ピクニックの意味や由来は?ピクニックの形は時代によって変化している!
春ってなんだかワクワクしますよね!
そして、春のレジャーといえば、やはりピクニックですね。
でも、あなたはピクニックの意味や由来を詳しく知っていますか?
この記事では、ピクニックの意味や由来を詳しく解説させて頂き、時代ごとのピクニックの変化などを詳しくご紹介させて頂きます。
ピクニックの意味や由来は?:ピクニックの語源と由来は何?
語源と由来は?
ピクニックは貴族の男女の出会いの場にもなっていた
実は、貴族社会では、男女の交流に厳しいルールがありました。
そんな中で、ピクニックは男女が気兼ねなく交流できる機会として知られており、現代でいう「合コン」の場にもなっていました。
ピクニックは貴族において、異性と親しくなる貴重な機会だったんですね。
市民に広がって一般的な娯楽に
フランス革命の影響で、公園や庭園で、市民もピクニックを楽しめるようになりました。
かつて貴族たちの狩りの場所だった土地も誰もが楽しめる公園になりました。
ピクニックはイギリスにも伝わり、19世紀後半のヴィクトリア朝時代には、鉄道の開通と共に、食べ物や飲み物を持って、気軽に郊外へ出かけるようになり、ピクニックは更に人気になりました。
【夜のピクニック旅大学】
夜のピクニック旅大学開催まであと1週間となりました!🏙そもそも「ピクニック」ってどこの言葉?🤔と疑問に思ったので調べてみました!
「ピクニック」はフランス語で、持ち寄りの食事を意味するpique-niqueから来た言葉で、18世紀から見られる風習だそうです! pic.twitter.com/hV8FnRwQHK
— TABIPPO学生支部|広島 (@tabippo_hiro) June 17, 2019
ピクニックの意味や由来は?:貴族のピクニックはどんな感じだったの?
貴族の名に恥じないゴージャスなピクニック
中世の貴族たちが開くピクニックは、まさにゴージャスそのものでした。
真っ白なクロスが敷かれたテーブルには、料理人が作る豪華なごちそうが、ずらりと並んでたそうです。
料理人が食事を作ってる間も、貴族たちは雑談を楽しんだり、政治の話をしたりしていました。
時には音楽家を同行させ、優雅な音楽を演奏させたりもしました。
狩りを楽しむ
猟犬を連れて、キツネやハヤブサやタカ狩る様子は、今でも数多くの絵画で残っています。
狩りは貴族のたしなみとしての娯楽でした。
そして、狩りから戻ると、美しい貴婦人たちが待つ中、豪華な食事を楽しみました。
貴族のピクニックの定番メニューは?
貴族たちのピクニックでは、どんな食事が楽しまれていたのでしょうか?
- 甘いワイン
- 塩味の焼き菓子
- クレソンとローズマリーのサラダにスミレの花を添え
- ミントで飾った野生のイチゴ
特に、ワインはやはり欠かせなかったようです。
当時のサラダはハーブがメインで、お花を加えて楽しむこともありました。
貴族たちの繊細な味覚を満たすために用意されたんですね。
中世ヨーロッパ(18世期?)の庶民ごっこピクニックやりたい🤣
貴族(マリーアントワネット)もやりたいけど、庶民の服装がめっちゃ好きぃ💕
実写ベル実写シンデレラとか系の服可愛すぎるんだもん
庶民のふりした貴族っていう設定で一日でニパターンやってもいいな🤔♡
チーズとかパンとか食べたい🧀 pic.twitter.com/fhtMGm8ZwZ— わかちゃん🌈 (@DJwakachan) April 16, 2020
ピクニックの意味や由来は?:日本のピクニックと本場のフランスのピクニックの違いは何?
日本のピクニックといえば?
日本でのピクニックは、まずはみんなでスケジュールを合わせるところから始まりますね。
10日前くらいには連絡を取り合って、みんなが参加できる日を決めないといけません。
予備日も忘れずに押さえておくことが大事とされています。
場所選びも大切で、公園をGoogleで調べて、みんなが集まりやすい場所を選びます。
ピクニックの前日も、スーパーマーケットでお弁当の食材や飲み物を買い込んで、リュックにレジャーシートやおしぼり、フリスビーなどを詰め込んで、やっと準備完了・・・。
ピクニックの当日も、主催者が早めに集合場所に着いて、場所取りをして、皆が揃ってから乾杯をして、やっと食べ物を分け合って楽しみますよね。
リラックスが目的のピクニックなのに、周りに気を使ったりして、終わりには少し疲れを感じる人も多いと思います。
でも、日本のピクニックは、しっかりと準備をしているので、トラブルは少ないです。
フランスのピクニックは?
フランスのピクニックは、その場のノリで決まることが多いです。
前日の夜や当日の朝に友人に声をかけ、大まかな時間を伝えて、近くの公園に集まります。
冷蔵庫を漁って、半分使ったハムやチーズ、バゲットの残りを持っていくスタイルです。
ワインや水を入れて、読みかけの本や新聞をトートバッグに入れて、準備ができたらすぐに出かけます。
公園に着くと、知らされていなかったのに友人の新しい彼氏がいたり、予定していた友人が来ないこともあるそうです。
でも、全然気にしないで、パンにチーズとハムを挟んで食べながら、ゆったりとした時間を過ごします。
雨の予報が入ると、解散することになりますが、その後は友人の家に行って楽しむそうです。
本場のフランスのピクニックは、本当に気楽で無計画ですが、とてもリラックスできそうですね。
フランスで知り合った皆さんとピクニック!
このサラミみたいなやつは「スセソン」といってフランスのパーティーの定番おつまみだそうです。これと、チーズとパンとワイン。 pic.twitter.com/SxlnUWUQkj— Yuzu💛shamisen singer なつみゆず (@natsumiyuzu) July 9, 2019
ピクニックの意味や由来は?:まとめ
今回の記事では、ピクニックの意味や由来などをご紹介させて頂きました。
ピクニックは時代によって変化があっても、今でも愛されている素敵な文化ですね。
そして、貴族のピクニックは本当に豪華で羨ましいです。
ピクニックは国によってスタイルが違って、日本はしっかりと計画を立てて楽しもうとしたりするけど、フランスでは無計画で気軽に楽しむ傾向があったり、なんだか国民性を表しているようで面白いですね。
あたなもピクニックに行く際は、貴族風の豪華なピクニックから、カジュアルなスタイルまで、自分の好きな方法でピクニックを満喫してくださいね。
春の暖かい日差しの下で、皆さんも素敵なピクニックを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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