雪まつりの日本の歴史とは?雪まつりを行う理由をくわしく紹介!

みなさんは、雪まつりを見に行ったことはありますか?

小さなお子様から年配の方まで老若男女問わず、心踊るお祭りですよね!

そんな雪まつりの日本の歴史やお祭りを行う理由について、調べてみました。

また、そんな雪まつりはどこで行われているのでしょうか?

雪まつりが楽しめるスポットも、あわせてご紹介いたします。

雪まつりとは?

雪まつりとは一体、どんなおまつりなのでしょうか?

この祭事は、文字どおり雪をテーマとしたおまつりのことです。

雪まつりは、雪で造ったかわいらしいキャラクターの雪像や、きらびやかに照らされた氷像等

がたくさん展示されていることで有名です。

また、雪像等の展示以外にも、コンサートやダンス、スポーツ等のパフォーマンスが行われたりすることもありますよ。

そのため、具体的な雪まつりの定義は存在しないようです。

日本の雪まつりの歴史

それでは、日本の雪まつりには、どのような歴史があるのでしょうか?

現代の雪まつりが一番初めに行なわれたのは、新潟県の十日町市で、雪まつりの発祥の地だそうですよ!

初回開催日は1950年(昭和25年)の2月4日だということです。

意外にも、北海道ではなく、新潟県が発祥地だったのですね。

雪国の人たちは昔、スコップなどのわずかな道具だけを使って雪かきをしなければなりませんでした。

そのため、雪かきは、今以上に大変な作業だったのです。

そうです!雪国で暮らす人々にとって、雪は戦う相手だったのです…

しかし、そんな雪をうらめしく思いながら冬を越すよりも、【雪を友と思い、楽しもう!】といった想いから、雪まつりが始まったということです。

また、日本で有名なのが【日本の3大雪まつり】のひとつである【さっぽろ雪まつり】ですが、こちらも

1950年と同時期から開催されているようです。

雪まつりはどこで開催される?

日本の雪まつりで有名なものといえば、【さっぽろ雪まつり】でしょうか。

このほかにも、3大雪まつりといわれているものの中に、【南魚沼市雪まつり】と【十日町雪まつり】があります。

2023年度のそれぞれの開催地と時期は、下記の通りですので、ぜひ参考にしてみてください。

さっぽろ雪まつり

2月4日〜11日(土曜・祝日)の間、「大通会場」(札幌市中央区大通西1丁目~西12丁目)と「すすきの会場」(札幌市中央区南4条通り~南7条通りの西4丁目線)の両会場で行われる見通しです。

迫力のあるメインの大雪像が5基のほか、なんと!100基以上の雪像が造られるということです。

見ごたえ抜群の雪まつりですね!

十日町雪まつり

2月18日(土曜)9:00〜20:00、十日町駅・越後水沢駅・下条駅の3駅を拠点にして行われる予定だということです。

また、ミニSLが走ったり、雪遊びができるスポットもあったりと、子ども達は大喜びするのではないでしょうか?グルメを楽しめる屋台も出店予定だそうで、大人の方も満喫できますね!

南魚沼市雪まつり

祭りは六日町の特設ステージ中心に行われるそうですが、2023年度はコロナの影響等もあり、今のところ延期が見込まれています。

しかし、実行委員会では、中止の代わりに雪まつりの歴史を伝えるパネル展等を企画中だということです。

南魚沼市雪まつりの開催時期ですが、例年では2月の第2土曜日・日曜日の2日間、行われているそうです。

南魚沼市雪まつりは、地元の方々が楽しめることをモットーにしているということです。

2019年の特設ステージでは、地元出身の歌手のコンサートが行われたり、上杉謙信公ゆかりの陣太鼓が披露されたのだそうですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか?

現代も雪かきはとても大変ですが、昔はもっと困難だったのですね。

その雪を憎たらしく思わず、楽しもう!という昔の人々の想いから雪まつりが始まったのでした。

複数の地域で開催されている雪まつり。

どの地域でも各々の魅力を見せてくれる雪まつりに、ぜひ!あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?

コメント