台風などの災害時に用意する防災バッグには何を入れたらいいの?

毎年のように猛威を振るう台風や大雨、そんな自然災害や災害発生時の備えとして、防災バッグを用意しておくことはとても大切です。

しかし、日頃から防災リュックを準備できているという人は、それ程多くはいらっしゃらないのではないでしょうか。

しかもいざ防災バッグを用意して万一に備えようとなると、いったい何を入れればよいものか、困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

という訳で今回は、防災バッグに入れるておくと良いものをリサーチしてみようと思います。

防災バッグとはどういうもの

防災バッグとは、避難時に必要な防災用品や生活用品をまとめて持ち運べるようにしたものです。災害発生時に両手を自由に使えるリュックが最も適しており、多くの人がリュック型の防災バッグを用意しています。

自治体が用意した避難所に避難すれば、生活物資が届けられますが、支援が届くまでに時間がかかることや、必要なものが不足する可能性もあります。そのため、自分や家族に必要な生活用品をあらかじめ防災リュックに詰めておくことで、避難先での生活不安を少しでも軽減することができます。

防災バッグに含めるべきアイテムには、飲み水、非常食、救急用品、衛生用品、衣類、懐中電灯、携帯ラジオ、バッテリーなどがあります。それぞれの家庭や個人にとって必要なものを事前に備えることで、緊急時にも冷静に対応できるようになり、安心感を得られます。

防災バッグを準備しておく意義は、まさにこの備えによって避難先での不安を軽減し、安心して避難生活を送ることにあります。

防災バッグに入れるおすすめアイテム

いざという時に何が必要かは家族構成や様々な事情で変わってきますので、一概には言えません。

そこで今回は、用意しておいてまず間違いのない最低限のアイテムを5に絞ってご紹介してみようと思います。

ここでご紹介するアイテムは必要最低限度の物ですので、ご自身の生活環境に合わせて追加してみてくださいね。

非常食

大きな災害時には、交通機関が止まってしまったり、スーパーやコンビニなどの店舗も被災して営業できないことがあります。
そのため、ある程度の備蓄がないと、食料が不足することが考えられます。
ですので防災バッグには非常食として、缶詰や乾パン、チョコレートなど、比較的長期保存が可能な食品を入れておくのがおすすめです。
また、水は人が生きていくためには絶対に必要なものですので飲料水も忘れずに入れておくことが大切です。

保温具

大きな災害時には、停電などで暖を取るのが難しいという状況が発生してしまうことも想定されます。
そんな時のために用意しておくと安心なのが保温具です。
保温シートや毛布など、寒い時期でも体を温めるためのアイテムを用意しておきましょう。

防寒着

災害時はいつやってくるかわかりません、気温の変化の激しい時期には急激な気温の低下が起こることがあります。
そのため、保温具に加えて防寒着の用意も大切です。
寒さ対策のアイテムとしては、厚手のセーターやコート、マフラーや手袋などは用意しておきましょう。

ラジオ

大きな災害などで停電が発生した場合には、情報収集が困難になってしまうことがあります。
そんな時にはラジオが活躍します。特に手回し式のラジオであれば電池も不要でいつでも使えますよね。
また、スマートフォン用の充電器も用意しておくと、スマホの充電が切れてしまった時にも役立ちます。

トイレットペーパー

トイレットペーパーは普段から使用するものですが、災害時には特に重要なアイテムになります。
停電や断水が起こった場合、トイレットペーパーが手に入らなくなることがあります。
手が汚れた際に拭き取るために使用するなど、ティッシュペーパーとしても使用できますし非常におすすめです。
またトイレットペーパーと一緒にウェットティッシュも用意しておくとより安心ですね。

まとめ

以上ここまで、防災バッグに入れるべき最低限どのアイテムを5つ紹介してみました。
防災バッグにはこれ以外にも、両手がフリーになる懐中電灯や予備の電池、ライターや応急処置セットに現金やクレジットカードなどなど、ご自身やご家族にに必要なものを加えておくと安心ですよね。
もしもの災害に備えて、ぜひ防災バッグの準備をしておきましょう。

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