日傘は白と黒どちらを選ぶのが正解?それぞれのメリットは?

日傘はお使いになっておりますでしょうか。

日傘といえば日焼け防止や紫外線から肌を守ってシミやシワになってしまうのを防止してくれたりと様々な利点から多くの人に使用されており、最近では男性の日傘もよく見かけるようになってきました。

実は日傘には、一般的に知られたこれらの効果だけでなく、意外な効果も存在するので今回は日傘の効果についてご紹介させていただきます。

また、黒と白という日傘の色による違いやどちらを選ぶべきか、それらを踏まえたオススメの日傘についても併せてご紹介させていただきたいと思います。

①日傘の効果

日傘の効果で、よく知られているのは先ほど挙げた日焼け防止やシミ、しわの防止ですよね。

これらは、紫外線を浴びることによって体にもたらされる影響になります。日焼けの場合は、紫外線を浴びると肌の色素細胞であるメラノサイトが活性化し、メラニン色素を作り出すことで肌が黒くなっていきます。シミやしわの場合は、紫外線が肌の弾力やハリを保つエラスチンやコラーゲンを破壊するからです。

このように、紫外線を浴びると人体に様々な悪影響を及ぼすことが分かっており日傘はそれらを予防するのに効果的ですが、実は日傘は他にも以下のような効果があります。

 

皮膚がん予防

長年にわたって紫外線を浴び続けると、シミやしわの原因になると先ほど記述しましたが、これは光老化といわれる現象で、がんの発症因子としても考えられています。また紫外線によって皮膚の免疫力自体も損なわれてしまうので、皮膚がんが発生してもそれを抑えることが難しくなっており、がんの発症因子+発症した場合皮膚がんを抑えられない環境と最悪のコンボとなっています。

日傘などで皮膚の光老化発症を遅らせることは、健康上でも大きな効果を得ることができます。

 

白内障予防

あまりイメージが無いかもしれませんが、実は白内障も紫外線が原因で起こる病気だとされています。もちろん紫外線だけでなく加齢などの原因もありますが、紫外線が目の水晶体に悪い影響を及ぼすことが分かっています。まず水晶体は紫外線を受けると活性酵素が発生します。これによって、水晶体に含まれているタンパク質が酸化してしまい、白内障を引き起こすのです。

日傘で紫外線を防ぎながら、サングラスなどで目も集中して守ってあげることで、白内障を予防しましょう。

 

熱中症対策

日傘を使用することで、熱中症対策にも大きな効果を発揮します。これは、日傘を使用することで体の温度を下げることができるからです。真夏の昼に日差しが当たると、なんと頭髪の温度は55℃前後まで上昇するのですが、日傘を使用すると40℃前後まで下がります。日傘をさすだけで15℃も温度を下げることができ、熱中症になる危険も大幅に下げてくれます。

帽子でも頭部への直射日光を防いてくれますが、汗をかくと蒸れてしまったり、べたついたりしてしますが、日傘だとそのような心配はないですね。

 

②黒の日傘メリット

日傘を選ぶうえで【色】は非常に重要になってきます。なぜなら、色によって得られる効果も変わってくるからです。まずは、黒色の日傘を選ぶメリットについてご紹介させていただきます。

黒色の日傘は紫外線対策に優れております。基本的に明るい色ほど紫外線を通しやすくなっており、暗い色ほど紫外線は通りにくいです。

理由としては、白色等の明るい色は光を反射するのに対し、黒などの暗い色は光を吸収するという特性を持っているからです。

これは紫外線も同じで、黒色の日傘は紫外線を吸収する効果があるということです。

この吸収という役割は、紫外線が地面から日傘の内側へと跳ね返ってくるいわゆる照り返しに抜群の効果を発揮します。

反射する特性を持っている紫外線は、アスファルトから跳ね返り日傘の内側へと飛んでくるのです。この時日傘の内側が明るい色だと、そのまま乱反射してしまい顔に紫外線が集中することとなってしまうのです。

そこで黒い日傘を使うと、日傘の内側へと入ってきた紫外線はそのまま吸収されるので、乱反射を起こすことなく肌を守ることができるのです。

 

③白の日傘メリット

さて、続いては白い日傘を使うメリットについてご紹介させていただきます。

白色の日傘の特性は、先ほど記述したように紫外線を反射するものとなります。

そのため紫外線を吸収する黒い日傘はどうしても傘の表面温度が上昇しがちですが、白色の日傘の場合は、傘の表面温度の上昇を抑えることができます。

これは真夏日の車を想像してもらえると分かりやすいと思うのですが、黒い車体の車に乗っていると、より暑く感じたという経験はございませんでしょうか?

これも同じ原理で黒色のボディが赤外線を吸収し、結果車内の温度が他の色の車より高い状態になるということです。

そういった面からも白色の日傘は熱がこもりにくいので、涼感を得られるといったメリットがあります。

④黒の日傘と白の日傘はどちらが良いか

さて、黒色の日傘と白色の日傘それぞれのメリットについてお話しましたが、実際どちらを選ぶのがよいのか気になりますよね。

結論を申し上げますと、外側は白色で内側は黒色の日傘を使用するのが良いです。

外と内で色違いの2色に分かれてるものですね。

この色の配色の日傘を使うと、先ほど挙げた黒と白のメリットの両方を得ることが可能です。

つまり、紫外線を通さないことはもちろん、照り返しの光が顔に当たりにくく、日傘自体が熱を持ちにくいという最適な配色となります。

 

⑤おすすめ日傘

これまでの点を踏まえてオススメの日傘をいくつかご紹介させていただきたいと思います。

Ciel(シエル)の晴雨兼用日傘

1つ目のオススメ日傘は、Ciel(シエル)の晴雨兼用日傘です。

こちらの日傘は遮光率100%、UVカット率99.9%と高い対紫外線効果を発揮しており、カラーバリエーションも豊富です。

8つのカラーバリエーションがありますがどの傘も内側は黒色を使用しているので、道路からの照り返しを吸収してくれます。

また、外側の色に関しては白色はもちろん、他にも白ベースのベージュやミントなど紫外線反射の効果を残したままオシャレな色が選べるので、非常に良いですね。

 

 

0&(ゼロアンド)の晴雨兼用日傘

2つ目のオススメ日傘は、0&(ゼロアンド)の晴雨兼用日傘です。

こちらの日傘の特徴としては、大人が2人は入れるほどの65cmのワイドサイズの長傘もあり、広範囲に紫外線対策ができます。

また色に関しても、Ciel同様こちらも内側に黒色を採用しているので、照り返しをしっかりと吸収してくれます。

ゼロアンドは誰もが心地よく使えることを目指しており、デザインはシンプルながらも丸みを帯びた露先を採用するなどオシャレが散りばめられており、老若男女問わず使用しやすい雰囲気となっております。

まとめ

まとめです。

今回は、日傘の効果や黒色と白色それぞれを使用した際のメリット、またオススメの日傘についてご紹介させていただきました。

紫外線と白内障の関係は、意外に感じた方も多いのではないでしょうか。

しっかり日傘で紫外線対策をして、予防したいですね。

今回の記事は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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