コートをうまく収納するには?収納の基本や便利アイテムも!

収納する時にかさばりがちな、生地が厚くて裾が長いコート。

収納スペースがなくて困ったり、使おうと思った時に傷んでしまっていた経験はありませんか?

この記事では、コートの収納の基本や、便利な収納アイテムなどをご紹介していきます。

ぜひ参考にして、理想的なコート収納を目指してみて下さいね。

コートの収納の仕方:コート収納の基本

コートは衣類の中でも収納スペースを圧迫しやすく、また管理に手間がかかります。

まずは、コート収納の基本を3つ、しっかり押さえておきましょう。

着ないものを見極めて処分する

収納スペースをすっきりさせるには「8割以上ものを入れない」ことがポイントです。

分厚くてかさばるコートを何着も持っていると、収納スペースがすぐに一杯になってしまいます。

全然使っていないコートや、傷みが激しいコートがあれば、今後着るかどうかをしっかり見極めた上で、思い切って処分することを検討してみましょう。

収納スペースがなくて困っている方は、特に意識してみて下さいね。

シーズン終わりにクリーニングへ出す

一度でも着た衣類には、目に見えない汚れやニオイが付いています。

これらを洗い落とさずそのまま収納すると、カビ・虫食いの原因となってしまいます。

シーズンが終わったコートは必ずクリーニングに出すか、自分で除菌やシミ取り・ブラッシングを行い、できるだけ清潔な状態にしましょう。

クリーニングした後は、必ずビニール袋を取り、干して乾かしてから防虫剤と一緒に保管して下さいね。

素材別に収納方法を変える

コートの素材にはウール、ダウン、ニット、レザーなど種類があり、それぞれ適した収納方法が異なります。

各素材の特徴と最適な収納方法を押さえて、型崩れを防ぎましょう。

ウール(羊毛)

ウールは、軽くて弾力がある、繊維状の素材です。

ウールコートは、ハンガーにかけて収納するのがおすすめです。

畳んで収納することもできますが、襟や肩部分が型崩れを起こす可能性がありますので、タオルを挟んだりして折り目が付かないようにしておきましょう。

ダウン(羽毛)

ダウンは、軽くて断熱性に優れた、鳥の羽根状の素材で、ウールよりも重力の影響を受けやすいです。

ダウンコート・ダウンジャケットは、シワがつかないようにふんわりと丸めるように畳んで収納するのがおすすめです。

ハンガーにかけて収納すると、重力によって中のダウンが下に落ちてしまう可能性があります。

ニット(毛糸)

ニットはマフラーでもお馴染みの素材です。

ニットコートは重みがあることが多いので、必ず畳んで収納しましょう。

ハンガーだと伸びて型崩れしたり、首周りが広がったりする可能性が高いです。

レザー(革)

レザーは保温性と質感を兼ね備えた高級感のある素材ですが、一度シワや折り目が付いてしまうと、元に戻らないことがほとんどです。

レザーコートは、必ず肩幅の合ったハンガーにかけ、ボタンやファスナー類をきっちり留めた状態で収納しましょう。

袖部分の型崩れを防ぐために、中に丸めた新聞紙を詰めておくのもおすすめです。

また、レザーは湿気によってカビが生えやすい素材のため、除湿剤と一緒に保管するのが良いでしょう。

コートの収納の仕方:収納に役立つ定番アイテム

コートをそのままクローゼットなどに長期保管しておくと、ホコリや汚れがついてしまったり、他の衣類に潰されてシワや型崩れが起きやすくなります。

こういったことを防ぐために、よく使われる収納アイテムがあります。

ここでは、コートの長期保管によく使われる定番のアイテムについて、機能や使い方などを解説していきますね。

収納カバー

コートを長期保管するための必需品とも言えるのが収納カバーです。

シーズンオフ時にクリーニングで洗ったコートには、必ず収納カバーをかけておくことで、ホコリがついたり、外部から汚れがついたりするのを防ぐことができます。

収納カバーには、ハンガー一体型のものや、3着ずつまとめられるもの、窓がついて中身が確認しやすいものなど、様々な形状があります。

防虫剤ポケットがついているものなどもあり、長期保管に高い効果がありますので、ハンガーにかけて保管する際は利用すると良いでしょう。

収納ケース

ハンガーにかけると傷みやすいものは、折り畳んで収納ケースに保管すると良いでしょう。

収納ケースもスペースや用途に応じた様々な形状のものがありますので、自分の収納スペースに合ったものを選びましょう。

収納ケースを利用する際は、湿気の多い場所は避け、一度に沢山の衣類を押し込まないように注意が必要です。

空気の流れを意識して余裕のある収納を心がけ、また防虫剤を使うことも忘れないで下さいね。

圧縮袋

圧縮袋は、真空を利用して衣類の体積を一時的に減らすことができる収納アイテムです。

掃除機で空気を抜くものや、ハンガーになっているものなど、様々なタイプがあります。

圧縮袋は省スペース性に優れている反面、素材によっては使えないものがあったり、シワや形状劣化の原因となってしまうことも多いため、慎重に使う必要があるでしょう。

コートの収納の仕方:省スペースに収納するアイデア

住居に大きなクローゼットがあれば良いですが、一人暮らしのマンションなどだとそうもいかないことが多いですよね。

ここでは、なるべく省スペースな収納アイデアをいくつかご紹介します。

クローゼットの上下スペースを利用する

クローゼットがあるなら、ハンガーで衣類をかけた時にできる上下スペースを活用することができます。

空いている空間にラックや衣装ケースなどを追加し、畳んだり圧縮したものを入れておくことで、かなりのスペース節約につながるでしょう。

オンシーズンの衣類を別の場所にかける

オンシーズンのよく使う衣類を、別の場所に設置したポールハンガーやハンガーラックなどにかけるようにすれば、オフシーズンの収納場所を圧迫せずに済みます。

あと少し収納スペースが足りないという時の応急処置にはなりますが、普段使いの衣類を管理しやすくなるメリットもあります。

コートの収納の仕方:まとめ

いかがだったでしょうか。

コートを収納する時は型崩れにも注意が必要ですが、一番避けたいのは虫食いやカビ汚れです。

オフシーズンの衣類を収納する時は、ホコリや汚れ、湿気をしっかり取り除くことを意識し、防虫剤も忘れずに使いましょう。

収納ケースなどに畳んで入れる場合は、空間に余裕を持たせ、湿気が溜まりにくいように収納して下さいね。

今回は、コートの収納の基本や、便利な収納アイテムなどをご紹介させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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