浴衣に合うバッグは?巾着や小物についても紹介

夏といえば皆さん何を想像しますか?

夏祭りや海、花火大会など様々な行事がありますが、浴衣というのも夏を象徴するものですよね。

浴衣を着る機会はそう多くはないので、いざ浴衣を着るとバッグの選び方や小物の選定などファッション的に悩むという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな浴衣に合うバッグや巾着、小物などについてご紹介したいと思います。

それぞれのカテゴリー別に紹介していきますので、ぜひご参考にしてください。

バッグの選び方

まずはバッグの選び方について見ていきましょう。

浴衣に合うバッグを選ぶうえで重要なのが色味です。

浴衣の色に合わせて、バッグを選んでいく3つのテクニックをご紹介いたします。

反対色を意識しよう

1つ目の技は反対色を意識することです。

コントラストとも言われますが、この反対色を意識するだけで浴衣に合うバッグについて絞ることができます。

例えば浴衣の主要な色に合う反対色のバッグはこんな感じです。

赤色系の浴衣→青系、緑系のバッグ

青系の浴衣↔赤系、オレンジ系のバッグ

紫系の浴衣↔黄色系のバッグ

明るい色の浴衣↔暗めの色、ボルド色のバッグ

濃い色の浴衣↔明るめの色、パステルカラーやソフトな色のバッグ

こういった反対色を使うことで、浴衣とバッグのお互いの色を引き立てあうことができ、メリハリのきいたコーディネートになります。

浴衣の柄の色と合わせてみる

2つ目の選び方は浴衣の柄の色と合わせてみる方法です。

浴衣には様々な柄が施されているものも多いですよね。

そんな柄の中の1つの色に合わせてバッグを選んでみましょう。

例えば、水色ベースに赤い金魚の柄が入っている浴衣ではバッグも赤色に合わせてみたり、白色ベースに紫の紫陽花の柄が入っている浴衣では紫色のバッグにしてみたりという感じです。

柄に合わせるだけなのでとても簡単ですし、柄に合わせることで浴衣とバッグがセットに見えて統一感が出ます。

1つ目で挙げた反対色が難しいという方は、まずはこちらからチャレンジしてみるのも良いかと思います!

同じ色を選んでみる

3つ目の方法は浴衣と同じ色を選んでみるです。

1つ目に挙げた「反対色を使う」と矛盾していると思われたかもしれませんが、あくまでそれぞれ独立したテクニックになるのでお好きなほうを選んでみてください。

反対色を使用することで浴衣とバッグの色を引き立てることができるとお話ししましたが、浴衣とバッグを同じ色にすることではしっとりとした印象になったり、統一感を出すことができます。

以上がバッグを選ぶ際の3つのポイントになります。

ご自分の好みやファッションスタイルに合わせてぜひ参考にしてみてください。

巾着の選び方

続いては浴衣に合う巾着の選び方になります。

巾着とは、袋物の一種で開口部をひもなどで締める袋のことです。

巾着は江戸時代に一般的に広まったこともあり、和服にとても合うスタイルになっており浴衣とも相性抜群になります。

巾着には様々な種類がありますが、ここでは浴衣に合うと人気のかごがついた姿が特徴的な「かご巾着」のオススメをご紹介させていただきます。

和紙を使用した かご巾着

かご巾着の中には和紙で編み込まれた姿が特徴的なものも販売されています。

和紙は日本の文化に深く根付いている伝統素材ということもあり、1400年もの歴史があります。

また和紙も巾着と同様に江戸時代から庶民に広く普及するようになったので、歴史的な文化としても近いものがありますね。

和紙の特徴としては繊維の強さが挙げられ、破れにくく、水に強いというメリットがあります。

そんな防水加工が施された和紙が竹籠などに貼り付けられたかご巾着は、浴衣との相性がとても良いです。

歴史の長い和紙はデザインとして流行に左右されない強みもありますので、1つ持っておくと様々な場面で使用することもできるのでオススメです!

トウモロコシの葉を使用した かご巾着

2つ目のオススメのかご巾着はトウモロコシの葉を使用したものになります。

意外な事実に思う方もいるかもしれませんが、とうもろこしの葉は加工処理することで素材として活用することができます。

天然素材を使用しているということもあり、見た目では温かみのあるかご巾着となっています。

トウモロコシの葉を使用した加工品の特徴としては、縦方向と横方向に編み込んでいくことでとても丈夫でしっかりしているものになります。

物を入れて使用することになるので、そういった頑丈さは大きなメリットになりますね。

小物の選び方

続いては浴衣に合う小物について見ていきましょう。

小物を使用することで浴衣にアクセントを加えることができ、より一層浴衣の着こなしを楽しむことができますよ。

髪飾り

最初にご紹介するオススメ小物は髪飾りになります。

浴衣の場合に限らず普段から付けているという方も多いと思いますが、ここでは浴衣を着ているときにオススメの髪飾りをご紹介したいと思います。

かんざし

1つ目のオススメの髪飾りはかんざしです。

かんざしにはシンプルで簡単に髪をまとめることができるお箸のような一本足のもの。

一本足よりもしっかりと髪をまとめられる二本足。

他の髪飾り等と併用することでおしゃれに髪をまとめられる櫛形のものがあり、自身のヘアスタイルと相談して合うものを選びましょう。

また、かんざしと聞くと和服のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

実際に浴衣との相性も良く、数多くの品が流通しています。

おすすめのデザインとしては、桜の花びら模様が施されたものや夏祭りの雰囲気に合う金魚の柄が入ったもの等は見た目も綺麗で非常におすすめです!

つまみ細工の髪飾り

2つ目のおススメはつまみ細工が施された髪飾りです。

つまみ細工とは小さな布を折って、つまんでを繰り返し組み合わせることで櫛やかんざしを華やかに彩る江戸時代から伝わる日本の伝統工芸です。

つまみ細工はその長い歴史から、レトロでかわいい印象のある髪飾りのものが多く浴衣にもよく合います。

特に複数の色を折り込んだつまみ細工は、1章のバッグの選び方のテクニックとして挙げた浴衣の柄と反対色の物を使う技や同じ色の物を使う技を活用することができるので、浴衣の色・柄からつまみ細工の配色を選んであげると良いでしょう。

落ち着いた雰囲気を残しながらも髪飾りのかわいらしさも主張したいという方にはピッタリの品になっています。

帯締め

続いての小物は帯締めです。

帯締めとは、浴衣などの着物を着る際に帯が崩れてしまわないように締めるひものことです。

帯締めはその構造上、帯を結んだ後に上から結ぶことになるので目に入りやすいことや、着物全体でみると中央部分で結ぶので、帯締めの色や飾りは浴衣全体の雰囲気を左右すると言っても過言ではありません。

本来の役割である帯崩れを防止するという機能はもちろんですが、浴衣にアクセントを加えるファッション的な役割も大きいです。

人気のあるものとしては、パールが施されたものや穴が開いたガラス玉であるとんぼ玉が装飾されたものになります。

浴衣のベース色や柄にもよりますが、青や水色の帯締めを選ぶと見た目が涼しく見えるのでオススメです!

まとめ

まとめになります。

今回は【浴衣に合うバッグは?巾着や小物についても紹介】ということで、浴衣と相性の良いバッグや小物についてご紹介しました。

色を意識したテクニックでは、浴衣とバッグで反対色や同じ色を使うことで全体のメリハリをつけたり統一感を出すことができるようになります。

巾着は和紙やトウモロコシの葉などの素材を自分の浴衣のスタイルに合わせて選ぶことで雰囲気を変えたり、小物では髪飾りや帯締めを使用することでアクセントを加えることができましたね。

今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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