秋になれば一気にいちょうが開花して、街中が黄色に染まりますね。
いちょう並木にはたくさんの人が訪れて、秋の景色に癒されることでしょう。
いちょうが散れば道は一面いちょうの絨毯となり、秋にしか見れない幻想的な風景が広がります。
今回はそんないちょうの開花から実ができるまでや、銀杏で作るお料理やお菓子などをご紹介します。
ぜひ、ご覧ください♪
銀杏の木が実をつけるまでの過程
開花
イチョウは雌雄異株で、雄の木と雌の木があります。春(4~5月頃)に雄の木は花粉を出し、雌の木は受粉の準備をします。
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受粉
花粉は風によって雌花に運ばれます。受粉が成功すると、雌花は成長を始め、実をつける準備をします。
実の成長
受粉後、雌花は成長し、秋にかけて銀杏の実が形成されます。実は最初は緑色ですが、徐々に黄色やオレンジ色に変わります。
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収穫
秋になると、実が成熟し、地面に落ちます。銀杏の実は独特の臭いがあり、収穫には手袋を使うのがおすすめ。
処理
収穫した実は外皮を取り除き、種子(銀杏)を取り出します。
イチョウの木は非常に長寿で、実をつけるまでに数十年かかることもあります。
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銀杏が落ちる季節とその影響
具体的には9月から11月にかけてになります。
この時期、イチョウの葉が黄色く色づき始めると、銀杏の実も成熟し、地面に落ちるようになります。
銀杏拾いを楽しむなら、この秋の時期が最適です。収穫の際には、手袋やマスクを用意して、銀杏の独特の臭いに備えましょう。
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銀杏の収穫と利用法
収穫
手袋(ゴム手袋やビニール手袋)を用意します。銀杏の果肉は強い臭いがあり、素手で触るとかぶれることがあるので注意しましょう。
袋(レジ袋やジッパー付き保存袋)を用意して、拾った銀杏を入れましょう。
黄色やオレンジ色に熟した銀杏の実を探して収穫します。自然に落ちている実を拾うのがいいでしょう。
手袋をして、銀杏の実を拾っていきます。割りばしやトングを使うこともできますが、手袋を使う方が効率的です。
拾った銀杏の実は、まず水に浸けて果肉を柔らかくします。
数日間水に浸けると、果肉が柔らかくなり、種を取り出しやすくなります。
果肉が柔らかくなったら、手で押して種を取り出します。
この作業をするときも手袋をしましょう。
種を取り出したら、数日間乾燥させます。これにより、保存がしやすくなります。
乾燥させた銀杏は、ジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で保存するか、冷凍保存しましょう。
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利用方法
【炒め物】
銀杏を軽く炒めて、塩を振るだけで美味しいおつまみになります。
【茶碗蒸し】
茶碗蒸しの具材として使うと、独特の風味が楽しめます。
【炊き込みご飯】
銀杏を炊き込みご飯に加えると、香ばしい風味がプラスされます。
【スープ】
銀杏をスープに加えると、栄養価が高まり、食感も楽しめます。
【銀杏餅】
銀杏を使った餅や団子は、独特の風味が楽しめる和菓子です。
【銀杏クッキー】
銀杏を細かく刻んでクッキー生地に混ぜ込むと、香ばしいクッキーが作れます。
銀杏はビタミンやミネラルが豊富で、健康食品としても利用されます。乾燥させた銀杏をそのまま食べたり、粉末にしてスムージーに加えたりするのも人気です。
銀杏の葉や実は、秋の装飾としても人気があります。リースやテーブルデコレーションに使うと、季節感が出ます。
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落ち葉の掃除する際の注意点
落ち葉掃除は、風が少なく晴れている日に行うのが理想的です。風が強いとせっかく集めた落ち葉が飛ばされてしまうことがあります。
雨の日や前日に雨が降った場合、落ち葉が地面に張り付いて掃除が難しくなるため避けましょう。
竹ぼうきや熊手を使うと、広範囲の落ち葉を効率よく集めることができるのでおすすめ。
ブロワーを使うと、風で落ち葉を一箇所に集めることができ、特に砂利の上などで便利です。
落ち葉を集める場所を決め、一方向に掃くようにすると効率が上がります。
木の周りや垣根の下など、落ち葉が溜まりやすい場所から掃除を始めると良いでしょう。
湿った落ち葉にはカビや虫がいることがあるので、手袋をしましょう。
落ち葉を集める際には、腰を痛めないように適度に休憩を取りながら作業を進めてください。
集めた落ち葉は、自治体の指示に従って処理します。多くの自治体では「燃えるごみ」として収集されますが、詳細は自治体のホームページなどで確認してください。
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まとめ
さて、銀杏の落ちる時期はいつ?銀杏で作るお料理やお菓子も大公開はいかがだったでしょうか。
銀杏は秋にしか楽しめない旬のもので、この時期になればレストランでも銀杏料理が多く並ぶようになります。
少し時間をとって、秋ならではのいちょうの絨毯を観光してみましょう。
インスタ映え間違いなし、きっと忘れられない秋になるでしょう。
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