台風はいつ頃から発生するの?日本はなぜ台風が多いの?

みなさんこんにちはもうすぐ夏ですね。

7月、8月、9月、10月は家族やお友達でバーベキュー、海水浴、花火大会など地元お祭り、お出かけ日和を邪魔するかのように毎年はやってくる台風。

今回は台風について調べました。

みなさん日頃から天気予報など見てると思いますが、台風とは一体なんなのか?

どんな風に台風となるのかを分からない人が多いと思うので調べました。

台風とは

台風とは、熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17メートル(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

台風の原因はなんなのか?

海面水温が高い熱帯の海上では上昇気流が発生しやすく、この気流によって次々と発生した積乱雲(日本では夏に多く見られ、入道雲とも言います)が多数まとまって渦を形成するようになり、渦の中心付近の気圧が下がり、さらに発達して熱帯低気圧となり、風速が17メートルを超えたものを台風と呼びます。

台風はいつからいつまで発生するの?

台風の発生率は過去の記録を見たところ早ければ5月、6月、7月、8月、9月、10月に発生していたことがわかりました。

台風は何月に1番多い?

発生・接近・上陸ともに、7月、8月、9月、10月にかけて最も多くなります。

台風の発生率!接近率!

  • 5月の発生率は1.0%で接近率は0.7%
  • 6月の発生率は1.7%で接近率は0.8%
  • 7月の発生率は3.7%で接近率は2.1%
  • 8月の発生率は5.7%で接近率は3.3%
  • 9月の発生率は5.0%で接近率は3.3%
  • 10月の発生率は3.4%で接近率は1.7%

記録から見ても台風が発生、接近8月と9月に最も多くことがわかりました。

8月に台風が多いのはなぜなのか?

例年の8月〜9月ごろは、太平洋高気圧と偏西風が台風を日本に運びやすい場所に位置しています。

このため、太平洋高気圧の時計回りの風に流されて北上してきた台風が、今度は偏西風によって東へ流されるようになり、放物線を描くように日本へ近づいてくるのです。

9月に台風が多いのはなぜなのか?

9月は秋雨前線が本州付近にあります。

この影響で、台風接近前から暖かく湿った空気で秋雨前線が刺激され、大雨になることがあります。

秋雨前線と台風で大雨が続き、大災害が発生しやすくなります。

実は9月は7月に比べ海面水温が高い事から台風の発生数が多く、さらに日本に上陸しやすい事が統計から分かっています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Masaaki Masa Uesugi(@mothersurf_masa)がシェアした投稿

台風はなぜ夏と秋に多いのか?

台風は海水温が27度以上(いじょう)の温かな南の海で、一年中発生していて、夏から秋にかけて発生の数がふえます。

色々な条件が重なって8月、9月に多いのかわかったところでふと疑問になりました。

なんで日本にこんなにも台風が多いのか不思議になって調べました。

日本はなぜ台風が多いのか?

日本って世界的に見ても、台風が近づきやすい国なんです。

それは、台風のできやすい場所が日本の南の海上にあるということと、コースがちょうど日本の上に来やすいといういくつか要因があるからです。

中国大陸から流れてくる偏西風と、日本の東にある高気圧の影響を強く受けています。

そこから高気圧を避けて、偏西風によって軌道を変えながら日本にやってくる通り道ができてしまっていることが、日本に台風が接近する可能性が高い大きな理由です。

台風は、西へ流されながらしだいに北上しますが、日本などが位置する北半球の 中緯度 ちゅういど 地方に来ると、上空では西から東へ強い風( 偏西風 へんせいふう )が 吹 ふ いているので、台風は高気圧のまわりを回って、速い速度で日本の方向へ向かって来ます。

まとめ

台風の発生率、接近率

  • 5月の発生率は1.0%で接近率は0.7%
  • 6月の発生率は1.7%で接近率は0.8%
  • 7月の発生率は3.7%で接近率は2.1%
  • 8月の発生率は5.7%で接近率は3.3%
  • 9月の発生率は5.0%で接近率は3.3%
  • 10月の発生率は3.4%で接近率は1.7%

また日本は台風が多い国なのがわかりました。

調べて思ったこと

私はよく地元お祭りなどに毎年行っています。

台風の影響で天候が荒れることが何回かあり、中止になったことがあります。

今年の夏、お出かけする時に台風の影響を受けないこと願います。

コメント