冬の鳥取砂丘でみられる絶景と周辺の観光スポット 

日本最大級の砂丘として知られる鳥取砂丘は、茶色い砂の景色の印象がありますが、冬の雪景色も人気があります。

一般的にハイシーズンの温かい気候の時期に訪れる人が多いので、冬景色の素晴らしさは地元の人くらいにしかあまり知られていないようです。

今回は、冬の鳥取砂丘の絶景と、周辺の観光スポットをご紹介したいと思います。

冬の鳥取砂丘の絶景


鳥取砂丘は四季や昼夜に応じて刻々とその姿を変えますが、冬の白い雪に覆われた鳥取砂丘と青い海のコントラストはとても素晴らしく、砂にできた風紋の上に雪が積もってできたデザインは、まさに自然がつくりだした神秘的な絶景です。

しかもその絶景は、雪がまばらで茶色の砂が見えて一面真っ白とはいえなかったりと、地元の人でも大雪が降った後などにタイミングを合わせないと、なかなか巡り合えないほど。

そして鳥取砂丘の名物「馬の背」は、高低差が40mほどの小高い山で、馬の背の頂上からは、広く美しい日本海を一望できます。

積もった雪の量や角度によっては、南極のような景色にも見えると言われているので、是非おすすめです。

観光スポット

鳥取砂丘イリュージョン

山陰最大級と言われている鳥取砂丘イリュージョンは、クリスマス時期から10日間にわたって開催されます。

約40万球の電飾で彩られたイルミネーションは毎年テーマが変わり、カラフルな光の世界や3Dマッピングなど、とても美しく幻想的な世界を楽しめます。

また、入場料無料で楽しめるのも嬉しいポイント。

数々のイベントやご当地グルメなどの出店もあります。

砂の美術館

鳥取砂丘のすぐ目の前には砂の美術館があるので、寒い季節や悪天候の際に屋内で楽しめることができます。

世界が尊敬する日本人100人にも選ばれた茶圓勝彦氏が、各国から砂像彫刻家を招いて世界最高レベルの砂像を造作しています。

毎年テーマを替えて砂像の展示を行う世界でも珍しい美術館で、過去には「砂で世界旅行」をテーマとして、南米編やドイツ編、ロシア編などの展示があり、世界屈指の砂像彫刻家がつくる作品にうっとりするほど。

そして環境に配慮し、凝固剤などを一切使わず、鳥取砂丘の砂と水だけで細かく丁寧に彫刻されており、会期が終わると砂像は全て元の砂へ戻るため、期間内しか見られないのが特徴。

展示期間は例年4月から翌年1月ごろで、それ以外の期間にはパネル展示などを行なっています。

屋外展示もありますが、雨や風に弱い砂像のほとんどは屋内展示です。

雪が降りやすい時期

年度により異なりますが、12月中旬~3月上旬頃が比較的雪が降りやすい時期となっており、特に1月~2月が積雪の可能性が高くなります。

鳥取県は、国に豪雪地帯として指定されているエリアなので、鳥取砂丘の雪景色を見るには道路も雪で真っ白である可能性が高くなります。

冬に車で訪れる際には、急な積雪にも備えて冬用のタイヤをしっかり装着して行くことをおすすめします。

服装


冬の鳥取砂丘の平均気温は8℃前後で、日本海からの冷たい空気が吹き付けてきますので、しっかりとした防寒対策がおすすめです。

・ロングパンツ

・ヒートテックなどのインナー

・厚手のコートまたはダウンジャケット

・スニーカー(砂地は歩きづらいので長靴のご持参もおすすめします。)

・ニット帽

・手袋

・マフラーまたはネックウォーマー

まとめ

冬の鳥取砂丘の景色は自然がつくりだした神秘的な絶景で、しかも地元の人でも大雪が降った後などにタイミングを合わせないとなかなか巡り会えないほど。

周辺には、クリスマス時期に美しいイルミネーションが飾られたり、砂の美術館には世界屈指の砂像彫刻家がつくる作品があったりと、おすすめな観光スポットもあります。

鳥取県は国に豪雪地帯として指定されてますので、防寒対策をしっかりして美しい冬の鳥取砂丘を是非味わってみてください。

 

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