草津の紅葉はいつが見頃?オススメ温泉やハイキングスポット

皆さん群馬県の草津と言えば何を思い浮かべますでしょうか。

草津と聞くと日本三名泉にも数えられている白根山のふもとにある草津温泉が頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

もちろん温泉も素晴らしいのですが、草津にはもう1つ外せないものがあります。

それは紅葉です。

草津は紅葉がとても美しいことでも有名で、木々が真っ赤に染まっていく様はまさに絶景です。

今回はそんな魅力たっぷりの草津の紅葉についてご紹介いたします。

紅葉の見頃やオススメのハイキングコース、更には温泉と効用を同時に楽しむ方法についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

草津の紅葉の見ごろは?

まずは草津の紅葉の見ごろについて見ていきましょう。

草津の紅葉の例年の見ごろは10月下旬からとされており、ウェザーニュースの紅葉ch.によると2024年の見ごろ予想は10月27日頃~とされています。

紅葉を楽しむことができる全国各所の温泉地の中でも、草津は他のエリアよりも一足早く紅葉を楽しむことができます。

落葉予想は11月7日頃~とされているので、紅葉を見に行く方は落葉までの期間に行くようにしましょう。

草津では、カラマツやツタウルシ、カエデ、ダケカンパ、ツツジ、ナナカマドといった数多くの種類の紅葉を楽しむことができます。

ライトアップイベント

また草津温泉の玄関口とも言われる道の駅である草津運動茶屋公園では、例年10月下旬~11月上旬頃まで紅葉の見ごろに合わせてライトアップイベントも開催されております。

この草津運動茶屋公園の紅葉ライトアップは国道292号線を沿うように行われていることから、美しい紅葉沿いの道をドライブすることもできますよ。

さらに公園の奥に露天風呂がある西の河原公園や草津の観光名所でありシンボルである湯畑でも、通年日没~24時までライトアップが行われているので、こちらも紅葉を楽しめるオススメの場となっています。

真っ赤に染まった紅葉も綺麗ですが、ライトアップされた幻想的な紅葉もとても美しいですよ!

紅葉を最大限に楽しむハイキングコース

さて、ここでは紅葉を最大限に楽しむことができるハイキングコースをご紹介します。

実は草津はハイキングコースとしても有名で、四季折々の自然や景色を楽しめる数多くのコースが存在しています。

氷谷ハイキングコース

氷谷ハイキングコースは、草津温泉スキー場天狗山ゲレンデからスタートする片道20分ほどで歩くことができるハイキングコースになります。

天狗山周辺は国内でもいち早く紅葉を見られるスポットとなっており、10月初旬よりカエデやダケカンバ、ナナカマドなどが色づきはじめ10月中旬には見ごろを迎えます。

緑のゲレンデに映える紅葉が美しくオススメのハイキングコースとなっています。

また氷谷コースには途中に氷室と呼ばれる洞窟があり、ここはマイナスイオンを多く含んだ冷気が排出されることから、パワースポットとしても知られています。

氷室は訪れる人に癒しのエネルギーを与える霊場であると伝えられており、日本古来の信仰文化の雰囲気を肌で感じることができるでしょう。

紅葉も見たいけどパワースポットにも興味があるという方はぜひ一度足を運んでみてください。

道も歩きやすく緩やかなルートのため、初心者の方にもオススメのコースとなっています。

シャクナゲ・武具脱の池コース

シャクナゲ・武具脱の池コースは、源頼朝に追われた木曽義仲の残党が武具を脱ぎ捨てたという話から名前が付いた武具脱の池(モノヌグノイケ)を訪れるハイキングコースになります。

コースの所要時間は片道25分と気軽に参加しやすいのも嬉しいポイントです。

形がヒョウタンに似ていることから別名ヒョウタン池とも呼ばれる武具脱の池は、秋になるとカエデやツツジ、ヤマウルシなどが真っ赤に染まりその光景はまさに絶景となっています。

また池のまわりの湿原には木道が整備されており、自然の雰囲気を存分に味わえる空間はまさにハイキングにぴったりのスポットとなっております。

こちらも全行程が緩やかな下りのルートとなっており初心者の方にも歩きやすいコースとなっています。

殺生草津自然遊歩道

殺生草津自然遊歩道は2時間余りで一周することができます。

殺生河原から温泉街へと下っていくのが最も人気のコースとなっており、硫黄のにおいが立ち込める殺生河原はまさに温泉街ならではの雰囲気を楽しめるコースとなっていて、秋には多くの紅葉が色をつけます。

これまで紹介した2つのコースと比べて少し所要時間は長いので、紅葉を楽しみながら長い距離を歩きたいという方にオススメです。

注意点として殺生河原では硫黄水素ガスが岩の間の噴気孔から噴出してるので長居や立ち止まった見学はしないようにしましょう。

紅葉×温泉街というまさに草津ならではのハイキングコースです。

紅葉と温泉が同時に楽しめる場所は?

ここでは紅葉と温泉を同時に堪能できるスポットについてご紹介いたします。

西の河原露天風呂

1章のライトアップの項目でも少し触れましたが、西の河原公園内にある露天風呂になります。

男女合わせると500平方メートルにもなる広大な露天風呂では、秋の紅葉を360度に感じながら体と心を癒すことができます。

その広さから温泉の温度は3つのゾーンに分かれており、湯口に近いほうから43度ゾーン、41~42度ゾーン、40度ゾーンとなっています。

自分の好みに合わせて入りたい温度を選ぶことができるので、熱いお湯に浸かりたい人もぬるめの温度でのんびり入りたい方も楽しむことができます。

入浴料は大人(中学生以上)が600円、子供が(3歳~小学生)が300円となっており、リーズナブルなお値段で温泉に入ることができます。

またオリジナルのロゴマークが入ったタオルも販売されているので、手ぶらで来ても大丈夫です。

西の河原露天風呂は万代鉱源泉を使用しており、泉質は強酸性の温泉で塩化ナトリウムの含有量は多々ある草津の源泉の中で第1位となっています。

塩化ナトリウムを多く含む温泉では、塩分の殺菌力から傷や火傷の鎮痛効果や胃液の分泌を促すことから胃酸欠乏症、慢性消火器病、慢性便秘にも効果があり、多くの効能が期待できます。

注意点としては、湯冷めはしにくいのですがのぼせやすい特徴があるので入りすぎには注意しましょう。

裏草津エリア・・・蕩の湯

裏草津エリアは2021年に湯畑から徒歩5分ほどの距離にある地蔵地区の再整備がなされ、裏草津と呼ばれる新たな観光名所となった場所です。

湯畑周辺の賑わった温泉街を表とするなら、ここは安らぎや憩いの場にしようということで裏草津と名づけられました。

そんな落ち着いた雰囲気が魅力的な裏草津で、紅葉と温泉が同時に楽しめるスポットは蕩の湯になります。

蕩の湯は、ホテル「裏草津 蕩 TOU」の温泉で、ゆらぎの体験をテーマとしています。

屋上には天空の湯という予約制の貸し切り露天風呂があり、草津の紅葉を目一杯に肌で感じながら温泉に入ることができます。

天空の湯は1時間3000円の予約制とはなりますが、貸し切りのため誰の目も気にせず自分だけの時を過ごすことができます。

1階には大浴場もあり、こちらの外庭の露天風呂でも色づく紅葉に囲まれながらお湯に浸かることができます。

こちらは大浴場なので予約などは必要なく、宿泊者は15時~翌1時もしくは5時~10時の好きな時間に入ることができるのでこちらもオススメです。

蕩の湯は酸性硫黄泉で塩化物硫酸塩泉を成分としています。効能としては、神経痛や筋肉痛、関節痛を和らげたり、慢性消火器病や火傷、切り傷にも効果があると言われています。

紅葉を見ながら体の治癒も行えて体と心どちらも癒すことができるので、紅葉と温泉の相性はぴったりですね。

更に裏草津エリア周辺では無料で気軽に入ることができる足湯や温泉で手を洗うことができる手洗乃湯、さらには全国的にも珍しい顔湯なんてものもあります。

足湯は24時間利用することができ、足を温めながら裏草津の夜景を楽しむこともできますよ。

手洗乃湯は蛇口から草津の湯が流れるというもので、酸性泉の殺菌効果や抗ウイルス効果が高く、水道の数倍、硫酸水溶液よりも10%~20%も多く新型コロナウイルスを不活性化できると言われています。

アルコール消毒を1日に何回も使っていると手荒れが気になってしまいますが手洗乃湯なら何度でも安心して消毒をすることができますね。

顔湯は穴の開いた箱を覗き込むような構造になっており、真下に地蔵源泉が流れていることから箱の中を覗き込むと温泉の蒸気があたる仕組みになっています。

この蒸気を浴びることによって保湿による美肌効果が期待できる顔用のスチームサウナのようなものとなっています。

蕩の湯で紅葉を楽しんだ後は、これらのちょっと変わった部位的な温泉を楽しむのも面白そうですね。

まとめ

まとめになります。

今回は【草津の紅葉はいつが見頃?オススメ温泉やハイキングスポット】ということで、草津の紅葉の見ごろや紅葉を存分に楽しめるスポットをご紹介いたしました。

草津の紅葉の見ごろとしては、2024年は10月27日頃~でしたね。

紅葉を最大限に楽しむハイキングコースとしては、氷谷ハイキングコースシャクナゲ・武具脱の池コース殺生草津自然遊歩道の3つのコースをご紹介いたしました。

また紅葉と温泉を同時に楽しめるスポットでは、西の河原露天風呂と裏草津エリアの蕩の湯を挙げさせていただきました。

草津で紅葉を楽しむ際はぜひご参考にしていただければと思います。

今回の記事は以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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