毎年冬に訪れるクリスマス!
日にちが近くにつれ、街中が華やかに彩られ、賑わいはじめますね。
そんなクリスマスに欠かせないのがクリスマスケーキですが、皆さんはクリスマスにケーキを食べる理由をご存知ですか?
ここではクリスマスケーキについての様々な疑問を掘り下げていこうと思います。
世界各国のクリスマスケーキ
はじめに、クリスマスにそれぞれの国で食べるものについて触れていこうと思います。
私たちの住む日本では、クリスマスケーキをつくったり、食べたりすることで、クリスマスをお祝いするのが主流ですが、この文化はそもそも世界共通なのでしょうか?
結論から言うとお祝いするケーキの種類は国によって様々ですが、クリスマスケーキを食べる国がほとんどです。
日本で食べるケーキで、想像されやすいのは、いちごののった白いショートケーキですが、海外ではクリスマスケーキの認識が日本と異なる場合が多いのです。
それぞれの国で食べられるケーキをみていきましょう。
1.フランス
フランスでクリスマスケーキとして食べられることが多いのは、ブッシュドノエルというケーキです。
ブッシュはフランス語で「木の切り株」を意味し、ノエルには「クリスマス」という意味があります。
木の形をしている理由には諸説ありますが、貧しい青年が恋人にクリスマスプレゼントを買うことができず、悩んだ末に薪を贈ったことが由来の一つです。
2.ドイツ
ドイツでクリスマスケーキとして食べられることが多いのは、シュトーレンです。
ドイツ発祥のお菓子で、洋酒に浸したドライフルーツを入れた甘くて長細いパンです。
ドイツ語で「坑道」を意味するシュトーレンですが、パンの形がトンネルのようになっていることが由来だそうです。
かなり日持ちがするパンなので、ケーキとしてだけでなく、お菓子としても食べられることが多いです。
3.イタリア
イタリアでクリスマスケーキとして食べられることが多いのは、パネトーネというレーズンやオレンジを生地に混ぜ込む甘いドーム型のパンでミラノ発祥のお菓子です。
クリスマスまでゆっくりと期間をかけてパネトーネを食べるのが伝統になっていて、ドイツでシュトーレンを食べる文化と似ていますね。
4.イギリス
イギリスでクリスマスケーキとして食べられることが多いのは、クリスマストッピングです。
ナッツ、ドライフルーツ、スパイスを入れて大きなプリン型に生地を流しいれて焼く食べ方が主流です。
5.アメリカ
アメリカでは、クリスマスケーキを食べる文化はありません。
代わりに旬の果物や野菜のパイ、七面鳥の丸焼きもアメリカのクリスマスに食べることが多いです。
なぜクリスマスケーキを食べるのでしょう?
ここまで様々な国のクリスマスケーキをみていきましたが、実は日本にはもともとクリスマスケーキを食べる文化がありませんでした。
日本ではじめてクリスマスケーキが発売されたのは、1910年でした。
お菓子の老舗メーカー、不二家が元祖といわれています。
当時は現在のようないちごののったクリームのケーキは販売されておらず、
ドライフルーツを使ったフルーツケーキに砂糖衣をかけてアラザンをトッピングしていました。
とても高価なものだった為、特別な日に食べる贅沢なものだったそうです。
その後、1952年にクリスマスセールが開催されたことがきっかけで、クリスマスケーキが広く知られるようになりました。
クリスマスケーキデコレーションのアイデア
ここからはおうちパーティーで楽しめるケーキデコレーションについて見ていきましょう!
ケーキがかわいらしいものであればあるほど、華やかな印象になりますよね。
デコレーション素材として「果物」を扱うことでケーキをカラフルな印象にすることができそうです。
シンプルに果物を飾り付けても良いものが出来上がりそうですが、果物の形を花柄や動物の形にすることでユニークなデザインのケーキに仕上がりそうですね。
1年に1度しかないクリスマスだからこそ、好きなデザインのケーキで



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