こどもの浴衣の選び方は?浴衣に合う簡単な髪型もご紹介!

夏になるにつれて、浴衣を着る機会は多くなりますよね。

小学生くらいの子供をお持ちの方は、夏祭りや花火大会に浴衣を着せてあげたいと思うのではないでしょうか?

でも、子供用の浴衣をどんな風に選んだら良いのかなど、分からないことが沢山あると思います。

そこで今回は、子供用の浴衣の選び方や、浴衣に合う髪型についてまとめてみました。

ぜひ参考にしてみて下さいね!

こども浴衣の選び方:基本の選び方

子供用の浴衣を選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。

ここでは、基本の選び方を4つご紹介いたします。

形状

子供用の浴衣は大人と同じく一枚のものもありますが、上衣とスカート、あるいは上衣とワンピースがセットになった、より着やすく動きやすいセパレート形状のものもあります。

セパレート浴衣は出先で着崩れを直すのも簡単なので、着付けに馴れていない方にもおすすめです。

他にも、裾を踏んでつまづいたりしにくい形状になっている、女の子用の「浴衣ドレス」という着物や、男女問わず着ることができるシンプルな形状の「甚平」もあります。

こちらは浴衣の形からは離れますが、走り回る子供や小さな子供に適していますので、成長状況に合わせて選んで下さいね。

サイズ

浴衣のサイズは洋服と同じように表記されていることが多いです。

また、浴衣は袖や丈が長い場合でも「肩上げ」や「腰上げ」をして、ある程度調整することができるようになっています。

既製品の浴衣のほとんどは、すでに肩上げがされた状態で売られていますが、子供は成長が早いので、制服などと同様に若干大きめのサイズを選んでおくことをおすすめします。

肩上げや腰上げの仕方は動画サイトなどで検索すると詳しい説明が見れるようなので、そちらを参考にしてみて下さいね。

素材

浴衣に使われる生地には、以下のようなものがあります。

・コットン(綿): 肌ざわりが柔らかく、吸水性・通気性が良い
・コットンリネン(綿麻): コットンにプラスして通気性が良い
・ダブルガーゼ: ベビー用品にも使われる肌ざわり、軽くて吸水性・通気性が良い
・ポリエステル: 価格が手頃で、速乾性があるが肌ざわり・吸水性・通気性は劣る

近年の夏は特に汗をかきやすい気候ですので、浴衣の生地は通気性が良く、汗をかいても不快にならない素材を選びましょう。

加えて、特に小さな子供の皮膚は刺激に敏感なので、なるべく肌ざわりが良い素材のものを選んであげて下さいね。

デザイン

子供用浴衣のデザインは、キャラクターがプリントされたものやカラフルなデザインのものまで様々です。

着物のデザインの選び方は、まずは子供が気に入ったデザインの柄を選ぶのが一番です。

その上で、着る場所やシーンを色々と思い浮かべてみましょう。

暗い花火大会会場でよく動き回る子供を見失わないためには、白や黄色などの明るめの色や、すぐ自分の子だと分かるような柄を選んでおくと良いですね。

あるいは、どんな場所にでも着ていけるように、派手すぎない柄を選んでおくという考え方もあるでしょう。

子供が喜んで着るデザインのもので、そうした条件に合うデザインのものを選んで下さいね。

こども浴衣の選び方:浴衣に合う髪型

ここでは、女の子の浴衣に合う髪型をご紹介いたします。

浴衣は華やかなので、基本的には控えめでまとまった髪型が似合います。

子供の髪の毛は大人に比べて細く柔らかいため、なるべく崩れにくい髪型を意識しましょう。

夏はアップヘアがおすすめ

夏の暑い季節は首元が蒸れやすいため、熱中症リスクを減らすためにも首元をすっきりさせたアップヘアが適しているでしょう。

結び目に浴衣のデザインに合わせたヘアアクセサリーをつけることで、さらに華やかさが増しますよ。

お団子ヘア

浴衣に合う髪型で定番のお団子ヘア。

根本と先端手前の2箇所を縛ったポニーテールの毛束を、根本の結び目に巻きつけるだけなのでとても簡単です。

三つ編みからでも作ることができますよ。

お団子の根本に大きめのアクセサリをつけると、華やかにまとまります。

ツインお団子ヘア

同じ大きさのお団子を両サイドに作るツインお団子ヘアも、簡単で可愛らしい印象になるのでおすすめです。

少し技量が必要ですが、お団子を作る前のポニーテールの毛束を指で数か所崩してから巻くと、ふわふわのロールケーキ風アレンジにすることもできます。

編み込みアレンジ

髪が短めでもできるのが編み込みアレンジです。

トップから横方向に毛束をすくいながら三つ編みの要領で編んでいくと、簡単に崩れにくいヘアアレンジになります。

耳の後ろや後頭部など、好きな位置でピンを使って止めたり、途中でカラフルなヘアゴムをつけたりと、おしゃれの自由度が高いのもポイントです。

こども浴衣の選び方:まとめ

いかがだったでしょうか。

昔ながらの形状の浴衣は動きに制約が多く、窮屈と感じてしまう子供は多いです。

特に、よく動き回る子供にはセパレート形状の浴衣など、負担が少ない着物を選んであげましょう。

近年は全国的に夏場の気温が高くなっていますので、なるべく涼しい髪型で熱中症を予防することも忘れないで下さいね。

今回は、子供用の浴衣の選び方や、浴衣に合う髪型についてご紹介させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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