夏に涼をとるために欠かすことのできないアイテムといえば、エアコンと扇風機ですよね。
私たちの生活に無くてはならない身近な存在であるエアコンと扇風機ですが、これらはどのくらい電気代が違うのでしょうか?
また、電気代を節約するための効果的な使い方など、今回はそのあたりについてリサーチしていこうと思います。
扇風機とエアコンの1時間あたりの電気代の比較
扇風機 0.62円/1h
エアコン8畳 17.1円/1h
扇風機とエアコンでは消費電力に大きな差があります。
消費電力の大きいエアコンの方が、扇風機よりも電気代が高い傾向にあるようです。
夏本番に向け、5月に一度エアコンのスイッチを入れ、試運転をしておくことが大事なんだとか。 エアコンの使用には早いように思えるこの時期にするべき理由と、具体的な方法を解説します。 #AD
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) March 27, 2024
扇風機をエアコンと併用して使うことで電気代の節約に!
夏本番を迎え、暑さが厳しくなってくると、扇風機だけでは涼をとることが難しくなりますよね。
そのためにエアコンを使用するようになる方が多いと思います。
特に猛暑日にはエアコンの設定温度を低くして涼をとられる方もいるのではないでしょうか。
そんな時に、ついつい気になってしまうのが電気代ですよね。
エアコンは設定温度が1℃違うだけで、約10%も電気代が変わってくるといわれています。
そこでオススメなのが、扇風機とエアコンを併用して効率的にお部屋を涼しくすることです。
むやみに設定温度を下げるのではなく、扇風機を併用して使うという工夫をすることで、より涼しさを感じやすくなります。
部屋の中に存在する「温度のムラ」
エアコンと扇風機を組み合わせることで、冷房の効果が高くなる理由としては、部屋の中の「温度のムラ」を解消できることにあります。
温度のムラとは、部屋の中の一部分の空気は冷たくなっているけれど、別の部分は暖かいままといった状態のことを指します。
一般的に、冷たい空気は足元の方に溜まりやすくなるため、エアコンをつけていても「足元のほうは冷えているけど、上の方の空気は暖かいまま」という状態になりがちです。
このような状態では、エアコンが「設定温度になっていない」と勘違いをして、必要以上に部屋を冷やし過ぎるなどして、電気代が必要以上にかかってしまうことがあります。
これの状態をを解決するのに有効なのが、扇風機とエアコンの併用なのです。
エアコンの働きを助けるためにオススメな扇風機の置き方
先述のとおり、エアコンで冷房した際には冷たい空気が足元にたまり、暖かい空気は上のほうにたまるので、部屋の中に温度のムラができてしまいます。
扇風機をエアコンと併用する際は、温度ムラをなくすために部屋の空気をしっかり動かして、かくはんさせることが重要です。
ここでは扇風機とエアコンの効果的な置き方について解説してきます。
エアコンの風向きは「水平」に設定
エアコンの風向き設定は水平に設定します。
冷たい風は下のほうにたまるので、エアコンの冷風を下に向けてしまわずに、水平に吹き出すことで部屋の広い範囲に冷風を送ることが可能となります。
扇風機は「天井に向けて」風を送るよう設置
扇風機は首降りの角度をできる限り上向きにして、天井に向けて風を送るように設置します。
扇風機の中でもサーキュレーターは部屋全体に空気の流れを作ることが得意なので、こういう用途にはオススメですね。
エアコンからの冷気はそのままだと足元にたまってしまいますが、扇風機で風を起こして室内の空気をかくはんさせる事でムラなく冷気が行き届くようになります。
また、顔や体に冷気があたると体感温度が下がるので、これも電気代節約に貢献してくれそうですね!
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まとめ
さてここまで、扇風機をエアコンと併用することのメリットや置き方やについて、リサーチをまとめてきました。
エアコンと扇風機を併用することで、それまで足元にたまりがちな冷気が部屋全体にムラなく広がって、効率的に冷房することが可能であることがわりました!
また冷風を部屋全体にかくはんする過程で、冷気が顔や体にあたり体感温度が下がることになり、涼を感じやすくなるということもわかりました。
体感温度が下がることで、エアコンの設定温度を上げても快適に過ごせるようになりますので、これが電気代の節約へとつながりますね。
以上、扇風機とエアコンの電気代の比較と節約方法についてのリサーチでした。
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