お正月と言えばお餅をイメージする方も多いでのはないでしょうか?
焼き餅にしたり、お雑煮にしたり、ぜんざいにしたりとバリエーション豊富で冬に時期にはついつい食べ過ぎてしまいそうになります。
そんなお餅は市販されているものを購入してきて、電子レンジやトースターで温めて食べるのが一般になっていますが、出来立てのお餅はまた格別に美味しいものです。
という訳で、今回は自宅でもお手軽にできる餅つきの代用となるものについて、リサーチしていこうと思います!
餅つきの道具は必ずしも必要ではない
餅つきの道具と言えば臼と杵ですよね!伝統的に餅つきはこの二つの道具で行われてきましたので、餅つきと言えばこの二つの道具がイメージされます。
しかしこの臼と杵はとても大きく重い道具ですので保管場所の問題も含め、現代人にはちょっと現実的ではない道具かもしれません。
ではこの二つの道具が無いとお餅はつけないのかというと、実はそんなことはありません!
今回はどこのおうちにもある道具を使って、お手軽にお餅をつく方法を紹介していきます。
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必要なものはすり鉢とすりこぎ
臼と杵の代用として使う道具は、すり鉢とすりこぎです。
道具を臼と杵からすり鉢とすりこぎに変えるだけで、お餅がつけてしまうんですね!
餅つきの要領も臼と杵を使う場合と基本的には同様で、変わりはありません!
すり鉢がない場合はボウルも使えるようです!
これなら餅つきのためだけに新しい道具を買わなくていいので、気軽にお餅を手作りできそうですね。
作り方
1、もち米を洗ってから、水に浸して一晩浸水させます。
2、蒸し器に水を入れて沸騰させ、蒸布やさらし布などを敷いた上に、水切りしたもち米をいれます。
もち米の中央部分に窪みを作って蒸すと、満遍なく火が通るようになります。
これは餅米に限らず、大量のお米を炊く際のコツの一つですね。
3、20分~25分程度、中火で蒸かしていきます。
4、すり鉢とすりこぎを、お湯で温めておく。
すり鉢に湯を入れて、臼の代用となるすりこぎを浸しておきます。
これはすりこぎに十分な水分を吸わせておくためです。
こうする事で、すりこぎにもち米がくっつき難くなり、作業がしにくくなることを防いでくれます。
5、味見して炊けているかチェックする。米を少量つまんで味見をして、芯が無くなっていれば炊き上がりです。
もち米は餅つき作業をする間に水分が蒸発して乾燥していきますので、少し柔らかめに蒸しておくとちょうどいい仕上がりになります。
6、蒸したもち米をすり鉢にあけて、まず始めにもち米を押しつぶすように、すりこぎで押さえつけていきます。
すりこぎにお餅がくっつくようであれば、すりこぎをの浸水が足りていない証拠なので、もう一度お湯に浸しましょう。
しゃもじなどでお餅をひっくり返しながら、もち米が滑らかになるように押しつぶす作業を続けていきます。
もち米が滑らかになったら、餅つきの工程です。
すりこぎで、もち米の中央部分を叩いていきます。
この時にあまり力を加える必要はありません。
勢いをつけすぎると、すり鉢が割れてしまうことになってしまうので注意が必要です。
10回程度叩いたら、お餅を畳み込む。この作業を繰り返していきます。
耳たぶくらいの弾力になるまで捏ねたら、形成してできあがりです!
7、出来上がったお餅に、きなこや、醤油などお好みの味付けをしていただきましょう。
8、出来上がったお餅を保存用にする場合は上新粉をバットに薄く拡げ、その上に餅を入れれば、お餅同士がくっつかなくなります。
そのまま乾燥させれば、保存用のお餅の完成です。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
専用の道具がなくても、すり鉢とすりこぎという、比較的どこのご家庭にもある道具でも餅つきができることがわかりました。
このテクニックを使って、つきたてのお餅をぜひ作ってみてくださいね。くれぐれも食べ過ぎにはご注意を!
それでは、餅つき道具の代用となるものについてのリサーチでした!
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