寝るときの防寒対策は?ワンコインで出来る策。極寒国では?

寝るときの防寒対策はされていますでしょうか?

日本人約7万人を調査した結果、冬は夏よりも睡眠時間が40分ほど長くなる事が分かっています。

これには日照時間が短くなることや冬の日の出時間が遅くなることが理由として挙げられますが、睡眠時間が長くなるならば、より快適な睡眠にしたいですよね。

という事で、寝るときの防寒対策について紹介していきます!

寝るときの防寒対策 今日からでもできる編

いくら防寒出来るからといっても、すぐに準備できないものでは困りますよね。

なのでまずは今日からでもできる防寒対策について、いくつか紹介させていただきます。

①就寝の30分前から朝までエアコンの暖房を使う。

エアコンの暖房を使って、就寝前から寝室や寝具を温めておく方法です。設定温度は20℃前後で、その後はエアコンをつけたまま寝るのが良いとされます。

室温を一定に保つ事によって入眠がスムーズになるのは勿論のこと、脳がしっかりと休息でき、質の高い睡眠を取ることが出来ます。

エアコンによるお部屋の乾燥が気になる方は、加湿器の使用や部屋に濡れたタオルを干すといった加湿も同時に行うといいでしょう。

②睡眠の1~2時間前に入浴し、身体を温めておく。

人は深部体温(体の内部の体温)が下がりだした時に眠気を感じます。1日の深部体温のリズムは決まっており、起床前が1番体温が低く、その後は徐々に体温が上昇していき、18時~20時頃に1番高くなり、その後は徐々に下がっていきます。

入浴を行うと体温が約1℃上昇しますので、一時的に体温を上げることで血管がひらき、熱を放散させやすい体になるため、入浴後は体温が下がりやすい身体になるため、入眠にとても効果的です。

お風呂の温度としては、39~40℃といったぬるま湯で10~20分ほど湯船に浸かるのが好ましいです。あまりに熱いお風呂の場合、交感神経を刺激してしまい覚醒が優位になってしまい睡眠に悪影響を及ぼす事があるからです。

また入浴の時間に関しては深部体温のリズムの面から、就寝予定時間の1~2時間前に入浴することで、より良い入眠へと繋げることができます。

寝るときの防寒対策 ワンコイン編

さて、世の中には様々な防寒グッズが販売されていますが、コストは出来るだけ抑えたい。

そんな方にワンコインで買える防寒グッズをご紹介します。

①ダイソー「日差し&冷気をシャットシート(2枚入り)」です。(税込み110円)

1つ目はダイソーからです。

こちらはシート状の製品を窓に貼り付ける事によって、夏は日差しをシャット、冬には冷気をシャットしてくれる優れものです。完全なカットではないのですが、冷気を和らげたり、暖房の暖かさが逃げ辛くなったり、100円で出来る対策としてはかなり優秀です!

寝る前の暖房と組み合わせると、相性最高です!

また水の力だけで貼り付ける事ができるので、窓を汚してしまう心配もなく扱いやすさという点でも非常に長けていますね。

②Seria(セリア)「コンパクトな湯たんぽ」です。(税込み110円)

2つ目はSeriaからです。この湯たんぽなのですが、まずデザインがとても良いです。カラーが青とピンクの2種類から選べて、真ん中には「POCAPOCA」という文字が入っています。

雑貨屋さんに置いてそうな雰囲気です。

もちろん性能も素晴らしく、寝る前に布団の中に入れて寝具を温めておくことで、快適な入眠へのサポートが可能になります!

また、150mlと小型な湯たんぽであるのですが、その小ささ故にデスクワークの際に手元に置いて手を温めたり、軽いので持ち運びにも便利なので様々な場面で使用する事ができます。用意するお湯の量も少なくて済むので、手軽に暖を取ることができます!

改めて日本の100円ショップのすごさには圧倒されますね。。

寝るときの防寒対策 極寒国に習おう

ここまで書いていて1つ気づきました。

【極寒国に住む人たちの対策法を真似れば最強なんじゃないか】と。

防寒に対するエキスパートたちがどうやって冬を乗り越えているのか・・という事で、冬の平均気温が-10℃から-50℃以下とその土地の広大さから幅広い温度にはなっていますが、どの地域を取っても間違いなく全力の防寒が必須な「ロシア」の人たちが行っている寝るときの防寒対策が世界で1番理にかなってるはず。

これを真似ればきっと快適で最強の睡眠ライフを送れるはずです。なんとロシアの中でも、もっとも寒い場所とされる極東に位置するサハ共和国では、永久凍土(夏でも溶けない雪)の上に建物が建っているそう。

これは期待できますね。

ロシアの寝るときの防寒対策は、、

「ペチカ」です!

こういうやつです。

ペチカは、暖炉兼オーブン兼、寝台という防寒の欲張りセットで、古くからロシア人に愛されてきました。

上の方のたいらな部分で寝るそうです。

冬の時期でも、このペチカさえ焚いていれば寝台の上は25℃~27℃を保つことができました。

これさえ準備すれば、日本の冬なんて楽勝ですね!

ペチカで料理して、部屋暖めて、寝る!これだけです。

。。。

。。

御安心ください。

ロシア人も貴方と同じ感想を持っているようで、現在ではペチカを備えている家はそれほど多くないそうです。

最近のロシアでは、街にある巨大なお湯工場から作られたお湯が、家中に張り巡らされた配管を通る事によって暖かさを確保する「セントラルヒーティング」が主流になっており、「ペチカ」は少数派になっているそう。

個人的には料理・暖房・寝台を併せ持ったペチカの方が、存在感があって好きなんですけどね。

以上、真似できなさそうな極寒国の防寒でした!

まとめ

まとめです。

すぐにできる寝る前の防寒対策としては、

①就寝30分前からエアコンの暖房を入れて、快適な入眠を促すこと。

②睡眠の1~2時間前には入浴を済ませ、深部体温を上げておくこと。

この2つで、今日から快適な睡眠ライフがあなたを待っているはずです!

 

またワンコイン(100円)で買えるおすすめの防寒グッズとしては、

①ダイソー「日差し&冷気をシャットシート(2枚入り)」

②Seria(セリア)「コンパクトな湯たんぽ」

を紹介させていただきました。

 

そして、ペチカは

【準備できないけど、家にあったら最強】

でした!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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