金魚と混泳させるにはなにがいい?相性の良い悪いを徹底解説!

夏祭りといえば、金魚すくい!

金魚すくいはすくった魚をそのまま持ち帰れるのが魅力です。

金魚はホームセンターなどでも手軽に買える魚ですが、体の大きさや泳ぎの苦手さから混泳の相性には注意が必要です♪

今回はそんな金魚の混泳について、おすすめの混泳相手や熱帯魚、混泳の注意点など詳しく紹介していきます!

金魚と相性の良い混泳魚種

金魚はとてもおとなしい性格で、ほかの魚を攻撃することもありません。

そういった点では、とても混泳向きの魚です。

金魚は成長すると体長20cmを超える中型魚なので泳ぐ力が強いのが特徴です。

なので、小魚は混泳タイプに向いていません。

 

相性のいい混泳タイプ
  • 金魚と同じくらいの泳ぎの上手さ
  • 体が大きい
  • 金魚を攻撃しない
  • 生活スペースが異なる

おすすめ混泳生き物
  • 金魚同士
  • ドジョウ
  • カマツカ
  • ナマズ
  • ヤマトヌマエビ
おすすめ混泳熱帯魚
  • プレコ
  • グッピー
  • コリドラス
  • ネオンテトラ

金魚は実は混泳が難しい魚です。

群れる性質はありますが、性格などがあわなければいつまでも犬猿の仲!
しかし一度うまくいけばずっと一緒にいるほどの仲良しになります♪

金魚は長生きする魚です。

みんなで仲良く、元気に泳いでもらいましょう。

金魚と相性が悪い混泳魚種

混泳できる魚が多い印象の金魚ですが、実は、相性の悪い魚も多くあります。

以下に金魚との相性が悪い生物の中から代表的なものを4つ紹介していきます。

相性の悪い混泳タイプ
  • 金魚を食べる
  • 金魚を攻撃する
  • 金魚のフンなどの水質の悪化に弱い

 

混泳させてはダメな生き物
  • ベタ
  • アカヒレ
  • メダカ
  • 石巻貝

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

シータケ(@shiytake)がシェアした投稿

 

混泳に適した水槽環境の作り方

金魚とほかの魚を混泳させて同じ水槽で飼育するなら、水槽の作り方にも工夫が必要♪

こちらでは、みんながのびのび暮らせる水槽づくりをご紹介します。

 

スドー土管の設置

金魚と他の魚を混泳する場合は、お互いになにかトラブルがあった際にすぐ逃げ込めるよう、隠れ家になるようなアクセサリーや土管などを設置しておきましょう。

先端の尖った流木は金魚のヒレが引っかかりやすいので、なるべく金魚の体を傷つけにくそうな形状のものを選定してください

 

人工水草

混泳に必要な隠れ場所といえば水草が代表的ですが、水草は金魚の大好物で、食べられたり掘り返されることも多いので、金魚飼育においてはあまり隠れ場所にはなりません

金魚のおやつとしてではなく隠れ場所、観賞用として水草を入れたい場合は、活着で育てられて、葉が硬くかじられにくいアヌビアス・ナナなどの種類を選びましょう

また、絶対に食べられることのない、人工水草を使用するのもおすすめです。

 

底砂には大磯砂

水草を植え付けたり、アイテムを固定したりととても便利な底砂ですが、金魚飼育で水槽に底砂を敷きたい場合は、ソイルの使用は控えましょう

金魚は底砂を掘り返す習性があるので、せっかくのソイルを崩してしまいます。

金魚を飼育する際は大磯砂や田砂など、ソイル以外の底砂がおすすめ!

また、こういったことから金魚と混泳できる魚も、大磯素や田砂で飼育できるものがおすすめです。

 

混泳のトラブル対処法

いじめトラブル

飼育期間が長くなると、水槽内で特定の金魚だけ追いかけられるようになったり、混泳している他の金魚から突っつかれるといったいじめが起きることもあります。

新しく購入した金魚を混泳水槽に入れたことで、今まで仲が良かったのにケンカが発生してしまうことも!

 

解決策

  • 隠れ場所を作る
  • 別水槽で飼育する

混泳させる場合、体格差がありすぎたり、気の強い金魚がいると混泳相手をいじめることがあります。

水草や岩などを水槽の中に配置することで、いじめられている金魚が身を隠す・逃げる場所を作ってあげましょう。

 

エサの取り合い

金魚と混泳している他の魚との小競り合いやエサの奪い合いなどが頻発する場合があります。

力関係の強い魚ばかりがエサを食べて、弱い魚はずっと食べられずにいることもあります。

 

解決策

  • 仕切り板や産卵ケースを使って水槽の中に仕切りをする
  • 別水槽で飼育する

力関係の弱い方がストレスや栄養不足で弱って死んでしまうこともあるので、思いきって別水槽で飼育したほうが、長生きさせやすいです。

 

まとめ

さて、金魚の混泳についてはいかがだったでしょうか。

仲良く混泳させるには、魚種を選んだり水槽の環境を工夫したりすることが必要です。

金魚は一度仲良くなると、ずっと仲良く水槽の中で暮らしますが、一度犬猿の仲になるとなかなか仲直りをしないので、水槽の中に仕切りを作ったりして離したほうがいいでしょう。

それでは、快適な金魚との暮らしをお楽しみください♪

コメント