エアコンのカビの影響による健康被害の基本的な2つの対策!

エアコンの内部は普段目にしない箇所ですので、カビの発生に気づかずそのままエアコンを使用している方も少なくないです。

エアコンはカビが発生しやすい場所です。

人によっては、エアコンのカビの影響により健康被害が損なわれます。

今回はカビによる健康被害や、カビが発生する原因や防止方法を解説させて頂きます。

エアコンのカビの影響による健康被害の対策

エアコンのカビを対策する方法は2つです。

  • フィルターをこまめに掃除する
  • エアコン内部を乾かす機能を活用

詳しく解説します。

こまめにフィルターを掃除する

カビはホコリを栄養源にするので、エアコンのフィルターをこまめに掃除しましょう。

フィルターは簡単に取り外し可能で、掃除機で吸い取ったり水洗いも簡単に出来ます。

フィルターの掃除を怠っているとエアコンの効きも悪くなります。

電気代の節約にも効果がありますので、月に1〜2回掃除しましょう。

エアコン内部を乾かす機能を活用

エアコンには、送風運転や内部クリーン運転、内部乾燥運転などの機能があり、エアコンの内部に残った水分を乾かすことで、カビの発生を防ぐ効果があります。

エアコンの使用後は、必ずこれらの機能を使ってください。

送風運転は、エアコンの冷暖房機能をオフにして、ファンだけを回すモードです。

これにより、エアコンの内部に空気を通して乾燥させます。

送風運転は、エアコンの使用後に約10分程度行うと効果的です。

内部クリーン運転は、エアコンの内部に付着したカビやホコリを除去する機能で、エアコンの内部を高温にして、カビやホコリを焼き付けて落とします。

内部クリーン運転は、エアコンの使用後に約30分程度行うと効果的です。

内部乾燥運転は、エアコンの内部を強力に乾燥させる機能で、エアコンの内部に強い風を送り込んで、水分を飛ばします。

内部乾燥運転は、エアコンの使用後に約1時間程度行うと効果的です。

エアコンを購入する時はエアコンのカビ対策の出来る機能に注目してみてはいかがでしょうか?

エアコンにカビが発生する原因

エアコンにカビが発生する原因には以下の要因が考えられます。

気温

カビが繁殖する気温は20~28度なので、夏場の暖かい季節にカビは発生しやすいです。

逆に冬場の寒い時期はカビが発生しにくいです。

冬場でも暖房を使用すると気温が上がるので、エアコン内部にカビが生える環境が整ってしまいます。

人間が快適に感じる気温はカビが発生しやすいです。

気温が高いとカビが発生してしまうので季節限らずカビ対策をしましょう。

湿気

湿度も60%ほど高くなると、カビが活発になる環境になり湿度が80%を超えるとカビが繁殖します。

室内の気温が低い場所でもエアコンの内部は結露が発生するために湿った場所です。

エアコンを使用している間は、乾いた状態を保てないのでエアコンを使用する時はこまめに掃除して、カビの発生を防ぎましょう。

ホコリなどの汚れ

カビの繁殖には栄養が必要です。

ホコリや汚れはカビの栄養源となるので、エアコン内部のカビの繁殖を防ぐために、定期的に掃除しましょう。

エアコン内部は汚れやすく高温多湿の環境が相まって、この3つの条件が揃ってる場所はエアコンに限らずカビが発生しやすいと覚えておきましょう。

エアコンのカビを防止する方法

エアコンのカビを防止する方法は以下の2つがあります。

  • エアコンの使用後は内部を乾燥させる機能を使う
  • エアコンのフィルターは月に1〜2回掃除する

これらの方法を実践することで、エアコンのカビの発生を抑えることができます。

詳しく説明します。

エアコンの使用後は内部を乾燥させる機能を使う

エアコンの内部は、冷房や除湿を使うと結露が発生し、高湿度になります。

そして、この状態が続くと、カビの繁殖に適した環境になってしまいます。

そこで、先述対策で説明しましたがエアコンの使用後は、内部を乾燥させる機能を使うことが重要な予防法にもなります。

エアコンのフィルターは月に1〜2回掃除する

エアコンのフィルターは、室内の空気を吸い込むときにホコリやゴミを取り除く役割があります。

しかし、フィルターにホコリやゴミが溜まってしまうと、エアコンの効率が悪くなり、カビの栄養源にもなります。

そこで、エアコンのフィルターは月に1〜2回掃除することが重要です。

エアコンのカビの影響による健康被害の対策のまとめ

エアコンのカビを対策する方法は2つです。

  • フィルターをこまめに掃除する
  • エアコン内部を乾かす機能を活用

エアコンの汚れを放置すると部屋にカビを巻き散らすことになり、人によってはアレルギー反応が出たりします。

暖かい季節にカビは発生しやすく寒い季節は発生しにくいです。

エアコンの内部に結露が発生するために湿った状態は避けられないので、こまめに掃除をしてカビの発生を防ぎましょう。

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