引っ越し時のベッドはどうする?運搬や処分方法などを解説!

春は入社や入学などで新生活を始める方が多く、それに伴った引っ越しを考えている方もいることでしょう。

引っ越しのためには様々な家財道具を運ぶ必要がありますが、中でも大変なものの一つがベッドですよね。

業者に運んでもらうか、処分するか悩むところではないでしょうか?

そこで今回は、引っ越し時のベッドの運搬や処分方法についてまとめてみました。

ぜひ参考にしてみて下さいね!

引っ越し時のベッド:新居に運べるか確認しよう

引っ越し時に運ぶのが大変になるのは、床に置く土台となるベッドフレームと、その上に乗せるマットレスです。

ベッドフレームやマットレスには様々なサイズや種類があり、引っ越し時の運搬のしやすさが変わってきます。

新居にこれらを運ぶ前に、まずはいくつかのポイントを確認しておきましょう。

新居にベッドの設置スペースがあるか

最初に、現在使っているベッドのサイズが、新居のスペースに合っているかどうかを確認しましょう。

セットアップした状態のベッドの縦・横の幅をメモしておき、内見などで新居を訪れる機会がある時に設置スペースを決めると良いですね。

もし新居のスペースに合わないことが分かった場合は、現在のベッドは旧居に残すか処分し、新居用のベッドを新しく購入することを検討しましょう。

解体できるベッドフレームか

ベッドフレームは、どんなサイズのものであっても、そのままの状態では運べないことがほとんどです。

工具を使って解体や組み立てができそうか、また引っ越しや運搬を依頼する業者がベッドの解体や組み立てに対応してくれるかを確認しましょう。

「木ねじ」を使用したベッドは解体中に破損する恐れがあるため、対応できない業者が多いほか、海外製のベッドにも対応できない場合があります。

もし、解体できないベッドを運びたい場合や、集合住宅の3階以上から運び出す場合などは、クレーン車の手配や+αの作業で、数万円以上の追加費用が発生することもありますので注意して下さいね。

またその際には、ベッドが破損した場合の補償について業者に確認しておくことも大切になります。

圧縮できるマットレスか

サイズの大きなマットレスも、引っ越し時に運搬が大変になるものの一つです。

費用を支払って、梱包や運搬を業者にお任せすることもできますが、階段やエレベーターを通り抜けられないなどで、搬出経路が確保できない場合は対応してもらえなかったり、追加費用が発生することもあります。

そこで確認しておきたいのが、マットレス用の圧縮袋でコンパクトにできないかという点です。

マットレスの素材にはいくつかの種類がありますが、市販の圧縮袋と吸引ポンプ(または掃除機)を使って一時的に体積を減らすことができる場合があります。

・ウレタンフォーム:圧縮可能
・ラテックス:圧縮可能
・ファイバー:一応圧縮可能だが、立体構造が潰れてヘタる可能性がありおすすめできない
・ボンネルコイル:ボーダーワイヤーがなければ圧縮可能
・ポケットコイル:並列配列式、かつボーダーワイヤーがなければ圧縮可能

マットレスの再圧縮は、一人だと作業が大変だったり、メーカー保証の対象外となってしまうこともあるので注意が必要ですが、運搬を楽にできたり、費用を安く抑えられる利点もあります。

マットレスに対応した圧縮袋や吸引ポンプは、通販サイトなどで手に入れることができますので、サイズに余裕を持たせて選ぶと良いでしょう。

また、折りたたみ式マットレスの場合は、布団用の圧縮袋が使えることもあります。

引っ越し時のベッド:処分する時は

ベッドフレームやマットレスは、運搬費用がかさむ原因となりやすいので、引っ越し時に買い替えてしまうのも一つの選択肢です。

ただ、その場合は古いベッドの処分方法についても考える必要が出てくるでしょう。

ここでは、ベッドフレームやマットレスの処分方法について解説していきますね。

ベッドフレーム

ベッドフレームは組み立てた状態だとサイズが大きく、粗大ゴミとして処分することになります。

一般的な木製ベッドの場合、自治体にもよりますが、およそ1,000〜6,000円の費用がかかることになります。

しかし、工具などを使って細かく解体することができれば、家庭ごみとして無料で処分できることもあるようです。

一度自治体に確認してみましょう。

他にも、

・引っ越し業者に処分を依頼する
・新品購入時に販売店の引き取りサービスを利用する
・フリマサイトやジモティー掲示板などで引き取り手を探す
・リサイクルショップや不用品回収業者など専門の買い取り業者に依頼する

などの方法があります。

また、金属製のベッドフレームの場合は、スクラップ業者に依頼すると逆に買い取ってもらえることもあります。

マットレス

マットレスもサイズが大きく、そのままの状態だと粗大ゴミに分類されるため、自治体にもよりますが、およそ1,000円~3,000円くらいの処分費用がかかるほか、処分自体を受け付けていない自治体もあります。

その場合は、コイル(スプリング)が使われていないマットレスであれば、ハサミやカッターなどで細かく分解し、家庭ごみとして無料で処分することもできます。

ただ、コイルが使われているマットレスは分解することが難しく、危険が伴いますのでおすすめできません。

マットレスの処分方法は他にも、

・引っ越し業者に処分を依頼する
・新品購入時に販売店の引き取りサービスを利用する
・フリマサイトやジモティー掲示板などで引き取り手を探す
・リサイクルショップや不用品回収業者など専門の買い取り業者に依頼する

などがあります。

引っ越し時のベッド:まとめ

いかがでしたでしょうか。

引っ越し時のベッドの扱い方には様々な方法があります。

業者に依頼する際には、運搬や処分にどのくらいの費用がかかるか、あらかじめ見積もりを出してもらうことも大切です。

複数の業者を比較検討して、なるべく費用を抑えましょう。

今回は、引っ越し時のベッドの運搬や処分方法について解説させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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