吐いて、周囲を焼き尽くすほどの力を発揮します。
この能力のために、村人たちからは「災厄をもたらす魔犬」として恐れられていました。
セバスチャンの「飴と鞭」
魔犬プルートゥが、ファントムハイヴ家の使用人フィ二に襲いかかろうとした瞬間、セバスチャンが現れます。
「おやおや、お手はなかなかお上手じゃないですか」
セバスチャンの抱擁
セバスチャンは、プルートゥを「飴と鞭」 で調教します。
プルートゥの鼻を甘噛みしたり、「犬まっしぐら毎日食べたいINUKKO」という餌を与えたりする「飴」と交互に、「鞭」と称して蹴り飛ばすなど激しい指導を繰り返します。
最後は、セバスチャンの激しい「抱擁」で締めくくりました。
ファントムハイヴ家にやってくる
その後、バリモア卿のメイドで犬が大好きなアンジェラが、プルートゥを密かに餌付けしていたことがわかります。
アンジェラは、「プルートゥを飼育してほしい」とシエルにお願いし、シエルはそれを快諾します。
いつかプルートゥに会いに行きますというアンジェラに、セバスチャンは「出来れば遠慮して欲しい」と告げました。
何気ないやりとりの裏に策略があることを、セバスチャンは感じていたのかもしれません。
魔犬プルートゥの最期
セバスチャンによる調教のおかげで、ファントムハイヴ家にすっかり馴染んだ魔犬プルートゥ。
しかし、ある人物の戦略によってプルートゥは暴走し、ロンドンの街を襲うことになります。
操られて自我を失う
その人物とは、プルートゥを餌付けしていたメイドのアンジェラ。彼女は、ヴィクトリア女王の執事アッシュと同一人物で、実は天使だったのです。
彼女(彼?)に操られて、プルートゥは自我を失い暴走します。
炎を吐いて暴走
暴走したプルートゥは、口から炎を吐きながら街を焼き払います。
このままでは、ロンドンの街が完全に消滅してしまう危険がありました。
シエルの決断
この状況を見て、シエルは決断を下します。普段は頼りにならない使用人トリオ(バルド、メイリン、フィニ)にプルートゥの討伐を命じたのです。
彼らは涙ながらに銃を構え、プルートゥを撃ちました。炎のなかで銃声と魔犬の悲痛な叫び声が響き渡りました。
この記事のまとめ
- プルートゥは、巨大な力を持つ伝説の魔犬
- セバスチャンの「飴と鞭」による調教が行われる
- アンジェラの依頼により、ファントムハイヴ家に預けられる
- アッシュ(=アンジェラ)の陰謀で暴走し、ロンドンを襲撃
- シエルの決断により、プルートゥは使用人に討たれた
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