保育園で新年会をするねらいはなに?

皆様はご存じではないかもしれませんが、保育園も新年会があります。

年を祝うために、子供たちにお年玉を渡したり、お正月の遊びなどをご紹介します。

保護者も保育士さんたちも保育園の新年会を楽しむことができるかもしれませんので、このブログをご覧ください。

保育園の新年会

保育園に新年会は何をやるのか?

簡単に言えば子供たちにとっては、お正月休みです。

具体的に言うと、保育園児たちは、保育園でお正月の遊びを実施したり、保護者もその新年会を参加したりして楽しんで過ごしたりすることです。

保育園児だけでなく、小学生や幼稚園児も今年1年間も幸せに過ごしたりすることであり、年神様を家庭ごとに幸せになれるように願うことです。

お正月の意味は?

お正月は、1月という意味ですが、今は、行事の期間を表すようになっています。

例えば、元日は、1月1日に表すことですし、三が日は、1月1日から3日まで表すことですし、松の内は、1月1日から7日を表します。

つまり、サラリーマンだったら、三が日までがお休みですし、学校では、松の内までがお休みの日にするのが原則です。

保育園の新年会をするねらいは?

凧あげや羽根つきなどのお正月遊びがあることをご存じ方がいると思います。

最近の保育園はお正月遊びが増えてきています。

その理由は、日本の伝統・慣習を理解させることですし、昔の遊びを日本の文化を受け継ぐのもそうですが、大人になったら子供たちに教えることも大切なことです。

お正月遊びをご紹介

羽根つき

昨年の1年間の厄をはねて、子供たちの健康を願うために羽根つきを遊びます。

元々は、日本でいったら室町時代で、中国の遊びと言われています。

羽根つきの遊び方は、バドミントンの遊び方と同じです。

羽を落とさなかったら勝ちですが、もし、羽を落としたら顔に墨を塗られます。

仮に羽根を落としたとしても、墨を塗られても魔除けのためだと思ってください。

無患子(むくろじ)の実は、羽根つきに使われています。

無患子を使われている理由は、子供たちが病気や災害を防ぐためであり、お正月に羽子板をプレゼントに贈る文化があります。

ちなみに、子供たちがケガをするのではないかという心配であれば、羽子板はうちわだったり、羽根は、紙風船を使えば、痛みは感じないと思います。

凧揚げ

江戸時代に、男の子が生まれたら、お祝いとして遊ばれている時代です。

高く上がれば上がるほどその男の子が元気よく成長すると言われています。

平安時代の貴族のための遊びだと言われていますが、元々、中国の遊びだと言われています。

あくまで説と言われていますので、いまだに分かっていません。

基本的な遊び方は、風の空気を合わせて、凧を高く上げることが一般的な遊び方です。

他には、「凧合戦・凧喧嘩」という遊び方は、凧同士をぶつけながら、もし、相手の凧が落ちたら、負けというルールもあります。

凧揚げをしたい子供たちは、もし万が一何かあったらいけないので、大人と一緒に遊んで、子供たちの大きさを合わせて、紐(ひも)の長さを合わせると安心です。

福笑い

明治時代から始まったお正月の遊びとしての一つです。

その起源は不明ですが、新しい年を幸せになるように願って、縁起物があるおたふくなどの顔を親しむようになったという説があります。

遊び方は、目隠しした状態でおたふくの輪郭がわからないようにして、どれが目、鼻、口などをわからないようにして並べたりします。

視界を遮断した状態で、正確に顔を並べたり、面白い顔をしたりすることが楽しめたりすることができます。

まとめ

皆様は、なぜ、保育園で新年会が必要なのかお分かりになりましたか。

家族の行事は毎年、日本の文化を教えることが当然ですが、子供たちが、保育園で、伝承遊びをしたり、その遊びを知ることが、日本社会としては必要なのではないかと思います。

最近は、お正月の遊びをする家庭が少なくなっているのではないかと思います。

特に若い人は、遊び方を教えなかったり、日本の文化を関心持っていないこと自体が正直に言って寂しいですし、日本人としての意識がないのではないでしょうか。

皆様は、どうお考えでしょうか。

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