年越し旅行にオススメの場所は?カップルや家族、1人旅も

年末年始の過ごし方はお決まりでしょうか?

年越しは家でゆっくりと過ごすのも良いですが、旅行先でゆく年くる年を味わうのも趣があります。

今回はそんな年越し旅行にオススメの旅行スポットをカップル向けや家族向け、1人旅向けのシーン別にご紹介したいと思います。

ぜひ自分好みの旅行先選びの参考にしてみてください。

年越し旅行にオススメのスポット【カップル向け】

まずはカップルに向いている年越し旅行スポットをご紹介します。

星野リゾートトマム アイスヴィレッジ(北海道)

1つ目のオススメは、北海道にある星野リゾートトマム アイスヴィレッジです。

全国的に展開している星野リゾートですが、北海道にあるアイスヴィレッジでは、他では味わうことができない特別な体験ができると話題になっています。

アイスヴィレッジは「冬の夜にだけ現れる幻想的な氷の街」をコンセプトに作られた星野リゾートトマム内に冬の間だけ現れる氷の世界になります。

氷の街では、合計13種類の多様な施設に分かれており、氷の世界を存分に楽しめる空間が広がっています。

一部の施設は2025年1月20日から開きますが、基本的には2024年12月10日~2025年3月14日まで開催される予定なので、年末年始の旅行にもピッタリです。

どれも魅力的なアクティビティですが、ここではいくつかの施設をピックアップしてご紹介したいと思います。

氷のラーメン屋

新しいラーメンを堪能することができるお店もあります。

氷のラーメン屋では、氷の器に冷たい麺やスープ、その上には凍ったトッピングが乗せられた「氷のラーメン」を食べることができます。

氷のパーラー

氷の街ではスイーツや温かい飲み物でホッと一息つけるお店もあります。

氷のパーラーではフローズンケーキやクリームソーダ等の氷のスイーツを楽しむことができる一方で、ココアや紅茶、コーヒーといったホットドリンクを飲んだり、マシュマロを食べることができます。

ゆったりとしたい時には是非こちらに足を運んでみてください。

アイスリンク

さらにウィンタースポーツを楽しめる施設もあります。

自然の寒さが作り上げたアイスリンクでは、幻想的な空間の中でスケートを楽しむことができます。

スケート靴の貸し出しも行っているので、事前の準備もなく気軽に参加できるのもオススメのポイントになっています。

これらの他にも継ぎ目のない一枚氷で作られた「氷の教会」や氷や雪がテーマのグッズが並ぶ「氷の雑貨屋」など個性的な施設やお店が多くあります。

年末年始の旅行は氷の街へ訪れてみるのはいかがでしょうか。

ハウステンボス(長崎県)

続いてのオススメは、長崎県にあるハウステンボスです。

ハウステンボスはオランダ語で「森の家」を意味する言葉で、四季折々の花々や海外風の街並みが広がるテーマパークで、日本にいながら海外にいるような気分を味わうことができます。

年末年始の宿泊プラン

そんなハウステンボスでは年越し旅行にピッタリの年末年始宿泊プランがあり、2024年12月30日~2025年1月2日までを過ごすことができるものです。

年末年始プランでは、「開演前先行入場」として一般のお客さんが入る前に園内を散策することができ、ヨーロッパの街並みを堪能することができます。

開園後は滞在日数分付いてくる1DAYパスポートで、アトラクションやアクティビティを存分に楽しむことができますよ。

また食事の面では、フレンチや日本料理、鉄板焼きのレストランや様々な料理を味わうことができるブッフェ等を先行で予約することができ、オススメの旅行先となっています。

光の街のカウントダウン2024-2025

さらに年末年始のハウステンボスでは、特別なイベントが開催されます。

光の街のカウントダウン2024-2025は、日本最大の花火とイルミネーションで年末年始を過ごすカウントダウンイベントになります。

8000発の花火が夜空に打ちあがり、音楽とともに噴水が噴き上がる中で迎える新年の瞬間はきっと思い出に残るものになるでしょう。

また、園内にはイルミネーションと特別な演出のムービングライトで輝いており、イベント当日は新年が明けた午前2時までアトラクションや買い物を楽しむこともできます。

年越し旅行にオススメのスポット【家族向け】

ここからは家族で行ける年越し旅行にオススメスポットをご紹介いたします。

銀山温泉(山形県)

銀山温泉は山形県の尾花沢市にある温泉で、多くの趣ある宿や地酒や旬の味を楽しめる飲食店、お土産屋など様々な施設が軒を連ねています。

大正ロマンな風景が広がる温泉街

銀山温泉の街並みは、まるでタイムスリップしたかのようなレトロな景色が広がる温泉街になります。

特に冬はベストシーズンとも言われ、雪化粧をまとった温泉街はよりノスタルジックな雰囲気を醸し出しており、年末年始の旅行にピッタリです。

もちろん温泉も魅力のあるものが多く、露天風呂から一面の雪景色を堪能できる【銀山荘】や100年前の木造和風建築をそのまま残し、ステンドグラスが昔ながらの風情を感じる【古勢起屋別館】などの人気の温泉があります。

鬼滅の刃のモデルになった?

銀山温泉は、大人気漫画・アニメ作品である「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」のモデルになった場所ではないかと言われています。

公式サイト等から正式な発表があったわけではないのですが、「楼閣のような多層建築」や「大正後期から昭和初期の街並み」、「かつて鉱山であったことや湯治場として栄えていたこと」など、アニメ内の刀鍛冶の里を思わせる要素が数多くあります。

アニメ映像では直感的に建物が並ぶ里に対して、銀山温泉は戸数が多く、川に沿ってカーブしているような点での違いはあるものの全体的な雰囲気はかなり近いものがあり、鬼滅の刃が好きな方はその世界観も楽しむことができると思います。

子供から大人までファンの多い作品なので、聖地巡りとしてもお子さんでも楽しめるスポットになっています。

石垣島(沖縄県)

日本の南国である沖縄県の石垣島も家族向けの年越し旅行に最適なスポットになります。

石垣島の年末年始の平均気温は20.5度であり、本州と比べかなり温暖で冬でも過ごしやすく旅行することができます。

サンライズカヌーツアー

年越しといえば、新年の初日の出を見て新たな一年の幸せや健康を祈願する方も多いのではないでしょうか。

石垣島のサンライズカヌーツアーでは、早朝にカヌーでクルージングをして日の出を拝むことができます。

国指定の天然記念物であるマングローブ林も満喫できるので、沖縄の自然も堪能することができます。

海に漂いながら、ゆっくりとした時間の流れとともに力強く登っていく新年の朝日は、都会では中々見ることができない絶景と言えるでしょう。

富崎観音堂で初詣

石垣島での初詣では富崎観音堂がオススメです。

富崎観音堂は、石垣島の南西部にあるフサキビーチのすぐ側にある寺院です。

石灯篭が連なった参道や自然と石垣に囲まれて厳かな雰囲気が印象的な寺院で、昔から島民たちの無病息災や航海安全を見守ってくれるありがたい観音様として大事に信仰されてきた場所でもあります。

初詣の時期には境内の入り口に様々な屋台が出ており、食べ物やお酒を楽しむ休憩スペースも設けられているので、大人も子供も楽しみながらお参りできるかと思います。

ただし石垣島随一の初詣ポイントであることから混雑が予想されるので、人混みが苦手という方は2日、3日と日をずらしても良いかもしれません。

年越し旅行にオススメのスポット【一人向け】

続いては、年末年始の1人旅にオススメの旅行スポットを見ていきましょう。

熱海(静岡県)

熱海は国内の旅行スポットとして根強い人気を誇っている場所ですが、1人旅にもとても向いています。

夏場に賑わいをみせるイメージが強い熱海ですが、冬の熱海も楽しめるスポットが多くありますよ。

熱海城

熱海の名勝地である錦ヶ浦山頂にそびえたつ熱海城は年中無休で営業しており、年越し旅行の際にも訪れることができます。

桃山時代の様式にのっとり昭和34年に築城された天守閣は、外層5層、内部9階の高層建築になります。

地上43m、海抜160mの天守閣展望台からは360度パノラマで、熱海市街や湯河原、真鶴半島などを見渡すことができ、その眺望はまさに絶景です。

城内では、日本の鎧や室町時代の貴重な日本刀が展示された武家資料館や日本全国のお城の関する資料を展示した日本城遊資料館、更には浮世絵の展示なども行われており、城内を心ゆくまでゆっくり楽しめるのは一人旅ならではの醍醐味ですね。

また、歴史的な資料以外でも地下には無料で楽しめるゲームセンターがあったり、潮風が気持ちよく吹き抜けるなか初島や伊豆半島を見渡しながら足湯に浸かれるジェット足湯もあるので、旅の疲れを癒すこともできます。

熱海七湯巡り

熱海といえば温泉というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

実際に熱海は温泉天国としても知られ、多くの温泉宿や日帰りで温泉を楽しめる施設が充実しています。

熱海七湯巡りでは、そんな温泉の歴史を感じることができます。

熱海七湯は、熱海の市街地周辺にかつて名湯として自噴していた温泉を再現、再整備されたモニュメントで、七つの湯を巡りながら街を散策することができます。

七つの湯は、大湯間欠泉、河原湯、佐次郎の湯・目の湯、清左衛門の湯、風呂の湯と水の湯、小沢の湯、野中の湯で構成されており、場所を巡るだけだと30分程度、のんびり観光、休憩を挟んでも90分ほどで楽しむことができるので、散策するのにも程よい距離感です。

源泉を巡り、歴史や温泉情緒に触れることができるのは貴重な体験となりそうですね。

草津温泉(群馬県)

草津温泉は兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉とともに日本三名泉数えられる温泉で、自然の湧出量は毎分32,300リットル以上で日本一を誇ります。

年末年始で体が冷える時は、温泉に行って体を芯から温めるのもオススメです。

そんな草津温泉を年越し一人旅で楽しむスポットをいくつかご紹介します。

奈良屋

奈良屋は草津温泉の中心である湯畑のそばにある明治十年創業の老舗温泉旅館になります。

温泉は1193年8月3日に源頼朝が発見し入浴したと伝えられている白旗温泉を引いており、草津の中でも歴史ある源泉となっています。

料理は季節の食材や地元である群馬の味覚を揃えた彩鮮やかな食事となっていて、板前さんが席まで来てくれて目の前で好きなお寿司を握ってくれるサービスもあり人気となっています。

また、奈良屋では夕朝食つきでのシングルルームプランがあり、一人旅でも気兼ねなく宿泊することができるのもオススメのポイントとなっています。

裏草津

裏草津エリアは湯畑から徒歩5分ほどの距離にある地藏地区が2021年に再整備されて誕生した、草津の新たな観光名所となった場所です。

裏草津エリアでは、無料で気軽に入ることができる足湯や温泉で手を洗うことができる手洗乃湯、さらに全国的にも珍しい顔に蒸気をあてるスチームサウナのような顔湯というものもあります。

また漫画堂も裏草津のオススメスポットとして挙げられます。

漫画堂は、草津温泉にゆかりのある漫画家の作品をはじめとして、懐かしの作品から最新の作品まで、木造2階建ての館内には約1万冊の漫画が置かれており、2時間400円で様々な漫画を楽しむことができます。

漫画堂には「カフェ月の貌」が併設されており、スコーンやチーズケーキといったスイーツを楽しみながら漫画を読むこともできますよ。

ゆっくりと温泉に浸かった後は、休憩も兼ねて漫画で癒されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

まとめになります。

今回は【年越し旅行にオススメの場所は?カップルや家族、1人旅も】ということで、年末年始にオススメの旅行先をカップル向け、家族向け、一人旅向けの3つのシチュエーションに分けてご紹介いたしました。

具体的な旅行先としては、

カップル向けの旅行スポット・・・星野リゾートトマム アイスヴィレッジ(北海道)、ハウステンボス(長崎県)

家族向けの旅行スポット・・・銀山温泉(山形県)、石垣島(沖縄県)

一人旅向けの旅行スポット・・・熱海(静岡県)、草津温泉(群馬県)

を挙げさせていただきました。

どこも年越しを特別な思い出にできる魅力的なスポットとなっているので、ぜひ旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。

今回の記事は以上となります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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