暑くなってくるとご家庭で扇風機の出番が増えてきますよね。
しかし、久しぶりに押し入れから扇風機を引っ張り出すとほこりまみれで、「とてもじゃないけどそのまま使用出来ない!」という様な経験はございませんでしょうか?
そのまま電源をつけた日には、ただただ部屋中にホコリをまき散らす空気”不”清浄機と化してしまいますね・・・。
今回はそんな扇風機を綺麗に使うために大切な掃除について、ご紹介させていただきます。
掃除に必要な分解箇所についてやタワー型扇風機(ハネのない扇風機)の掃除方法についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
扇風機の掃除に必要なアイテムと大まかな手順
まずは、扇風機の掃除に必要な準備物と大まかな手順についてご説明させていただきます。
必要なアイテム7選
・新聞紙
掃除を行う際に、扇風機についたホコリが床に落ちてしまわないように、新聞紙を床に敷きましょう。
・雑巾
全体のホコリを拭う際に使用します。
・ゴム手袋
掃除による手荒れ防止にゴム手袋があるとおすすめです。
・中性洗剤
扇風機の羽やカバーを洗うのに中性洗剤を使用します。
・重曹スプレー(重曹小さじ1杯と水100mlを混ぜ合わせたもの)
頑固な汚れがある場合には、重曹スプレーを用いて汚れを落としていきましょう。
・スポンジ
中性洗剤や重曹スプレーと一緒に使います。
・綿棒
網の間の細かいホコリなどは綿棒を使用することで綺麗に除去することができます。
大まかな掃除の手順
次に扇風機の掃除における大まかな流れについて見ていきましょう。
①カバーやハネを外し、新聞紙の上に並べます(カバーやハネの分解方法については、次の章で詳しく解説しております)。
②それぞれのパーツを雑巾で拭い一通りのホコリや汚れを落としましょう。この際に、網の間の細かい部分のホコリは綿棒を使用すると綺麗にホコリを除去できます。
③中性洗剤とスポンジを使用し、雑巾拭きだけでは落ちない汚れを落としていきます。
④前述の③だけでは落ち切らなかった頑固な汚れや油汚れなどがある場合は、重曹スプレーを吹きかけて10分ほど放置した後に、シャワーやスポンジで綺麗に洗い流していきましょう。
⑤しっかりと乾かした後に、パーツを元通りに組み立てて扇風機のお掃除は完了となります!
扇風機を掃除するために必要な分解箇所は?
前章で扇風機の掃除にあたってカバーやハネについては分解した後に、掃除を始めると述べましたが、ここでは分解方法について詳しく見ていきましょう。
注意:まずは電源コードを抜いたうえで作業を始めましょう。
扇風機のカバーとハネを分解するためには、以下の手順で進めていきましょう。
①前面カバーを外す。
メーカーによる違いはありますが、扇風機カバーについているプラスチックの装置を外します(たいていの場合、カバーの下側にあることが多いです)。装置を外し、カバーをゆっくり持ち上げるようにすると外せる場合が多いです。
②ハネを外す。
カバーを外した後は、ハネを外していきましょう。ハネに関しては右回りにねじることで外れる機種が多いです。もし外れなかった場合は、扇風機にはハネの部分に矢印方向表記で「ゆるむ」「ねじる」と記載されている場合もあるので、ハネの部分をよく見てみましょう。
③背面カバーを外す。
前面のカバーとハネが外せたら、最後に背面のカバーを取り外しましょう。背面のカバーは、ハネとは逆の方向へ回すと取り外せるものが多いです。背面カバー自体にも、「ゆるむ」や「しめる」といった表記がされている場合もあるので、そのような記載がある際にはそれに従いましょう。
夏の間お世話になった扇風機を片付けるためにきれいにする pic.twitter.com/f0oJ6w3gRa
— アポヤンド清水 (@jiny_bno) October 18, 2021
前面カバー、ハネ、背面カバーの3つを分解することで、扇風機の掃除をスムーズに進めることができます。
掃除が完了した後は、分解の手順とは逆の背面カバー⇒ハネ⇒前面カバーの順に組み立てていきましょう。
扇風機の掃除を減らすホコリ対策は?
さて、これまで扇風機の掃除における具体的な手順や準備物について解説してきましたが、ここからはホコリの対策について見ていきましょう。もしホコリや汚れを事前にある程度予防したり付着の量を減らすことができれば、何度も掃除を行わずとも綺麗な状態の扇風機をそのまま使うことができますよね!
ここでは扇風機のホコリ対策についてご紹介します!
ホコリカバーを被せる
ホコリの対策としてまずはホコリカバーを被せる事が1つの手段として挙げられます。
ホコリ取りフィルター等とも呼ばれており、扇風機をすっぽりと覆うカバーになっており、被せるだけで簡単にホコリの対策をすることができます。
100円均一の店舗にも販売しており手軽に入手することができますよ!
Can☆Doで扇風機カバー買いました👦
恐竜がなかったからライオン🦁🔥
指入れ防止☝️✨#キャンドゥ#CanDo#100均#扇風機カバー pic.twitter.com/0b97WVSj0z— ありのまんま大食い (@oogui_arichan) July 31, 2023
掃除の仕上げに静電気防止スプレーをかける
こちらは掃除を行った際にひと手間加えることで、ホコリや汚れの付着を圧倒的に減らすことができます。
ホコリや汚れは静電気からついてしまう事が多いので、衣類用などに販売されている静電気防止スプレーをハネの部分に吹きかけておくことで、ハネと空気の間の摩擦で発生する静電気を抑えることができ、ホコリや汚れの付着を予防することができるというものです。
もし静電気防止スプレーがお家に無い場合でも、洗濯用の柔軟剤でも同じ効果を得ることができます。
柔軟剤は衣類をふっくらと仕上げるものというイメージが強いかもしれませんが、静電気の発生を抑えてくれる効果もあるので、ホコリの対策として十分に効果を発揮します。
扇風機の掃除(ハネのないタワー型の場合)
前章まではハネのあるタイプの扇風機の掃除について解説してきましたが、近年人気が高まっているタワー型扇風機の(いわゆるハネのない扇風機)掃除方法についても見ていきましょう。
必要なアイテム3選
・掃除機
タワー型の場合は内部の拭き掃除が出来ないので、掃除機でたまったホコリを吸っていくことがメインの掃除になります。その際に掃除機のすきまノズルなどがあれば細部まで綺麗に掃除を行うことができます。
・雑巾
雑巾は掃除機本体を拭き掃除するのに使用します。
・中性洗剤
雑巾だけでは落とせない汚れなどがあれば中性洗剤を使用して落としていきましょう。
大まかな掃除の手順
羽ありの扇風機の時と同様、まずは電源コードを抜いたうえで作業を始めましょう。
①掃除機を使用して、扇風機の吸引口と送風口にたまったホコリを吸引していきましょう。
タワー型扇風機の場合は分解するのが難しいので、ここの2つの口をしっかりと掃除してあげることが非常に大切です。すきまノズルなどを使用して細かいホコリまで綺麗にできると尚良いです!
②扇風機の本体を雑巾で乾拭きしていきます。タワー型扇風機の場合は、本体に水気が入らないように基本的には乾拭きで掃除を行っていきましょう。
③乾拭きだけではどうしても落とせない汚れは、中性洗剤を入れた水に雑巾を浸し、しっかりと絞ったうえで拭きあげていきましょう。
③の注意点として、洗剤は必ず中性のものを使用しましょう。アルカリ性の洗剤やアルコールなどを使用すると扇風機の故障に繋がってしまうことも考えられるので、注意しましょう。
まとめ
以上が、扇風機の掃除方法やホコリ対策についてのご紹介になります。
・電源コードを抜いたうえで作業を始めること。
・洗剤は必ず中性のものを使うこと。
大きな注意点としてはこちらの2つが挙げられますが、これらにさえ気を付ければ後はそんなに難しいものではないかなと思います!
意外と手順数も多くなく、簡単にできるのでぜひご参考にしていただければ嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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