海水浴ではクラゲにご注意! 種類別に危険性を徹底解説

海水浴に行くと心配なのが、『クラゲ』!

クラゲが出る時期は6月~10月頃。最も盛んな時期は8月中旬です。

海にクラゲがいない時期はないと言われていて、一年中クラゲがいます。

クラゲが最も少ない時期は7月頃。

なかには猛毒を持つクラゲもいるので、刺されたことに気づいたらすぐに病院へ行きましょう。

今回はそんなクラゲの種類や危険性をご紹介します♪

 

海水浴場で見られるクラゲの種類

危険!猛毒をもつクラゲ
アトランティックシーネットル
カツオノエボシ
イルカンジクラゲ
オーストラリアウンバチクラゲ
ハブクラゲ

日本でよく見るクラゲ
オキクラゲ
ハナガサクラゲ
ユウレイクラゲ
キタユウレイクラゲ
アカクラゲ

猛毒をもつクラゲの特徴・危険性

アトランティックシーネットル
特徴
アトランティックシーネットルは、日本にも生息するアカクラゲの近縁種になります。
40本の長い触手を持っていて、触れてしまうと焼けただれるような激痛が走るのが特徴です。
危険性
名前の一部のシーネットルは「海のイラクサ」という意味があります。
ギンピーギンピーをはじめとしたイラクサ科の植物並みの猛毒を持っています。

カツオノエボシ
特徴

一般的なクラゲの見た目とは少し違った姿をしています。

ビニールのような浮き袋があって、そこから伸びた三角形の帆を水上に出すことで風を受けて移動する、ヨットのようなクラゲです。

1個体にみえるカツオノエボシですが、たくさんのヒドロ虫が集まってできている生体です。

 

危険性
カツオノエボシは人を殺してしまうほどの猛毒を持ったクラゲです。
別名「電気クラゲ」と呼ばれています。

イルカンジクラゲ
特徴

イルカンジクラゲはとても小さくて、刺されたことにすら気が付かないので注意が必要です。

気づかないまま海から上がって数時間後に、急に体中に激痛が襲い掛かってしまうことが多いのも特徴です。

 

危険性
イルカンジクラゲはオーストラリア北部に生息する、3㎝ほどの小さな体に50㎝を超える触手を持つ変わった形のクラゲです。
小さな体でありながらコブラの100倍、タランチュラの1000倍ともいわれる最強の猛毒を持っているので要注意!

オーストラリアウンバチクラゲ
特徴
傘が半透明でとても見えにくく、触手が最長4.5mもあるので他の猛毒クラゲよりも注意が必要です。
刺されてしまうと刺傷箇所の壊死・視力低下・呼吸困難・心停止等の症状が現れて、10分もたたないうちに死亡してしまう。
危険性
地球上で最も恐ろしい毒を持っていると言われています。
その恐ろしさから通称「キロネックス」と呼ばれていて、「海のスズメバチ」「殺人クラゲ」といった別名を持っている。

ハブクラゲ
特徴

ハブクラゲはクラゲとは思えないほど遊泳能力が高くて最大時速は約7km!

人が歩くスピードくらいで自由に泳ぎ回ることができます。

別名『獲物を追いかけて捕らえる獰猛なハンター』と呼ばれています。

海水浴シーズンの5月から10月にかけて発生するので要注意!

危険性
日本にいる毒クラゲの中で最も危険と言われているのがハブクラゲです!
ハブという名前から想像できるように、沖縄周辺の海に生息していて刺された場合は死に至る可能性もあります。

日本でよく見かけるクラゲの特徴・危険性

オキクラゲ
特徴 
台湾から北海道にかけて生息するクラゲです。
6月~8月に日本近海で多くみられるようになるので、海水浴で被害に遭いやすいのが特徴。
危険性
そこそこ強い毒をもっています。

 

ハナガサクラゲ
特徴

本州中部から九州沿岸のやや深い海に生息するハナガサクラゲ。

なぜか日本と正反対に当たるブラジルやアルゼンチンの海にも生息しています。

 

 危険性

人に激痛を感じさせるほどの強烈な毒を持っています。

死亡例は報告はありませんが大怪我は避けられないので海岸で見かけても触らない方がいいでしょう。

 

ユウレイクラゲ
特徴
真っ白な体をゆらゆらと漂わせる様子は幽霊そのもの。
平均的な大きさは15㎝~30㎝くらいですが、大きなものでは1mを超えることもあります。
日本では本州中部より南にみられることが多いようです。
危険性

毒を持っています。

海の魚たちがユウレイクラゲを隠れところとして生息することも多いようですが、その魚たちもボロボロになることがあるようです。

 

キタユウレイクラゲ
特徴
ユウレイクラゲの近縁種で三陸地方よりも北に多く生息しています。
ユウレイクラゲと形が似ていますが、よく観察すると体色や放射菅の構造が違っていて、直径2mを超える大きさに成長します。

 

 危険性

かなり強い毒を持っているので触らないようにしましょう。

「クラゲを食べるクラゲ」と言われています。

 

アカクラゲ
特徴
北海道以南の日本沿岸に広く生息するアカクラゲ。
このクラゲが乾燥すると毒を含んだ刺糸が舞い上がって、吸い込んでしまった人は激しいクシャミを引き起こすといわれていて、「ハクションクラゲ」なんて別名も付けられています。
 危険性
放射状に広がる16本の縞模様を持った毒々しいクラゲです。
見た目通り強い毒を持っている。

 

海水浴でのクラゲ対策

クラゲに刺されないための対策
  1. 海水浴はクラゲ対策ネットが設置されているビーチで楽しむ
  2. ラッシュガードを着用する
  3. スパッツ、ウェットスーツを着用する
  4. クラゲ情報を調べる

 

 

 

まとめ

夏になると海水浴を楽しみたいですね♪

クラゲは一年の中で7月が一番少ないので海水浴におすすめです!

クラゲはほとんどが毒を持っており、刺されるとピリピリしびれたり痛みを感じます。

なかには猛毒を持つクラゲもいるので、刺されたことに気づいたらすぐに病院へ行きましょう。

 

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