ペットは暮らしを豊かにしてくれますが、抜け毛の掃除が大変です。
とくに生え変わりの時期は、掃除の直後でも毛が舞い始めます。
抜け毛を放置しているとダニやアレルギー症状の原因になるので、少しでも楽に掃除するコツや便利なアイテムをご紹介します!
カーペットに落ちたペットの毛
■滑り止めつき軍手やゴム手袋
ゴム手袋で猫の毛掃除。 pic.twitter.com/8BNrfLCFui
— 🐦🌈やまさきたくと (@oyu_yairocho) June 26, 2021
手袋をはめて一方向に擦ると、掃除機やコロコロでは取れなかった抜け毛を簡単に取り除くことができます。毛がひと固まりになるので捨てるときも楽です。
安いゴム手袋は穴が開きやすいので、厚みのあるものを選びましょう。
■硬めのスポンジ
めっちゃ取れるから地味にオススメ(*’▽’*)
スポンジのくせに犬の毛掃除には欠かせない。#ICHIMODAJIN #お掃除グッズ #換毛期 #一網打尽 pic.twitter.com/lKU3LfHRSW— れん (@RenPuni5432) July 24, 2017
カーペットやクルマのフロアマットなどの繊維の奥に絡みついた毛をかき出すときに活躍します。
ペットの毛専用の商品も発売されています。
■コロコロ
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手軽に使えるコロコロですが、粘着シートが何枚あってもキリがないというデメリットも。
ローラー部分がエチケットブラシになったコロコロもあり、ローラーを前後に動かすと本体内に抜け毛が溜まっていきます。
洗って何度でも使えるので経済的です。
■ゴム製のモップ・ワイパー・ブラシ類
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ペットの毛がたくさん落ちているときに重宝します。
ゴシゴシこすると綿毛状にまとまって捨てやすくなります。
■掃除機の前に塩や重曹を
掃除機をかける前にカーペットにふりかけておくと、除菌消臭効果でニオイの発生を抑えられます。
数時間放置したあと掃除機をかけるだけなので、1週間に1度を目安に行うのがおすすめです。
フローリングに落ちたペットの毛
■朝イチの掃除がおすすめ
フローリング掃除にベストな時間帯は、朝一番です。
日中は人が歩くたびに毛が舞い上がりますが、夜寝ている間は床に落ちて積もります。
フローリングワイパーを床全体にかけて、夜中に積もった毛を拭き取ります。
■モップやフローリングワイパー
いきなり掃除機をかけると排気で毛が舞い上がってしまうので、まずモップやフローリングワイパーなどで毛を拭き取ってから掃除機をかけましょう。
■マイクロファイバーのフローリングワイパー
静電気を帯びていて、ドライのままでも雑巾のように水に濡らして絞っても使えます。
使用後は洗って何度でも使えるので経済的です。
また、ウェットタイプの除菌モップを使うと、毛だけでなく雑菌やニオイも除去します。
掃除機をかけるコツ
ある程度抜け毛が取れたら、掃除機をかけます。
ペットの毛は掃除機のローラーに絡みやすいので、ペットの毛を想定した機種がおすすめ。
■ロボット掃除機
ペットの毛を想定して作られたものもあります。
ペットと散歩に行っている間に掃除が終わるので、掃除機の音が苦手なペットでも大丈夫です。
知らない間に便を吸引してしまわないよう注意しましょう。
■コードレス掃除機
毛を見かけたときにさっと取り出して使えるので重宝します。
リビングなど手の届きやすいところに置くと、家族全員で手軽に使えます。
寝具や衣類についたペットの毛
■コロコロ
時間がないときは、コロコロで手早くすませることができます。
カーペット掃除で紹介した、ローラー部分がエチケットブラシになったコロコロを使うと、洗って何度でも使えるので経済的です。
■乾燥機
時間があるときは、乾燥機もおすすめです。ペットの毛がほこり取りフィルターに集められます。
乾燥機用柔軟剤シートやドライヤーボールを一緒に入れると、静電気が軽減されるため布から毛が取れやすくなります。
空気中に舞うペットの毛
空気中に舞った抜け毛がエアコンのフィルターに貼りつくと、エアコンの効率が下がり、嫌なニオイが発生します。
エアコンの風から嫌なニオイがしたら、フィルターをチェックしてみましょう。
掃除機などで取り切れない毛は、使い古しの歯ブラシで水洗いしましょう。
ペットの毛を掃除するコツ
■「高いところ」「部屋の中央」から
ペットの毛は上から下に落ちるので、まずは棚やテーブルなどの高い場所から拭き取り、次にソファーや床など、だんだん低いところへ移りましょう。
また、毛は軽いので空気中を舞いやすく部屋の隅や角に溜まっていきます。
部屋の中央から外に向かって掃除すると毛が隅に集まるので、拾い集める作業の負担が軽減されます。
■気づいたときこまめに掃除
ペットの毛は、知らず知らずのうちに溜まってしまいます。
抜け毛が落ちているのに気づいたら、こまめに掃除しましょう。
放置するとダニの温床になったり、アレルギー症状を引き起こしたりする可能性があります。
掃除の時間や頻度を決めて、ペットの毛掃除を習慣にしましょう。
まとめ
ペットの毛を掃除するときは上から下に、部屋の中心から外へ向かって行います。
毛が舞い上がらないように、手袋やモップ、フローリングワイパーなどである程度取り除いてから、最後の仕上げとして掃除機を使うのがおすすめです。
抜け毛の掃除は大変ですが、ペットと自分自身の体調管理のためにも、専用の掃除機や便利なアイテムなどを活用して、こまめな掃除を習慣にしたいですね。
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