自由研究の工作!簡単に仕上げよう!

夏休みの自由研究を簡単に仕上げたい!

部活や塾で忙しい学生の皆さんは、少なからず一度はこんな気持ちになった事はありませんか?

昔から自由研究のネタ探しは、夏休みの頭痛の種って方も多いと思います。

今回は夏休みをエンジョイしたい方向けに、自由研究を簡単に仕上げるための工作をご紹介したいと思います。

自由研究の工作を簡単に仕上げよう!:紙コップ飛行機

これはモノを投げた時に、『なんでも同じ軌道で飛ぶ訳ではない』ということを実験により証明する自由研究です。

モノの形や重さによってどのような飛び方になるのかを、様々な紙のコップや箱を作って実際に飛ばしてみましょう。

用意する紙コップは、例えば、ポテトの丸箱、ビスケットなどの長方形の箱、六角形の箱に入ったお菓子、トイレットペーパーの芯などの色々な形のモノを用意します。

わりばしと輪ゴムで発射装置を作り、先ほど用意した紙コップ類を一つ一つ飛ばしてその軌道を観察します。

どんな軌道だったか、どれが一番遠くまで飛んだのか、重さが関係するのか、などを実験の成果とすれば良いでしょう。

もし、うまく紙コップを進行方向とは反対に回転させて飛ばす事ができたら、紙コップは不思議な飛び方をします。

これは「マグヌス効果」と呼び、野球でいう「バックスピン」で揚力が働いた状態となります。

この実験は用意は簡単ですが、観察結果は簡単なものから深いものまで様々でおもしろいかも知れませんね。

自由研究の工作を簡単に仕上げよう!:ペットボトルで温かいお湯作り

自然エネルギーとは、太陽光や風力や地熱などの地球の自然現象から得られるエネルギーのことを言います。

ペットボトルで作るお湯作りとは、この自然エネルギーである太陽光を利用して、ペットボトル内のお湯を温める実験です。

思ったよりも温かくなるので自然の力強さを感じれます。

そしてペットボトルの表面を工夫することでお湯の温度変化を見ることができます。

まず、ペットボトルを3本用意します。

1本目はそのまま、2本目はペットボトル表面を白色の画用紙で包む、3本目は黒色の画用紙で包む。

3本のペットボトルに同量の水を入れて、水温を測りメモしましょう。

準備が出来たら、日差しが強い日中に、日の光の当たるベランダなどにペットボトルを置きます。

20分ごとに3本の水温を測り、メモしましょう(ペットボトルは熱くなっているのでこぼさないよう、軍手をはめて作業しよう)。

1時間程度実験すれば、おおよその温度変化を確認できるかと思います。

透明、白色、黒色、どれが最も太陽の熱エネルギー効率が良いかが分かったら、それ以外の方法(紙ではなく布)でも実験してみましょう。

今回は太陽光を利用した自然エネルギーでしたが、水力や風力にもチャレンジしたいですね。

自由研究の工作を簡単に仕上げよう!:牛乳パックで再生紙

紙を作る工作っていったい何?と思われるかも知れませんが、牛乳パックを使えば意外と簡単に出来てしまいます。

この牛乳パックから紙を作る実験を通して、身の回りにある紙がいったいどのように作られるのかを学べます。

用意するものは、牛乳パック、ミキサー、針金ハンガー、洗濯のり、水切りネット、食品バット、ガーゼ、新聞紙、タオルです。

牛乳パックを2日程度水につけた後、表面のビニールを剥がします。食品バットに入る大きさに針金ハンガーを曲げ、水切りネットを一緒にバットにセット。

水300mlと水に浸していた牛乳パックを小さくちぎってミキサーにかけて粉々にする。

さらに、水200mlと洗濯のり40mlを加え、泡だてずに静かにまぜる。

食品バットに水をはってから、針金ハンガー、ガーゼを載せ、先ほど粉々にした牛乳パックをすくって広げる。

針金ハンガーを上げて新聞紙を被せひっくり返す。

ガーゼの上にタオルを乗せ水分を取る。

あとは風通しのよい場所で乾燥させ、乾いたらガーゼを外すと完成です。

この工作は少し難しいところもありますが、うまくいかない場合は紙のもとを増やしてチャレンジしてみてくださいね。

自由研究の工作を簡単に仕上げよう!:まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は自由研究の工作を簡単に仕上げよう!というテーマで工作をご紹介しました。

簡単な工作ではありますが、観察結果のまとめには少し工夫が必要になりそうですので、親御さんのアドバイスが必要になるかもしれません。

自由研究の工作を簡単に仕上げて、夏休みを満喫しましょう!

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